悪魔的な客室係/Devilish Valet
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クリーチャー — デビル(Devil) 戦士(Warrior)
トランプル、速攻
団結 ― これでないクリーチャー1体があなたのコントロール下で戦場に出るたび、ターン終了時まで、悪魔的な客室係のパワーを2倍にする。
速攻とトランプルを持ち、団結でターン終了時までながらパワーが倍になっていくデビル・戦士。
性質上、トークンのように大量のクリーチャーを並べる手段との相性が良く、4体で16倍・5体なら32倍と1ショットキルも狙える。ニューカペナの街角であれば互いにレアのためリミテッドで揃えるのは難しいが、大衆蜂起/Rabble Rousingなどは相性が抜群。登場時のスタンダードにもトークンを生成する方法が多数存在している。
一方で素のパワーが1しか無いので、単独ではほぼ役に立たない。また大量展開はそれ自体が返しのターンに全体除去を食らわない限りリーサルに繋がりやすく、構築ではややオーバーキルになりがち。その全体除去に対して強いことからウィニーになりやすいトークンとの相性自体はかなり良いものの、適当なタイミングで出すのでは無く、単独の攻撃でゲームを終わらせられるよう、しっかり計算しながら運用しないと意味が無くなりやすい。パワーが倍々になっていく性質から、他の強化手段や装備品ともシナジーを形成してくれる。
登場時のスタンダードでは、トークンを大量展開できる永岩城の蜂起/Eiganjo Uprisingや硬鎧の大群/Scute Swarmとコンボを形成する。2枚コンボではあるが大量のマナを要求するため、登場直後はトーナメントレベルには上がっていない。
3枚コンボで良ければ、パワーを+4した後でクリーチャーを2体出せば20点になる。反感煽り/Antagonizeや一家のために/For the Familyに表舞台の奇術師/Exhibition Magicianを絡めれば4~5マナでリミテッドでも(残りのパーツはコモンと入手しやすく)達成できる。
- 名前では「悪魔的(Devilish)」ではあるが、実際にデビルである。規定にないはずの「武器検査」を行いホテル客の武器を拝借する(=パワーが上がる)所業は「悪魔的」である(イラスト)。
玄関先で武器検査を行なわない旨を知らされるまで、玄関先で自分の武器を検査することを誰一人疑いもしなかった。