昇殿
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それを持つカードがパーマネント・[[カード]]であるなら、常在型能力「あなたがパーマネントを10個以上コントロールしていて、あなたが都市の承認を持っていないときならいつでも、あなたは都市の承認を得て、このゲームの間それを持ち続ける。」を意味する。 | それを持つカードがパーマネント・[[カード]]であるなら、常在型能力「あなたがパーマネントを10個以上コントロールしていて、あなたが都市の承認を持っていないときならいつでも、あなたは都市の承認を得て、このゲームの間それを持ち続ける。」を意味する。 | ||
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==解説== | ==解説== | ||
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パーマネントが持つ場合とそれ以外で挙動が異なるキーワード能力だが、直感的に「そのカードが機能するときにパーマネントの数を数え、条件を達成していれば都市の承認を得られる能力」と認識しておけば問題ない。[[スレッショルド]]や[[金属術]]のような閾値メカニズムでありながらこれらのように「達成している・していない」が常に変化するわけではなく、一度条件を達成してしまえば残りのゲーム中ずっと有効となることが特徴である。 | パーマネントが持つ場合とそれ以外で挙動が異なるキーワード能力だが、直感的に「そのカードが機能するときにパーマネントの数を数え、条件を達成していれば都市の承認を得られる能力」と認識しておけば問題ない。[[スレッショルド]]や[[金属術]]のような閾値メカニズムでありながらこれらのように「達成している・していない」が常に変化するわけではなく、一度条件を達成してしまえば残りのゲーム中ずっと有効となることが特徴である。 | ||
*イクサランの相克の[[ブースターパック]]の[[トークン・カード]]の[[スロット]]からは、「都市の承認/''City's blessing''」の[[注釈カード]]が出現する。 | *イクサランの相克の[[ブースターパック]]の[[トークン・カード]]の[[スロット]]からは、「都市の承認/''City's blessing''」の[[注釈カード]]が出現する。 | ||
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+ | *[[カルロフ邸殺人事件統率者デッキ]]に同梱されている注釈カードは、[[ラヴニカ/Ravnica]]の都市を描いている。 | ||
*昇殿を持つ[[次元]]カードとして[[オラーズカの黄金都市/The Golden City of Orazca (次元カード)]]が存在する。 | *昇殿を持つ[[次元]]カードとして[[オラーズカの黄金都市/The Golden City of Orazca (次元カード)]]が存在する。 | ||
2024年6月5日 (水) 11:24時点における最新版
昇殿/Ascend | |
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種別 | 常在型能力、呪文能力 |
登場セット | イクサランの相克 指輪物語:中つ国の伝承統率者デッキ イクサラン:失われし洞窟統率者デッキ カルロフ邸殺人事件統率者デッキ モダンホライゾン3 |
CR | CR:702.131 |
昇殿(しょうでん)/Ascendは、イクサランの相克で登場したキーワード能力。その呪文が解決されるときに機能する呪文能力、あるいはそのパーマネントが戦場にある間に機能する常在型能力である。
クリーチャー — 吸血鬼(Vampire) 兵士(Soldier)
昇殿(あなたがパーマネントを10個以上コントロールしているなら、このゲームの間、あなたは都市の承認を得る。)
あなたが都市の承認を持っているかぎり、空渡りの野心家は飛行を持つ。
[編集] 定義
昇殿/Ascendは、それを持つカードがインスタントかソーサリーであるなら、呪文能力「あなたがパーマネントを10個以上コントロールしていて、あなたが都市の承認/City's blessingを持っていないなら、あなたは都市の承認を得て、このゲームの間それを持ち続ける。」を意味する。
それを持つカードがパーマネント・カードであるなら、常在型能力「あなたがパーマネントを10個以上コントロールしていて、あなたが都市の承認を持っていないときならいつでも、あなたは都市の承認を得て、このゲームの間それを持ち続ける。」を意味する。
「都市の承認を持っている/Having the city's blessing」とは、他のルールや効果が参照できる目印として機能するが、それ以外にはルール上の意味を持たない記号である。同時に都市の承認を持てるプレイヤーの人数には制約がない。
プレイヤー1人が都市の承認を得たあと、ゲームの局面や先行するイベントが何らかの誘発条件に該当するかどうかを見るより先に、継続的効果が再度適用される。
- ルール上は昇殿と「都市の承認を参照する能力」はそれぞれ独立に機能するが、昇殿と「都市の承認を参照する能力」の片方だけを持つようなデザインのカードは作られていない。
[編集] 解説
オラーズカ/Orazcaを支配し都市の力を得たことを表したメカニズム。昇殿を持つカードは都市の承認を持っていることでより強力になる能力を持っている。
パーマネントが持つ場合とそれ以外で挙動が異なるキーワード能力だが、直感的に「そのカードが機能するときにパーマネントの数を数え、条件を達成していれば都市の承認を得られる能力」と認識しておけば問題ない。スレッショルドや金属術のような閾値メカニズムでありながらこれらのように「達成している・していない」が常に変化するわけではなく、一度条件を達成してしまえば残りのゲーム中ずっと有効となることが特徴である。
- イクサランの相克のブースターパックのトークン・カードのスロットからは、「都市の承認/City's blessing」の注釈カードが出現する。
- イクサラン:失われし洞窟統率者デッキに同梱されている注釈カードは、オラーズカではなくオルテカ/Oltecの都市を描いている。
- カルロフ邸殺人事件統率者デッキに同梱されている注釈カードは、ラヴニカ/Ravnicaの都市を描いている。
- 昇殿を持つ次元カードとしてオラーズカの黄金都市/The Golden City of Orazca (次元カード)が存在する。
[編集] ルール
- あなたが一度都市の承認を得た後では、パーマネントの数が9個以下になろうと、そのゲームの終わりまでずっと、あなたはそれを持ち続ける。都市の承認を取り除くような効果は存在しない。
- あなたが昇殿を持つ呪文を唱えた場合、それの解決時まであなたは都市の承認を得ない。プレイヤーはその呪文に対応して、あなたが都市の承認を得るかどうかを変更するよう試みることができる。
- パーマネントの昇殿は誘発型能力ではなく、スタックを使わない。プレイヤーは、解決するとあなたが10個目のパーマネントを得ることになる呪文に対応することはできるが、あなたが10個目のパーマネントを得た後で都市の承認を得ることに対応することはできない。つまり、あなたがプレイする土地があなたの10個目のパーマネントであれば、どのプレイヤーもあなたが都市の承認を得る前に対応することはできない。
- あなたがパーマネントを10個コントロールしていても、あなたが昇殿を持つパーマネントをコントロールしておらず、昇殿を持つ呪文の解決もしなければ、あなたは都市の承認を得ない。たとえば、あなたがパーマネントを10個コントロールしていて、そのうち1つのコントロールを失い、その後黄金都市の秘密/Secrets of the Golden Cityを唱えたなら、あなたは都市の承認を得ず、カードは2枚しか引けない。
- あなたの10個目のパーマネントが戦場に出て、その直後にパーマネントが1つ戦場を離れた場合(たとえば、レジェンド・ルールによって墓地に置かれた場合や、戦場に出たパーマネントがタフネスが0のクリーチャーだった場合)にも、それが戦場を離れる前に、あなたは都市の承認を得る。
- カードの中には、if節ルールによってあなたが都市の承認を持っているかどうかを見る誘発型能力を持っているものがある。これらの能力が誘発するのは、誘発する時点であなたが都市の承認を持っていた場合のみである。そうでなければこれらの能力は誘発しない。
[編集] 参考
- All About Ascend/昇殿のすべて(Beyond the Basics 2018年1月4日 Gavin Verhey著)
- 「昇殿(Ascend)」でテキスト検索
- キーワード能力
- ルーリング
引用:総合ルール 20231117.0
- 7 その他のルール
- 702 キーワード能力
- 702.131 昇殿/Ascend
- 702.131a インスタントやソーサリーである呪文の昇殿は呪文能力を表す。それは「あなたが10個以上のパーマネントをコントロールしていて都市の承認を持っていないなら、このゲームの残りの期間、あなたは都市の承認を得る。」を意味する。
- 702.131b パーマネントの昇殿は常在型能力を表す。それは「あなたが10個以上のパーマネントをコントロールしていて都市の承認を持っていないときならいつでも、このゲームの残りの期間、あなたは都市の承認を得る。」を意味する。
- 702.131c 「都市の承認を持っている/Having the city's blessing」とは、他のルールや効果が参照できる目印として機能するが、それ以外にはルール上の意味を持たない記号である。同時に都市の承認を持てるプレイヤーの人数には制限がない。
- 702.131d プレイヤーが都市の承認を得たあと、ゲームの局面や先行するイベントが何らかの誘発条件に該当するかどうかを見るより先に、継続的効果が再度適用される。
- 702.131 昇殿/Ascend
- 702 キーワード能力