狂乱の呪詛/Maddening Hex

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[[クリーチャー]]でない[[呪文]]を牽制する[[呪い]]・[[オーラ]]。[[エンチャント (キーワード能力)|エンチャント]]された[[プレイヤー]]がクリーチャーでない呪文を[[唱える]]たびに[[6面ダイス]]を振って[[ダメージ]]を与え、別の[[ランダム]]な[[対戦相手]]に乗り移る。
 
[[クリーチャー]]でない[[呪文]]を牽制する[[呪い]]・[[オーラ]]。[[エンチャント (キーワード能力)|エンチャント]]された[[プレイヤー]]がクリーチャーでない呪文を[[唱える]]たびに[[6面ダイス]]を振って[[ダメージ]]を与え、別の[[ランダム]]な[[対戦相手]]に乗り移る。
  
{{未評価|フォーゴトン・レルム探訪統率者デッキ}}
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1回につき期待値3.5の[[ダメージ]]は[[開始時のライフの総量|初期ライフ]]40点の[[統率者戦]]でもそれなりに痛手となる。ただし1度[[解決]]すると他の[[対戦相手]]へ移動してしまうため、1人の対戦相手による[[チェイン・コンボ]]の牽制には向かない。単にジワジワと[[ライフ]]を削る[[カード]]程度に思っておこう。
  
*「乗り移る」時には[[対象]]を取らないため、[[呪禁]]や[[被覆]]を持つ対戦相手にも問題なく[[つける]]ことが可能。[[プロテクション]]でエンチャントできない対戦相手が選ばれた場合は移動しない。
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[[2人対戦]]では[[マジックの黄金律]]「実行不可能な指示は無視する」により常に対戦相手1人につけられたままとなる。統率者戦等と比較して初期ライフが少ないということもあり牽制性能は高く、最短4回、期待値でも6回の誘発で20点のライフを削りきれる。[[誘発条件]]も強力な非クリーチャー呪文が多数使用される[[エターナル]][[環境]]に合っており、実際に[[レガシー]]では[[青赤デルバー]]などの[[サイドボード]]に採用される場合がある。
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*同じく非クリーチャー呪文に反応してダメージを与える[[燃えがら蔦/Cindervines]]や[[瘡蓋族の狂戦士/Scab-Clan Berserker]]や[[自由なる者ルーリク・サー/Ruric Thar, the Unbowed]]と比較すると、ランダム要素があり同時に1人の対戦相手にしか影響しない分[[コスト]]に対するダメージ効率が良いことが分かる。
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==ルール==
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;ダメージを与える効果について
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*[[サイコロ]]を振るのはつけられた[[プレイヤー]]ではなく狂乱の呪詛の[[コントローラー]]である。[[あなた]]が[[バーバリアン・クラス/Barbarian Class]]のようなサイコロを振る際の[[置換効果]]やサイコロを振ったことで[[誘発]]する能力を持つ[[パーマネント]]を[[コントロール_(ルール用語)|コントロール]]していれば、それらが機能する。
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*[[ダメージ]]を受けるのは狂乱の呪詛を誘発させたプレイヤーである。[[解決]]時に誰につけられているかは関係ない。
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;エンチャント先を変更する効果について
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*[[対象]]を取らないため、[[呪禁]]や[[被覆]]を持つ対戦相手にも問題なく[[つける]]ことが可能である。
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*能力を誘発させたプレイヤーの他に適正に[[エンチャント (キーワード能力)|エンチャント]]できる対戦相手が居ないならば移動しない。特に2人対戦で対戦相手についているときは、ずっとそのプレイヤーについたままである。
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*能力を誘発させたプレイヤー以外の対戦相手の中に[[プロテクション]]によってエンチャントできないプレイヤーが居る場合、そのプレイヤーは無作為につける先の抽選から除外される。({{CR|608.2d}})
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**例)[[あなた]]、対戦相手A、B、Cの4人戦において、あなたがコントロールする狂乱の呪詛がAについている。この状況で狂乱の呪詛の能力が誘発したが、解決時にBはプロテクション(赤)を得ていた。この場合、Aでない適正なエンチャント先である対戦相手はCしか居ないので、狂乱の呪詛は必ずCにつけられる。
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*エンチャントされているプレイヤーを変更するだけであって狂乱の呪詛自体のコントロールは変更されない。したがってこの[[効果]]でコントローラーにつけられることは無い。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:フォーゴトン・レルム探訪統率者デッキ]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:フォーゴトン・レルム探訪統率者デッキ]] - [[レア]]
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*[[カード個別評価:スペシャルゲスト#ダスクモーン:戦慄の館]] - [[神話レア]]

2024年11月3日 (日) 08:11時点における最新版


Maddening Hex / 狂乱の呪詛 (1)(赤)(赤)
エンチャント — オーラ(Aura) 呪い(Curse)

エンチャント(プレイヤー)
エンチャントしているプレイヤーがクリーチャーでない呪文を唱えるたび、1個のd6を振る。狂乱の呪詛はそのプレイヤーにその出目に等しい点数のダメージを与える。その後、あなたの対戦相手のうち他の1人を無作為に選び、狂乱の呪詛をそのプレイヤーにつける。


クリーチャーでない呪文を牽制する呪いオーラエンチャントされたプレイヤーがクリーチャーでない呪文を唱えるたびに6面ダイスを振ってダメージを与え、別のランダム対戦相手に乗り移る。

1回につき期待値3.5のダメージ初期ライフ40点の統率者戦でもそれなりに痛手となる。ただし1度解決すると他の対戦相手へ移動してしまうため、1人の対戦相手によるチェイン・コンボの牽制には向かない。単にジワジワとライフを削るカード程度に思っておこう。

2人対戦ではマジックの黄金律「実行不可能な指示は無視する」により常に対戦相手1人につけられたままとなる。統率者戦等と比較して初期ライフが少ないということもあり牽制性能は高く、最短4回、期待値でも6回の誘発で20点のライフを削りきれる。誘発条件も強力な非クリーチャー呪文が多数使用されるエターナル環境に合っており、実際にレガシーでは青赤デルバーなどのサイドボードに採用される場合がある。

[編集] ルール

ダメージを与える効果について
エンチャント先を変更する効果について
  • 対象を取らないため、呪禁被覆を持つ対戦相手にも問題なくつけることが可能である。
  • 能力を誘発させたプレイヤーの他に適正にエンチャントできる対戦相手が居ないならば移動しない。特に2人対戦で対戦相手についているときは、ずっとそのプレイヤーについたままである。
  • 能力を誘発させたプレイヤー以外の対戦相手の中にプロテクションによってエンチャントできないプレイヤーが居る場合、そのプレイヤーは無作為につける先の抽選から除外される。(CR:608.2d)
    • 例)あなた、対戦相手A、B、Cの4人戦において、あなたがコントロールする狂乱の呪詛がAについている。この状況で狂乱の呪詛の能力が誘発したが、解決時にBはプロテクション(赤)を得ていた。この場合、Aでない適正なエンチャント先である対戦相手はCしか居ないので、狂乱の呪詛は必ずCにつけられる。
  • エンチャントされているプレイヤーを変更するだけであって狂乱の呪詛自体のコントロールは変更されない。したがってこの効果でコントローラーにつけられることは無い。

[編集] 参考

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