エリーウィック・タンブルストロム/Ellywick Tumblestrum

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[[伝説の]][[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]として[[カード]]化された[[ダンジョンズ&ドラゴンズ]]のキャラクター。[[忠誠度能力]]は[[ダンジョン探索]]、[[クリーチャー]]の[[濾過]]、[[全体強化]]の[[紋章]]。
  
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;-7能力
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:味方クリーチャーに[[トランプル]]と[[速攻]]、踏破したダンジョン一つにつき+2/+2[[修整]]を与える紋章を得る。
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:この能力を使うために+1能力を3回、使用後もこれを生き残らせるならば4回使っている計算になる。単体でも前者なら[[魂を喰らう墓/Tomb of Annihilation]](右ルート)、後者なら同左ルートおよび[[ファンデルヴァーの失われた鉱山/Lost Mine of Phandelver]]を踏破していることになり、最低でも+2/+2修整は確約されていると言ってよい。
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:さらに探索すれば修整値が上がっていくが、大抵は2回以上踏破する前に決着がつくだろう。
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:*[[緑]][[単色]]で、[[あなた|自身]]がコントロールするすべてのクリーチャーに速攻を与える[[パーマネント]]は[[調和の中心/Concordant Crossroads]]以来。実に26年ぶりである。
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ダンジョン探索に特化した性能を持ったプレインズウォーカー。[[デッキ]]内の探索可能なカード、特にクリーチャーが多いほど強くなるカードなのでそれを活かせるようなデッキ構築をしたいところ。
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[[リミテッド]]ではお手軽に[[アドバンテージ]]を稼げる強力なカード。[[赤]]以外のダンジョン探索カードは使いやすいものが多いため、能力も活かしやすいだろう。
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==MTGアリーナにおける[[再調整]]==
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{{カードテキスト
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|カード名=Ellywick Tumblestrum / エリーウィック・タンブルストロム
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|コスト=(2)(緑)(緑)
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|タイプ=伝説のプレインズウォーカー — エリーウィック(Ellywick)
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|カードテキスト=[+1]:ダンジョン探索をする。<br>[-2]:あなたのライブラリーの一番上にあるカード6枚を見る。あなたは「その中からクリーチャー・カード1枚を公開し、あなたの手札に加える。」を選んでもよい。それが伝説であるなら、あなたは3点のライフを得る。残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。<br>[-6]:あなたは「あなたがコントロールしているすべてのクリーチャーは、トランプルと速攻を持ち、あなたが踏破した、名前の異なるダンジョン1つにつき+2/+2の修整を受ける。」を持つ紋章を得る。
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[[2022年]]1月27日、[[Magic: The Gathering Arena]]において、[[アルケミー]]と[[ヒストリック]]で使用できるカードに再調整が行われた<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/magic-digital/alchemy-rebalancing-january-27-2022 Alchemy Rebalancing for January 27, 2022]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0035749/ 2022年1月27日 アルケミー再調整告知]([[Daily MTG]] [[2022年]]1月25日)</ref>。ダンジョン探索を中心とした[[デッキ]]が踏破後により安定して[[勝利]]できるよう、3つめの忠誠度能力のコストが<nowiki>[-7]</nowiki>から<nowiki>[-6]</nowiki>へ引き下げられる上方修正がなされた。
  
 
==関連カード==
 
==関連カード==
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{{サイクル/フォーゴトン・レルム探訪のプレインズウォーカー}}
 
{{サイクル/フォーゴトン・レルム探訪のプレインズウォーカー}}
  
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==ストーリー==
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'''エリーウィック・タンブルストロム'''/''Ellywick Tumblestrum''は[[ダンジョンズ&ドラゴンズ]]のキャラクター。[[ノーム]]の[[バード]]。女性({{Gatherer|id=528772|イラスト1}}、{{Gatherer|id=530404|イラスト2}})。
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伝説的なバード、エリーウィック・タンブルストロム――その多くの旅路は、物質界/The Material Planeの知られざる世界から始まった――は、フェイ/Feyの王子を欺き、九層地獄/The Nine Hellsの怒りを鎮め、アークメイジ/Archmageの精神を歪め、[[ドラゴン]]の[[神]]の寵愛を得て、[[デーモン]]の女王に涙を流させてきた。[[デック・オヴ・メニー・シングズ/The Deck of Many Things]]からの幸運な[[引く|ドロー]]で授かった願いの呪文の魔法により、彼女は多元宇宙/The Multiverse最高のバードとなったのだ。彼女の奏でる音楽は心も精神も意のままに曲げ、動物たちをそばに引き寄せ、周囲の環境を作り変える。
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*彼女自体の初出は、D&D 第5版シナリオの『ウィッチライトの彼方へ/The Wild Beyond the Witchlight』。そちらの英語版の発売は2021年9月21日であり、フォーゴトン・レルム探訪で先行登場という形となる。ただ、同シナリオの大筋に関わる役回りではないため、フォーゴトン・レルム探訪のカードイラストで共に旅をしている[[遺跡探し、ハーマ・パシャール/Hama Pashar, Ruin Seeker]]などと同様に、元々フォーゴトン・レルム探訪用にデザインされたキャラクターという可能性もある。
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**他のフォーゴトン・レルム探訪のプレインズウォーカーと異なり、当該の書籍において、エリーウィックは明確に「多元宇宙の一部では『プレインズウォーカー/Planeswalker』と呼ばれる極めて強力な存在である」と語られているが、[[プレインズウォーカーの灯/Planeswalker's Spark]]、あるいはそれに類する物を持つかどうかは語られていない。
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*なお、「Ellywickという名前のノーム」はD&Dの旧版、『プレイヤーズ・ハンドブック 第3.5版』のWeb Enhancementにサンプル・キャラクターとして登場しているのだが、そちらはバードではなく[[クレリック]]である。また、挿絵もなく、この「エリーウィック・タンブルストロム」とどういう関係なのかは不明。
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===登場作品・登場記事===
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*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/legends-adventures-forgotten-realms-2021-07-16 The Legends of Adventures in the Forgotten Realms]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0035284/ 『フォーゴトン・レルム探訪』の伝説たち](Feature [[2021年]]7月16日 [[James Wyatt]]著)
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==脚注==
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<references />
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:フォーゴトン・レルム探訪]] - [[神話レア]]
 
*[[カード個別評価:フォーゴトン・レルム探訪]] - [[神話レア]]
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__NOTOC__

2023年3月25日 (土) 15:55時点における最新版


Ellywick Tumblestrum / エリーウィック・タンブルストロム (2)(緑)(緑)
伝説のプレインズウォーカー — エリーウィック(Ellywick)

[+1]:ダンジョン探索をする。(ダンジョン探索をするとは、最初の部屋へ入るか、次の部屋へ進むことである。)
[-2]:あなたのライブラリーの一番上にあるカード6枚を見る。あなたは「その中からクリーチャー・カード1枚を公開し、あなたの手札に加える。」を選んでもよい。それが伝説であるなら、あなたは3点のライフを得る。残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
[-7]:あなたは「あなたがコントロールしているすべてのクリーチャーは、トランプルと速攻を持ち、あなたが踏破した、名前の異なるダンジョン1つにつき+2/+2の修整を受ける。」を持つ紋章を得る。

4

伝説のプレインズウォーカーとしてカード化されたダンジョンズ&ドラゴンズのキャラクター。忠誠度能力ダンジョン探索クリーチャー濾過全体強化紋章

+1能力
ダンジョン探索をする。
初期状態の場合、占術1か1点回復か全体へ1点ライフロスと4マナプレインズウォーカーとしてはやや地味。他のダンジョン探索カードであらかじめ歩を進めておこう。他のダンジョン探索カードと違い攻撃などの条件を必要としないため、膠着状態に強くマナにも優しいのが利点である。
-2能力
ライフゲインが条件付きになった使役学基礎/Basic Conjuration
ライブラリーの一番上6枚からクリーチャー・カード濾過して手札に加える伝説のクリーチャーの場合は3点のライフも得る。
ダンジョン探索は主にクリーチャーで行えるため実質的に+1能力と相性が良いといえる。特に銀月街のレンジャー、ヴェイリス/Varis, Silverymoon Ranger無私のパラディン、ナダール/Nadaar, Selfless Paladinはスペックもさることながら、伝説のため追加効果も得られ相性が良い。
-7能力
味方クリーチャーにトランプル速攻、踏破したダンジョン一つにつき+2/+2修整を与える紋章を得る。
この能力を使うために+1能力を3回、使用後もこれを生き残らせるならば4回使っている計算になる。単体でも前者なら魂を喰らう墓/Tomb of Annihilation(右ルート)、後者なら同左ルートおよびファンデルヴァーの失われた鉱山/Lost Mine of Phandelverを踏破していることになり、最低でも+2/+2修整は確約されていると言ってよい。
さらに探索すれば修整値が上がっていくが、大抵は2回以上踏破する前に決着がつくだろう。

ダンジョン探索に特化した性能を持ったプレインズウォーカー。デッキ内の探索可能なカード、特にクリーチャーが多いほど強くなるカードなのでそれを活かせるようなデッキ構築をしたいところ。

リミテッドではお手軽にアドバンテージを稼げる強力なカード。以外のダンジョン探索カードは使いやすいものが多いため、能力も活かしやすいだろう。

[編集] MTGアリーナにおける再調整


MTGアリーナ専用カード

Ellywick Tumblestrum / エリーウィック・タンブルストロム (2)(緑)(緑)
伝説のプレインズウォーカー — エリーウィック(Ellywick)

[+1]:ダンジョン探索をする。
[-2]:あなたのライブラリーの一番上にあるカード6枚を見る。あなたは「その中からクリーチャー・カード1枚を公開し、あなたの手札に加える。」を選んでもよい。それが伝説であるなら、あなたは3点のライフを得る。残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
[-6]:あなたは「あなたがコントロールしているすべてのクリーチャーは、トランプルと速攻を持ち、あなたが踏破した、名前の異なるダンジョン1つにつき+2/+2の修整を受ける。」を持つ紋章を得る。

4


2022年1月27日、Magic: The Gathering Arenaにおいて、アルケミーヒストリックで使用できるカードに再調整が行われた[1]。ダンジョン探索を中心としたデッキが踏破後により安定して勝利できるよう、3つめの忠誠度能力のコストが[-7]から[-6]へ引き下げられる上方修正がなされた。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

フォーゴトン・レルム探訪プレインズウォーカーサイクル。各に1枚ずつ存在する。稀少度神話レア

いずれもダンジョンズ&ドラゴンズのキャラクターであり、背景設定上はプレインズウォーカー/Planeswalkerではない。

[編集] ストーリー

エリーウィック・タンブルストロム/Ellywick Tumblestrumダンジョンズ&ドラゴンズのキャラクター。ノームバード。女性(イラスト1イラスト2)。

伝説的なバード、エリーウィック・タンブルストロム――その多くの旅路は、物質界/The Material Planeの知られざる世界から始まった――は、フェイ/Feyの王子を欺き、九層地獄/The Nine Hellsの怒りを鎮め、アークメイジ/Archmageの精神を歪め、ドラゴンの寵愛を得て、デーモンの女王に涙を流させてきた。デック・オヴ・メニー・シングズ/The Deck of Many Thingsからの幸運なドローで授かった願いの呪文の魔法により、彼女は多元宇宙/The Multiverse最高のバードとなったのだ。彼女の奏でる音楽は心も精神も意のままに曲げ、動物たちをそばに引き寄せ、周囲の環境を作り変える。

  • 彼女自体の初出は、D&D 第5版シナリオの『ウィッチライトの彼方へ/The Wild Beyond the Witchlight』。そちらの英語版の発売は2021年9月21日であり、フォーゴトン・レルム探訪で先行登場という形となる。ただ、同シナリオの大筋に関わる役回りではないため、フォーゴトン・レルム探訪のカードイラストで共に旅をしている遺跡探し、ハーマ・パシャール/Hama Pashar, Ruin Seekerなどと同様に、元々フォーゴトン・レルム探訪用にデザインされたキャラクターという可能性もある。
    • 他のフォーゴトン・レルム探訪のプレインズウォーカーと異なり、当該の書籍において、エリーウィックは明確に「多元宇宙の一部では『プレインズウォーカー/Planeswalker』と呼ばれる極めて強力な存在である」と語られているが、プレインズウォーカーの灯/Planeswalker's Spark、あるいはそれに類する物を持つかどうかは語られていない。
  • なお、「Ellywickという名前のノーム」はD&Dの旧版、『プレイヤーズ・ハンドブック 第3.5版』のWeb Enhancementにサンプル・キャラクターとして登場しているのだが、そちらはバードではなくクレリックである。また、挿絵もなく、この「エリーウィック・タンブルストロム」とどういう関係なのかは不明。

[編集] 登場作品・登場記事

[編集] 脚注

  1. Alchemy Rebalancing for January 27, 2022/2022年1月27日 アルケミー再調整告知Daily MTG 2022年1月25日)

[編集] 参考

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