巻き戻し
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
細 |
|||
(2人の利用者による、間の2版が非表示) | |||
3行: | 3行: | ||
'''巻き戻し'''/''Reversing Actions''とは、ある行動がルール上不正である場合に行われる処理のこと。ある行動が開始されたあとになってその行動が適正に処理できないことが判明した場合、その不正な行動が開始する直前までゲームの状況を戻す。 | '''巻き戻し'''/''Reversing Actions''とは、ある行動がルール上不正である場合に行われる処理のこと。ある行動が開始されたあとになってその行動が適正に処理できないことが判明した場合、その不正な行動が開始する直前までゲームの状況を戻す。 | ||
− | もちろん、[[トーナメント]]ではペナルティの対象となるが、現状では | + | もちろん、[[トーナメント]]ではペナルティの対象となるが、現状では[[帰還した探検者、セルヴァラ/Selvala, Explorer Returned]]や[[助力]]によって合法的に一部の巻き戻しが起こる可能性はある。該当するような事態が起きた場合、[[ジャッジ]]を呼んで指示を仰ぐこと。[[カジュアルプレイ]]では相手と合意した上で処理することもできるが、[[非公開情報]]が公開された後などは対処に困ることもしばしば。 |
− | [[日本選手権05]] | + | [[日本選手権05]]のようにジャッジミスからゲーム自体が巻き戻った例もある。 |
==参考== | ==参考== | ||
*[[用語集]] | *[[用語集]] | ||
− | {{#cr: | + | {{#cr:{{その他のルールのCR番号|不正な処理の扱い}}}} |
2023年4月15日 (土) 03:11時点における最新版
巻き戻し/Reversing Actionsとは、ある行動がルール上不正である場合に行われる処理のこと。ある行動が開始されたあとになってその行動が適正に処理できないことが判明した場合、その不正な行動が開始する直前までゲームの状況を戻す。
もちろん、トーナメントではペナルティの対象となるが、現状では帰還した探検者、セルヴァラ/Selvala, Explorer Returnedや助力によって合法的に一部の巻き戻しが起こる可能性はある。該当するような事態が起きた場合、ジャッジを呼んで指示を仰ぐこと。カジュアルプレイでは相手と合意した上で処理することもできるが、非公開情報が公開された後などは対処に困ることもしばしば。
日本選手権05のようにジャッジミスからゲーム自体が巻き戻った例もある。
[編集] 参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 7 その他のルール
- 728 不正な処理の扱い
- 728.1 プレイヤーが何か不正な処理をしたり、適正に終了することができない処理を始めたりした場合、その処理全体が巻き戻され、すでに行われた支払いは取り消される。取り消される処理の結果として、能力が誘発したり効果が適用されたりすることはない。その処理が呪文を唱えることであった場合、呪文はそれがもとあった領域に戻る。各プレイヤーは、不正なプレイを行う間にそのプレイヤーが起動した適正なマナ能力も、それまたはそれによる誘発型マナ能力によって生み出されたマナが、他の、取り消されないマナ能力に消費されたのでない限り、取り消すことができる。プレイヤーは、ライブラリーへのカードの移動、ライブラリーからスタック以外へのカードの移動、ライブラリーの切り直し、ライブラリーのカードの公開を伴う行動を取り消すことはできない。
- 728.2 不正な呪文や能力を取り消した時に、優先権を持っていたプレイヤーが再び優先権を得、そして改めて他の処理をするかパスすることができる。そのプレイヤーは取り消した行動を適正な方法でやり直すことも、あるいはルール上許される別の処理をすることもできる。
- 728 不正な処理の扱い