ウルザのガラクタ/Urza's Bauble
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
(1人の利用者による、間の1版が非表示) | |||
7行: | 7行: | ||
時間差はあるものの、事実上の0マナ1[[引く|ドロー]]の効果であるわけで、[[デッキ圧縮]]効果はかなり高い。また[[軽い|軽量]]アーティファクトであるため、[[トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy]]のためのアーティファクトの水増しなどにも用いられた。 | 時間差はあるものの、事実上の0マナ1[[引く|ドロー]]の効果であるわけで、[[デッキ圧縮]]効果はかなり高い。また[[軽い|軽量]]アーティファクトであるため、[[トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy]]のためのアーティファクトの水増しなどにも用いられた。 | ||
− | *考えようによっては、[[ライブラリー]]を56枚構成にできるような[[カード]]といえる。即座に[[引く]] | + | *考えようによっては、[[ライブラリー]]を56枚構成にできるような[[カード]]といえる。即座に[[引く]]ことはできないが、ゲームバランス的には無難な遅さと言ってよいだろう。 |
**「すべての[[デッキ]]に4枚ずつ投入されないために」このカードが調整された結果、[[アイスエイジ]]のキャントリップは1[[ターン]]遅れることとなった。 | **「すべての[[デッキ]]に4枚ずつ投入されないために」このカードが調整された結果、[[アイスエイジ]]のキャントリップは1[[ターン]]遅れることとなった。 | ||
**仮に直ちに引けたとしても、[[マリガン]]の存在により、完全に56枚構成にできるカードとは言えない。ガラクタが何に置き換わるかを知ってからマリガンをするかを決められないためである。実際このカードも、マリガンを多用するデッキとはあまり相性が良くない。[[ライブラリー操作]]カードとの相性についても同じことが言える。 | **仮に直ちに引けたとしても、[[マリガン]]の存在により、完全に56枚構成にできるカードとは言えない。ガラクタが何に置き換わるかを知ってからマリガンをするかを決められないためである。実際このカードも、マリガンを多用するデッキとはあまり相性が良くない。[[ライブラリー操作]]カードとの相性についても同じことが言える。 | ||
16行: | 16行: | ||
*後に[[ウルザ/Urza]]の弟[[ミシュラ/Mishra]]が作ったと思われる、[[ミシュラのガラクタ/Mishra's Bauble]]が登場している。こちらは[[ライブラリーの一番上]]を見ることができる。 | *後に[[ウルザ/Urza]]の弟[[ミシュラ/Mishra]]が作ったと思われる、[[ミシュラのガラクタ/Mishra's Bauble]]が登場している。こちらは[[ライブラリーの一番上]]を見ることができる。 | ||
*[[アンヒンジド]]の[[Booster Tutor]]の{{Gatherer|id=73939|イラスト}}中央奥、真ん中の棚の中を良く見ると、棚の中に{{Gatherer|id=2429|これ}}が置いてある。 | *[[アンヒンジド]]の[[Booster Tutor]]の{{Gatherer|id=73939|イラスト}}中央奥、真ん中の棚の中を良く見ると、棚の中に{{Gatherer|id=2429|これ}}が置いてある。 | ||
+ | *どの手札を対戦相手に見せているかは、手札の持ち主にもわかる。 | ||
==関連カード== | ==関連カード== | ||
− | 時折登場する'''「~のガラクタ/~'s Bauble」'''という[[カード名]]を持つ[[アーティファクト]] | + | 時折登場する'''「~のガラクタ/~'s Bauble」'''という[[カード名]]を持つ[[アーティファクト]]。 |
+ | *[[Lodestone Bauble]] | ||
*[[妖術師のガラクタ/Conjurer's Bauble]] | *[[妖術師のガラクタ/Conjurer's Bauble]] | ||
*[[旅人のガラクタ/Wayfarer's Bauble]] | *[[旅人のガラクタ/Wayfarer's Bauble]] |
2020年9月13日 (日) 14:17時点における最新版
Urza's Bauble / ウルザのガラクタ (0)
アーティファクト
アーティファクト
(T),ウルザのガラクタを生け贄に捧げる:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーの手札を無作為に1枚選んで見る。次のターンのアップキープの開始時に、あなたはカードを1枚引く。
対戦相手の手札を1枚だけ見る効果は、役立つことがないとは言わないが、基本的には意味がないおまけ程度のもの。主役はキャントリップのほうである。
時間差はあるものの、事実上の0マナ1ドローの効果であるわけで、デッキ圧縮効果はかなり高い。また軽量アーティファクトであるため、トレイリアのアカデミー/Tolarian Academyのためのアーティファクトの水増しなどにも用いられた。
- 考えようによっては、ライブラリーを56枚構成にできるようなカードといえる。即座に引くことはできないが、ゲームバランス的には無難な遅さと言ってよいだろう。
- 「すべてのデッキに4枚ずつ投入されないために」このカードが調整された結果、アイスエイジのキャントリップは1ターン遅れることとなった。
- 仮に直ちに引けたとしても、マリガンの存在により、完全に56枚構成にできるカードとは言えない。ガラクタが何に置き換わるかを知ってからマリガンをするかを決められないためである。実際このカードも、マリガンを多用するデッキとはあまり相性が良くない。ライブラリー操作カードとの相性についても同じことが言える。
- 呪文として唱える必要があるが故の弊害も生じうる。直接打ち消されることは考えがたいが、虚空の杯/Chalice of the Voidや三なる宝球/Trinisphereなどで妨害される可能性がある。
- 手札をすべて捨てる黙示録/Apocalypseとは、抜群の相性を誇る。
- ヨーグモスの意志/Yawgmoth's Willとの相性も非常に良い。スタンダードのネクロディスクで使われたギミックである。
- 陰謀団式療法/Cabal Therapyなど、相手の手札を見る効果と相性がよいカードと組み合わせるとちょっとお得。
- 後にウルザ/Urzaの弟ミシュラ/Mishraが作ったと思われる、ミシュラのガラクタ/Mishra's Baubleが登場している。こちらはライブラリーの一番上を見ることができる。
- アンヒンジドのBooster Tutorのイラスト中央奥、真ん中の棚の中を良く見ると、棚の中にこれが置いてある。
- どの手札を対戦相手に見せているかは、手札の持ち主にもわかる。
[編集] 関連カード
時折登場する「~のガラクタ/~'s Bauble」というカード名を持つアーティファクト。
[編集] 参考
- 0マナカード
- ウルザ/Urza(背景世界/ストーリー用語)
- カード個別評価:アイスエイジ - アンコモン
- カード個別評価:第5版 - アンコモン
- カード個別評価:Masters Edition - アンコモン