難局/Hour of Need
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2014年6月20日 (金) 06:10時点における最新版
Hour of Need / 難局 (2)(青)
インスタント
インスタント
奮励 ― この呪文を唱えるためのコストは、2つ目以降の対象1つにつき(1)(青)多くなる。
望む数のクリーチャーを対象とし、それらを追放する。これにより追放されたクリーチャー1体につき、そのコントローラーは飛行を持つ青の4/4のスフィンクス(Sphinx)・クリーチャー・トークンを1体生成する。
猿術/Pongifyのバリエーションのひとつ。4/4飛行のスフィンクスにする。奮励によってマナ量に応じて多くの対象を取れるという点では豚の呪い/Curse of the Swineと似た点がある。
「対戦相手の強力クリーチャーの排除・弱体化」「自分の小型クリーチャーの強化」の二通りの使い方ができる呪文であるが、出てくるトークンが大気の精霊/Air Elemental相当と高性能であるため、後者の使い方のほうがメインとなるだろう。前者の使い方をする場合はバウンスなど対応策を用意して使いたい。
やや重いものの、インスタントである点が大きな強みである。対戦相手の終了ステップに使って一気に打点を向上させる、対戦相手の除去に対応して立ち消えさせつつ4/4のフライヤーを戦場に残す、ブロック・クリーチャーを出現させて攻撃クリーチャーを一方的に倒す、対戦相手の攻撃クリーチャーに使って1ターン稼ぐなど、本家同様多芸な動きを可能とする。
リミテッドでも有用であり、奮励抜きで使っても申し分ないコスト・パフォーマンス。カード・アドバンテージを失うとはいえ、わずか3マナのインスタント・タイミングで現われる4/4飛行は十分な脅威となる。例に漏れず、バウンス呪文にはめっぽう弱いため、使いどころは慎重に見極めたい。
- 多くの場合、英雄的とはディスシナジーを形成してしまう。
- 本家猿術(および同型再版の急速混成/Rapid Hybridization)と比較した場合、破壊ではなく追放であるため、自分のコントロールする破壊不能持ちクリーチャーに唱えてトークンを無償で出すといったプレイングは不可能。反面、対戦相手の破壊不能持ちクリーチャーを対処することができる。