プロツアー「ギルド門侵犯」
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
(4人の利用者による、間の7版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
− | ''' | + | '''プロツアー「[[ギルド門侵犯]]」'''/''Pro Tour Gatecrash''は、[[2013年]]にカナダ・モントリオールで開催された、[[スタンダード]]と[[ブースター・ドラフト]]の[[プロツアー]]。 |
− | [[ | + | [[メタゲーム]]の中心となったのは[[ギルド門侵犯]]の新[[カード]]、[[ボロスの反攻者/Boros Reckoner]]。[[赤緑白ビートダウン#イニストラード・ブロック+ラヴニカへの回帰ブロック期|ナヤ]]、[[ステロイド/スタンダード/イニストラード・ブロック+ラヴニカへの回帰ブロック期|グルールアグロ]]、[[フラッシュ|トリコフラッシュ]]など様々な[[デッキ]]に採用され、ベスト8では合計16枚が使われた。[[StarCityGames.com|Team StarCityGames.com]]が持ち込み見事優勝を飾った新デッキ、[[The Aristocrats]]においてもパーツの1つを務めている。 |
− | [[ | + | 活躍したその他の新カードは各種[[ショックランド]]、The Aristocratsの[[カルテルの貴種/Cartel Aristocrat]]や[[オルゾフの魔除け/Orzhov Charm]]、[[赤緑]]系[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]における[[炎樹族の使者/Burning-Tree Emissary]]、[[ドムリ・ラーデ/Domri Rade]]、[[円環の賢者/Gyre Sage]]など。 |
+ | |||
+ | [[黒赤緑コントロール#イニストラード・ブロック+ラヴニカへの回帰ブロック期|ジャンドミッドレンジ]]や[[青白コントロール/スタンダード/イニストラード・ブロック+ラヴニカへの回帰ブロック期|青白コントロール]]系のデッキは[[土地]]以外の収穫が少なかったものの、引き続き活躍している。 | ||
*ベスト8は、スウェーデンの[[Joel Larsson]]を除いて、他7名がアメリカ勢。 | *ベスト8は、スウェーデンの[[Joel Larsson]]を除いて、他7名がアメリカ勢。 | ||
*[[Melissa DeTora]]は、女性初のプロツアーベスト8入賞。 | *[[Melissa DeTora]]は、女性初のプロツアーベスト8入賞。 | ||
− | *日本人最高位は[[三原槙仁]] | + | *日本人最高位は[[三原槙仁]]の28位。日本勢がプロツアーベスト8に残れなかったのは[[世界選手権10]]以来となる。 |
==基本データ== | ==基本データ== | ||
13行: | 15行: | ||
*会場:Palais des Congres | *会場:Palais des Congres | ||
*[[フォーマット]]:混合 | *[[フォーマット]]:混合 | ||
− | **1日目:[[スタンダード]]([[基本セット2013]]+[[イニストラード・ブロック]]+[[ラヴニカへの回帰]]+[[ギルド門侵犯]] | + | **1日目:[[ブースター・ドラフト]](ギルド門侵犯×3)3回戦、[[スタンダード]]([[基本セット2013]]+[[イニストラード・ブロック]]+[[ラヴニカへの回帰]]+[[ギルド門侵犯]])5回戦 |
**2日目:ブースター・ドラフト3回戦、スタンダード5回戦 | **2日目:ブースター・ドラフト3回戦、スタンダード5回戦 | ||
− | ** | + | **3日目(決勝ラウンド):スタンダード |
*参加者数:329名 | *参加者数:329名 | ||
<!-- *[[ヘッド・ジャッジ]]:[[]] --> | <!-- *[[ヘッド・ジャッジ]]:[[]] --> | ||
==上位入賞者== | ==上位入賞者== | ||
− | *優勝 [[Tom Martell]] ([[ | + | *優勝 [[Tom Martell]] ([[The Aristocrats]]) |
− | *準優勝 [[Joel Larsson]] ([[ | + | *準優勝 [[Joel Larsson]] ([[フラッシュ|トリコフラッシュ]]) |
− | *第3位 [[Ben Stark]] ([[青白黒コントロール#イニストラード・ブロック+ラヴニカへの回帰ブロック期| | + | *第3位 [[Ben Stark]] ([[青白黒コントロール#イニストラード・ブロック+ラヴニカへの回帰ブロック期|エスパーコントロール]]) |
*第4位 [[Eric Froehlich]] ([[赤緑白ビートダウン#イニストラード・ブロック+ラヴニカへの回帰ブロック期|Saito Zoo]]) | *第4位 [[Eric Froehlich]] ([[赤緑白ビートダウン#イニストラード・ブロック+ラヴニカへの回帰ブロック期|Saito Zoo]]) | ||
− | *第5位 [[Owen Turtenwald]] ([[ | + | *第5位 [[Owen Turtenwald]] ([[黒赤緑コントロール#イニストラード・ブロック+ラヴニカへの回帰ブロック期|ジャンドミッドレンジ]]) |
− | *第6位 [[Melissa DeTora]] ([[緑白青コントロール#イニストラード・ブロック+ラヴニカへの回帰ブロック期| | + | *第6位 [[Melissa DeTora]] ([[緑白青コントロール#イニストラード・ブロック+ラヴニカへの回帰ブロック期|ケッシグバント]]) |
− | *第7位 [[Gerry Thompson]] ([[ | + | *第7位 [[Gerry Thompson]] ([[フラッシュ|トリコフラッシュ]]) |
− | *第8位 [[Stephen Mann]] ([[ | + | *第8位 [[Stephen Mann]] ([[黒赤緑コントロール#イニストラード・ブロック+ラヴニカへの回帰ブロック期|ジャンドミッドレンジ]]) |
==参考== | ==参考== | ||
− | *[http:// | + | *[http://magic.wizards.com/en/eventcoverage/ptgc Martell Calls Down Reckoning at Pro Tour]([[WotC]]、英語) |
− | *[http://coverage.mtg-jp.com/ptgtc/ プロツアー「ギルド門侵犯」カバレージページ] (mtg-jp.com、日本語) | + | *[http://coverage.mtg-jp.com/ptgtc/# プロツアー「ギルド門侵犯」カバレージページ] (mtg-jp.com、日本語) |
+ | *[https://live.nicovideo.jp/watch/lv132846572# マジック:ザ・ギャザリング プロツアー「ギルド門侵犯」モントリオール2013](WotC、ニコニコ生放送 日本語) | ||
*[[トーナメント記録]] | *[[トーナメント記録]] | ||
{{2013シーズン}} | {{2013シーズン}} | ||
[[Category:プロツアー|きるともんしんはん]] | [[Category:プロツアー|きるともんしんはん]] |
2021年7月26日 (月) 00:01時点における最新版
プロツアー「ギルド門侵犯」/Pro Tour Gatecrashは、2013年にカナダ・モントリオールで開催された、スタンダードとブースター・ドラフトのプロツアー。
メタゲームの中心となったのはギルド門侵犯の新カード、ボロスの反攻者/Boros Reckoner。ナヤ、グルールアグロ、トリコフラッシュなど様々なデッキに採用され、ベスト8では合計16枚が使われた。Team StarCityGames.comが持ち込み見事優勝を飾った新デッキ、The Aristocratsにおいてもパーツの1つを務めている。
活躍したその他の新カードは各種ショックランド、The Aristocratsのカルテルの貴種/Cartel Aristocratやオルゾフの魔除け/Orzhov Charm、赤緑系ビートダウンにおける炎樹族の使者/Burning-Tree Emissary、ドムリ・ラーデ/Domri Rade、円環の賢者/Gyre Sageなど。
ジャンドミッドレンジや青白コントロール系のデッキは土地以外の収穫が少なかったものの、引き続き活躍している。
- ベスト8は、スウェーデンのJoel Larssonを除いて、他7名がアメリカ勢。
- Melissa DeToraは、女性初のプロツアーベスト8入賞。
- 日本人最高位は三原槙仁の28位。日本勢がプロツアーベスト8に残れなかったのは世界選手権10以来となる。
[編集] 基本データ
- 日時:2013年2月15日~2月17日
- 会場:Palais des Congres
- フォーマット:混合
- 1日目:ブースター・ドラフト(ギルド門侵犯×3)3回戦、スタンダード(基本セット2013+イニストラード・ブロック+ラヴニカへの回帰+ギルド門侵犯)5回戦
- 2日目:ブースター・ドラフト3回戦、スタンダード5回戦
- 3日目(決勝ラウンド):スタンダード
- 参加者数:329名
[編集] 上位入賞者
- 優勝 Tom Martell (The Aristocrats)
- 準優勝 Joel Larsson (トリコフラッシュ)
- 第3位 Ben Stark (エスパーコントロール)
- 第4位 Eric Froehlich (Saito Zoo)
- 第5位 Owen Turtenwald (ジャンドミッドレンジ)
- 第6位 Melissa DeTora (ケッシグバント)
- 第7位 Gerry Thompson (トリコフラッシュ)
- 第8位 Stephen Mann (ジャンドミッドレンジ)
[編集] 参考
- Martell Calls Down Reckoning at Pro Tour(WotC、英語)
- プロツアー「ギルド門侵犯」カバレージページ (mtg-jp.com、日本語)
- マジック:ザ・ギャザリング プロツアー「ギルド門侵犯」モントリオール2013(WotC、ニコニコ生放送 日本語)
- トーナメント記録
2013シーズン | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
ワールド・ウィーク | ワールドカップ (東京予選 - 大阪予選 - 名古屋予選 ) - 世界選手権 | ||||||
プロツアー | ギルド門侵犯(モントリオール) - ドラゴンの迷路(サンディエゴ) - テーロス(ダブリン) | ||||||
グランプリ |
| ||||||
その他 | ヴィンテージ - レガシー - 日本レガシー | ||||||
1995-1996・1996-1997・1997-1998・1998-1999・1999-2000・2000-2001・2001-2002・2002-2003・2003-2004・2004-2005・2006・ 2007・2008・2009・2010・2011・2012・2013・2014・2015・2016・2017・2018・2019・2020・2020-2021・2021-2022・2022-2023・2023-2024・2024-2025 |