磁石のゴーレム/Lodestone Golem
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
(5人の利用者による、間の14版が非表示) | |||
3行: | 3行: | ||
[[MUD]]を体現したかのような、強力[[アーティファクト・クリーチャー]]。[[巨大戦車/Juggernaut]]と同じ[[マナ・コスト]]と[[サイズ]]を持ち、[[アーティファクト]]には効かないが[[抵抗の宝球/Sphere of Resistance]]を内蔵している。 | [[MUD]]を体現したかのような、強力[[アーティファクト・クリーチャー]]。[[巨大戦車/Juggernaut]]と同じ[[マナ・コスト]]と[[サイズ]]を持ち、[[アーティファクト]]には効かないが[[抵抗の宝球/Sphere of Resistance]]を内蔵している。 | ||
− | [[ヴィンテージ]]の[[茶単]]系[[デッキ]]では[[Mishra's Workshop]]の存在により1[[ターン]]目から4[[マナ]]程度は割と普通に出る。こんな[[クリーチャー]]を最序盤に出されてしまったら、多くのデッキは非常に困るだろう。[[Force of Will]]で[[打ち消す|カウンター]]するか、返しでうまく[[Mox]]などから[[除去]]できないと、そのまま撲殺されてしまう恐れすらある。 | + | [[ヴィンテージ]]の[[茶単]]系[[デッキ]]では[[Mishra's Workshop]]の存在により1[[ターン]]目から4[[マナ]]程度は割と普通に出る。こんな[[クリーチャー]]を最序盤に出されてしまったら、多くのデッキは非常に困るだろう。[[意志の力/Force of Will]]で[[打ち消す|カウンター]]するか、返しでうまく[[Mox]]などから[[除去]]できないと、そのまま撲殺されてしまう恐れすらある。 |
− | [[金属細工師/Metalworker]]が禁止を解除されたことにより、[[レガシー]]においてもMUDが組めるようになったため、レガシーでも採用されてきた。こちらでも[[マナ拘束]] | + | [[金属細工師/Metalworker]]が禁止を解除されたことにより、[[レガシー]]においてもMUDが組めるようになったため、レガシーでも採用されてきた。こちらでも[[マナ拘束]]を可能とする主力[[アタッカー]]として重宝されている。レガシーにはMishra's Workshopこそないものの[[2マナランド]]から2ターン目に[[唱える]]ことが可能であり、一度[[戦場]]に出てしまえば、ヴィンテージに比べて非アーティファクト呪文が多い環境であるためより強力なマナ拘束となる。 |
+ | |||
+ | 一方で、[[スタンダード]]や[[エクステンデッド]]では今一つ活躍できなかった。高速な展開ができない環境では、[[稲妻/Lightning Bolt]]や[[流刑への道/Path to Exile]]といった強力な[[軽い]][[除去]]を受けて[[テンポ・アドバンテージ]]を失ってしまいがち。 | ||
+ | |||
+ | *MUD系デッキの抑止目的として、[[2016年]]4月8日にヴィンテージの[[制限カード]]に指定された。これは(旧[[レジェンド・ルール]]による[[レジェンド (クリーチャー・タイプ)|レジェンド]]の一律制限を除けば)[[1994年]]1月の公式[[フォーマット]]制定以来、初のクリーチャー・カードの新規制限指定となった。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
+ | *[[コスト増加カード]] | ||
*[[カード個別評価:ワールドウェイク]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:ワールドウェイク]] - [[レア]] | ||
+ | *[[カード個別評価:モダンマスターズ2015]] - [[レア]] | ||
+ | *[[カード個別評価:兄弟戦争旧枠版アーティファクト]] - [[レア]] |
2022年11月9日 (水) 18:33時点における最新版
MUDを体現したかのような、強力アーティファクト・クリーチャー。巨大戦車/Juggernautと同じマナ・コストとサイズを持ち、アーティファクトには効かないが抵抗の宝球/Sphere of Resistanceを内蔵している。
ヴィンテージの茶単系デッキではMishra's Workshopの存在により1ターン目から4マナ程度は割と普通に出る。こんなクリーチャーを最序盤に出されてしまったら、多くのデッキは非常に困るだろう。意志の力/Force of Willでカウンターするか、返しでうまくMoxなどから除去できないと、そのまま撲殺されてしまう恐れすらある。
金属細工師/Metalworkerが禁止を解除されたことにより、レガシーにおいてもMUDが組めるようになったため、レガシーでも採用されてきた。こちらでもマナ拘束を可能とする主力アタッカーとして重宝されている。レガシーにはMishra's Workshopこそないものの2マナランドから2ターン目に唱えることが可能であり、一度戦場に出てしまえば、ヴィンテージに比べて非アーティファクト呪文が多い環境であるためより強力なマナ拘束となる。
一方で、スタンダードやエクステンデッドでは今一つ活躍できなかった。高速な展開ができない環境では、稲妻/Lightning Boltや流刑への道/Path to Exileといった強力な軽い除去を受けてテンポ・アドバンテージを失ってしまいがち。
- MUD系デッキの抑止目的として、2016年4月8日にヴィンテージの制限カードに指定された。これは(旧レジェンド・ルールによるレジェンドの一律制限を除けば)1994年1月の公式フォーマット制定以来、初のクリーチャー・カードの新規制限指定となった。