ドラゴンの暴君/Dragon Tyrant

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[[素出し]]できる状態ならば10マナあるということなので、維持に4マナを[[支払う|支払った]]としても、まだ6マナ余っている。それをすべて[[パンプアップ]]に用いることができれば、[[パワー]]は12にも達する。多少の[[ブロッカー]]などは意にも介さず、一撃で[[対戦相手]]を葬り去ることができるだろう。
 
[[素出し]]できる状態ならば10マナあるということなので、維持に4マナを[[支払う|支払った]]としても、まだ6マナ余っている。それをすべて[[パンプアップ]]に用いることができれば、[[パワー]]は12にも達する。多少の[[ブロッカー]]などは意にも介さず、一撃で[[対戦相手]]を葬り去ることができるだろう。
  
とはいえ10マナ用意してまともに使用するのはさすがに困難なので、コストを踏み倒して[[戦場に出す]]と同時に[[速攻]]を与え、奇襲的に[[殴る]]のがベターだろう。[[スタンダード]]では[[憤怒/Anger]]や[[ドラゴンの息/Dragon Breath]]と相性がよく、[[リアニメイト]]で使われることがあった。[[カードプール]]を広げれば[[騙し討ち/Sneak Attack]]や[[裂け目の突破/Through the Breach]]もいい相方である。[[呪文]]で戦場に出す場合、呪文のコストによってはパンプアップ用のマナが用意しづらくなってしまうが、パンプアップ抜きでもパワー6の二段攻撃なら十分に決定打になりえる。
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ただし必要なマナをすべて[[赤マナ]]で用意しないといけない点が大きなネック。マナ・サポートとして[[]]や[[マナ・アーティファクト]]と組み合わせたくとも、それらでは用意できるマナに[[緑マナ]]や[[無色マナ]]が混じるのであまり相性がよくない。総じて理論上の性能こそ高いが、それをまともに発揮できる状況はごくごく限られており、非常に扱いづらい。ロマンを追い求める[[カジュアルプレイヤー]]向けの1枚。
  
ただし必要なマナをすべて[[赤マナ]]で用意しないといけない点が大きなネック。マナ・サポートとして[[]][[マナ・アーティファクト]]と組み合わせたくとも、それらでは用意できるマナに[[緑マナ]][[無色マナ]]が混じるのであまり相性がよくない。直後の[[ミラディン・ブロック]][[]][[マナ加速]]が登場したのは追い風だが、それでもやはり安定感に欠ける。
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10マナ用意してまともに使用するのはさすがに困難なので、コストを踏み倒して[[戦場に出す]]と同時に[[速攻]]を与え、奇襲的に[[殴る]]のがベターか。[[スタンダード]]では[[憤怒/Anger]][[ドラゴンの息/Dragon Breath]]と相性がよく、[[リアニメイト]]で使われることがあった。だが、[[呪文]]で戦場に出す場合、呪文のコストによってはパンプアップ用のマナが用意しづらくなるのが難点。一応パンプアップ抜きでもパワー6の二段攻撃なら十分に決定打になりえるが…。
  
理論上の性能こそ高いが、それをまともに発揮できる状況はごくごく限られており、非常に扱いづらい。ロマンを追い求める[[カジュアルプレイヤー]]向けの1枚。
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[[カードプール]]を広げれば[[騙し討ち/Sneak Attack]]や[[裂け目の突破/Through the Breach]]のよき相方となり、[[エクステンデッド]]の[[スニークアタック#エクステンデッド|スニークアタック]]で実際に活躍した。単純な打撃力の高さに加え、[[神河ブロック]]で[[猛火の群れ/Blazing Shoal]]という強力な相棒を得たことが大きい。自身の高いマナ・コストにより猛火の群れの[[ピッチスペル|ピッチ]]・コストになれるのみならず、騙し討ち等で戦場に出た際にも二段攻撃との凶悪な[[シナジー]]を発揮するからである。また、直後の[[ミラディン・ブロック]]で[[赤]]の一時的[[マナ加速]]が多数登場(特に[[煮えたぎる歌/Seething Song]])したことにより赤マナの増産が可能になったことも追い風であると言える。
  
*登場した時代が違えば、[[猛火の群れ/Blazing Shoal]]の餌になるという(本人としては不本意であろう形で)活躍ができたであろう。実際に[[モダン]]では猛火の群れのピッチコストとして使われ、感染デッキをメタの中心に押し上げた。しかし程なくして猛火の群れが禁止になってしまったためこのカードも姿を消すことになった。
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*登場した[[スカージ]]には「重い[[カード]]があるほど強い」コンセプトの[[呪文]]がいくつかあるが、さすがに10マナは重すぎた。[[軽蔑する利己主義者/Scornful Egotist]]という扱いやすいカードもあったことから、こちらが使われることはほとんどなかった。
**[[スカージ]]にも「[[重い]]カードがあるほど強い」系の[[呪文]]はいくつかあるが、10マナはいくらなんでも重すぎるし、[[軽蔑する利己主義者/Scornful Egotist|それと組み合わせるためにデザインされた、もっと扱いやすいカード]]もあったので、[[コンボ]]されることはほとんどなかった。
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==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:スカージ]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:スカージ]] - [[レア]]

2018年7月26日 (木) 11:37時点における最新版


Dragon Tyrant / ドラゴンの暴君 (8)(赤)(赤)
クリーチャー — ドラゴン(Dragon)

飛行、トランプル、二段攻撃
あなたのアップキープの開始時に、あなたが(赤)(赤)(赤)(赤)を支払わないかぎり、ドラゴンの暴君を生け贄に捧げる。
(赤):ドラゴンの暴君は、ターン終了時まで+1/+0の修整を受ける。

6/6

10マナものマナ・コストに加え、大地の怒り/Force of Nature並のアップキープ・コストを要する、極めて重く、相応に強大なドラゴンドラゴンにおなじみの飛行炎のブレス能力だけでなく、トランプル、さらには二段攻撃まで持っている。

素出しできる状態ならば10マナあるということなので、維持に4マナを支払ったとしても、まだ6マナ余っている。それをすべてパンプアップに用いることができれば、パワーは12にも達する。多少のブロッカーなどは意にも介さず、一撃で対戦相手を葬り去ることができるだろう。

ただし必要なマナをすべて赤マナで用意しないといけない点が大きなネック。マナ・サポートとしてマナ・アーティファクトと組み合わせたくとも、それらでは用意できるマナに緑マナ無色マナが混じるのであまり相性がよくない。総じて理論上の性能こそ高いが、それをまともに発揮できる状況はごくごく限られており、非常に扱いづらい。ロマンを追い求めるカジュアルプレイヤー向けの1枚。

10マナ用意してまともに使用するのはさすがに困難なので、コストを踏み倒して戦場に出すと同時に速攻を与え、奇襲的に殴るのがベターか。スタンダードでは憤怒/Angerドラゴンの息/Dragon Breathと相性がよく、リアニメイトで使われることがあった。だが、呪文で戦場に出す場合、呪文のコストによってはパンプアップ用のマナが用意しづらくなるのが難点。一応パンプアップ抜きでもパワー6の二段攻撃なら十分に決定打になりえるが…。

カードプールを広げれば騙し討ち/Sneak Attack裂け目の突破/Through the Breachのよき相方となり、エクステンデッドスニークアタックで実際に活躍した。単純な打撃力の高さに加え、神河ブロック猛火の群れ/Blazing Shoalという強力な相棒を得たことが大きい。自身の高いマナ・コストにより猛火の群れのピッチ・コストになれるのみならず、騙し討ち等で戦場に出た際にも二段攻撃との凶悪なシナジーを発揮するからである。また、直後のミラディン・ブロックの一時的マナ加速が多数登場(特に煮えたぎる歌/Seething Song)したことにより赤マナの増産が可能になったことも追い風であると言える。

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