霧を歩むもの、ウリル/Uril, the Miststalker
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+ | *[[狂暴ウォンバット/Rabid Wombat]] - これ以前に存在した、同様の強化能力を持つクリーチャー。 | ||
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*[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/arcana/175 壁紙・待受] | *[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/arcana/175 壁紙・待受] | ||
*[[カード個別評価:アラーラ再誕]] - [[神話レア]] | *[[カード個別評価:アラーラ再誕]] - [[神話レア]] | ||
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2009年8月11日 (火) 23:00時点における版
伝説のクリーチャー — ビースト(Beast)
呪禁(このクリーチャーは、あなたの対戦相手がコントロールする呪文や能力の対象にならない。)
霧を歩むもの、ウリルは、それにつけられているオーラ(Aura)1つにつき+2/+2の修整を受ける。
一方通行と、自身につけたオーラの数に応じて強化される能力を持つクリーチャー。
5マナ5/5の高い基本性能に加え、一方通行のおかげでオーラの弱点であるクリーチャーが除去されるとアドバンテージを失ってしまう欠点がかなり緩和される。タフネス5かつ一方通行は、アラーラ再誕時点のスタンダードで活躍している優秀な単体除去や全体除去のほとんどが効かないため、非常に高い除去耐性といえる。
相性の良いオーラは、同じブロックなら凶暴な飢え/Savage Hungerやアーシャの好意/Asha's Favorなど。回避能力を与えて弱点を補うことができる。前のシャドウムーア・ブロックでは亜神オーラサイクルが強烈。特に大霊の盾/Shield of the Oversoulを付けるとほぼ撃退不可能になり、飛行もつくため、とても止めにくくなる。チャンプブロックが邪魔なら大神のルーン/Runes of the Deusで強引に突破するのも良いだろう。
素でかなりのサイズがあるため、無理にオーラの強化能力を当てにせず、安定性重視で装備品を利用するのも良い。同セットのビヒモスの大鎚/Behemoth Sledgeは色も合致するのでちょうど良いだろう。
リミテッドではさすがの神話レアだけありとても強力。構築でもその高い除去耐性のおかげで安定感の高いクリーチャーと言える。だが、そもそもオーラを主軸にしたデッキ自体が構築では見受けられず、何らかで回避能力を与えないと溢れかえるトークン勢を突破することもままならない。カードパワー自体は高いので、オーラを積極的に採用するデッキならば活躍してくれるだろう。
- 失われたアラーラの君主/Sovereigns of Lost Alaraはオーラを探してきてくれる能力を持つ。お互いマナ・コストは高いが、相性はよい。
開発秘話
このカードは、安全にオーラをつけることでき、オーラをつけると強力になるクリーチャーを作りたいという願望から生まれた。
開発時は重い7/7クリーチャーで、一方通行と「ウリルがエンチャントされている限り、それは+6/+6の修整を受ける」という能力を持っていた。Ken Nagleがエルダー・ドラゴン・ハイランダーのデッキにそのカードを入れてテストプレイを行ったところ、2枚目以降にボーナスが得られないことが不満であったことから、強化能力は「つけられているオーラ1つにつき+6/+6の修整を受ける」に変更された(Matt Placeはスーパーウォンバットと称している)。しかし、チャンプブロックされると、トランプルがない限りいくら強化しても同じであり、単一の大霊の盾/Shield of the Oversoulのみが最善の状況は変わらなかった。
そこでTom LaPilleは「+6/+6」を「+3/+3」に変更することを提案し、その時点で現在のマナ・コストとP/Tに変更された。その後、テストプレイヤーによるパワーレベルの懸念で、調整の末「+3/+3」は「+2/+2」に変更された。(→Collisions in the Multiverse, Part 3参照)
関連カード
- 狂暴ウォンバット/Rabid Wombat - これ以前に存在した、同様の強化能力を持つクリーチャー。
サイクル
アラーラ再誕の神話レアの伝説のクリーチャーのサイクル。それぞれの断片を象徴する友好色3色を含んでいる。
- 戦争のアスラ、ジェナーラ/Jenara, Asura of War
- センの三つ子/Sen Triplets
- スラクジムンダール/Thraximundar
- ジャンドの暴君、カーサス/Karrthus, Tyrant of Jund
- 霧を歩むもの、ウリル/Uril, the Miststalker