爆発的逃走/Explosive Getaway
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+ | 全体火力として見た場合はそこまで[[マナ]]効率がよいわけではないが、明滅により自分の[[クリーチャー]]を1体までなら[[火力]]から保護できるため、クリーチャー主体のデッキが[[ミラーマッチ]]になった場合などでも使いやすい。また[[対戦相手]]の[[パーマネント]]も[[対象]]にできるので、[[タフネス]]5以上の相手クリーチャーを一時的に排除して自分のそれらの[[攻撃]]を通したり、[[生体生成エンジン/Lifecraft Engine]]のような[[全体強化]]アーティファクトを追放して強引に火力圏内に収めたりといった芸当もできる。 | ||
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+ | 登場時の[[スタンダード]]では、味方の保護機能を持った全体火力として[[時の火炎嵐/Temporal Firestorm]]も存在している。あちらはダメージ効率が良く、マナ次第で2体のクリーチャーを保護できる。一方で5マナで唱えても味方を保護できる点や、相手のパーマネントも追放できる点、[[フェイズ・アウト]]ではなく明滅であるためETBを再利用できる点では勝っていると言える。[[プレインズウォーカー]]を巻き込めるか否かという相違点もあるため、[[メタゲーム]]や自分の[[構築]]次第では使い分けも考えられる。 | ||
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+ | *アーティファクトやクリーチャー1つを[[対象]]に選び、爆発的逃走の[[解決]]時に対象が[[不正な対象]]になっていた場合、爆発的逃走は[[立ち消え]][[ダメージ]]も発生しない。 | ||
+ | *対象は「最大」1つなので、対象を取らずに唱えることも可能である。上記の立ち消えを防ぐために役立つ。 | ||
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+ | ==ストーリー== | ||
+ | [[霊気走破]]の[[注目のストーリー]]の1枚({{Gatherer|id=691994}})。 | ||
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+ | [[ムラガンダ/Muraganda]]の[[ムラガンダ/Muraganda#略奪者|略奪者]]に囚われていた[[おたから/Loot]]と[[ダレッティ/Daretti]]を救出した[[ピア・ナラー/Pia Nalaar (ストーリー)|ピア/Pia]]・[[チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar (ストーリー)|チャンドラ/Chandra]]親子はダレッティのロケットカーに乗り込んだ。 | ||
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+ | ダレッティがチェリーボムを投下すると、1秒後には機体に残っていた動力が一気に使い果たされコースをめがけて走り出した。 | ||
+ | *[https://magic.wizards.com/en/news/magic-story/aetherdrift-episode-4-little-guy-shortcuts Aetherdrift | Episode 4: Little-Guy Shortcuts]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/DFT/0038365/ 第4話 子供だけの近道](Daily MTG 2025年1月15日 K. Arsenault Rivera著) | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[一時的に追放するカード]]([[機能別カードリスト]]) | *[[一時的に追放するカード]]([[機能別カードリスト]]) | ||
*[[カード個別評価:霊気走破]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:霊気走破]] - [[レア]] |
2025年2月18日 (火) 23:17時点における最新版
ソーサリー
アーティファクトやクリーチャーである最大1つを対象とする。それを追放する。次の終了ステップの開始時に、それをオーナーのコントロール下で戦場に戻す。
爆発的逃走は各クリーチャーにそれぞれ4点のダメージを与える。
アーティファクトかクリーチャーの次のターン終了ステップまでの明滅に全体火力がついたソーサリー。
全体火力として見た場合はそこまでマナ効率がよいわけではないが、明滅により自分のクリーチャーを1体までなら火力から保護できるため、クリーチャー主体のデッキがミラーマッチになった場合などでも使いやすい。また対戦相手のパーマネントも対象にできるので、タフネス5以上の相手クリーチャーを一時的に排除して自分のそれらの攻撃を通したり、生体生成エンジン/Lifecraft Engineのような全体強化アーティファクトを追放して強引に火力圏内に収めたりといった芸当もできる。
登場時のスタンダードでは、味方の保護機能を持った全体火力として時の火炎嵐/Temporal Firestormも存在している。あちらはダメージ効率が良く、マナ次第で2体のクリーチャーを保護できる。一方で5マナで唱えても味方を保護できる点や、相手のパーマネントも追放できる点、フェイズ・アウトではなく明滅であるためETBを再利用できる点では勝っていると言える。プレインズウォーカーを巻き込めるか否かという相違点もあるため、メタゲームや自分の構築次第では使い分けも考えられる。
- アーティファクトやクリーチャー1つを対象に選び、爆発的逃走の解決時に対象が不正な対象になっていた場合、爆発的逃走は立ち消えダメージも発生しない。
- 対象は「最大」1つなので、対象を取らずに唱えることも可能である。上記の立ち消えを防ぐために役立つ。
[編集] ストーリー
ムラガンダ/Muragandaの略奪者に囚われていたおたから/Lootとダレッティ/Darettiを救出したピア/Pia・チャンドラ/Chandra親子はダレッティのロケットカーに乗り込んだ。
ダレッティがチェリーボムを投下すると、1秒後には機体に残っていた動力が一気に使い果たされコースをめがけて走り出した。
- Aetherdrift | Episode 4: Little-Guy Shortcuts/第4話 子供だけの近道(Daily MTG 2025年1月15日 K. Arsenault Rivera著)