雪崩し/Skred

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[[アイスエイジ・ブロック]]の[[氷雪]]を利用した、[[クリーチャー]][[除去]]専用の[[軽い|軽量]][[火力]]。
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一見すると威力が不安定に見えるが、[[氷雪土地]]を利用すれば[[氷雪パーマネント]]数はいくらでも水増しできるため、威力不足に悩むことはあまりない。これ自身が1[[マナ]][[軽い]]ため[[ショック/Shock]]程度の威力でも[[コスト]]相応であるのに、実質的には[[大地の飛礫/Spitting Earth]]以上の高威力になりやすい。かといって終盤特化というわけでもなく、初手を[[冠雪の山/Snow-Covered Mountain]]から入れば1[[ターン]]目から1点火力として機能もしてくれる。序盤から終盤まで、[[ウィニー]]や[[マナ・クリーチャー]]から[[大型クリーチャー]]まで、隙なく活躍する強力な[[除去]]である。
  
[[構築]][[土地]]をすべて[[氷雪土地]]にすれば、1[[マナ]][[インスタント]][[大地の飛礫/Spitting Earth]]+αになるわけで、そう考えるとこの[[カード]]の強さがわかる。
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[[スタンダード]]での[[時のらせん]]参入後は、[[青赤氷雪コントロール]]で軽量除去として活用されている。また、1マナで[[カメレオンの巨像/Chameleon Colossus]][[霧縛りの徒党/Mistbind Clique]]に対処できるという利点から、同時期の[[スライ/スタンダード/時のらせんブロック+ローウィン=シャドウムーア・ブロック期|赤単スライ]]にも採用される。[[対戦相手]]を[[焼く]]ことができない火力が敬遠されやすい[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]にも優先して採用されているという点からもこのカードの威力が理解できるだろう。
  
[[スタンダード]]での[[時のらせん]]参入後は、[[青赤氷雪コントロール]]で軽量除去として活用されている。また、1マナで[[カメレオンの巨像/Chameleon Colossus]]や[[霧縛りの徒党/Mistbind Clique]]に対処できるという利点から、同時期の[[スライ/スタンダード/時のらせんブロック+ローウィン=シャドウムーア・ブロック期|赤単スライ]]にも採用される。[[対戦相手]]に[[ダメージ]]の入らない火力が[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]に採用されているという点からもこのカードの威力が理解できるだろう。
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[[モダン]]では[[赤コントロール#モダン|赤単氷雪コントロール]]で追加の除去として採用されている。また、同デッキは雪崩しの英語名とかけてSkred Red又はSk-Redと呼ばれる場合がある。([http://mtg-jp.com/reading/iwashowdeck/0017960/ 参考]
  
[[コモン]]なので[[Pauper]]でも使用可能。氷雪土地が必要なのがネックとなり長い間使われていなかったが、[[ストンピィ#Pauper|ストンピィ]]の台頭により登場した[[Delver-Go#Pauper|青赤氷雪フェアリー]]の除去として見出された。
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[[コモン]]なので[[パウパー]]でも使用可能。対戦相手にダメージが入らず、氷雪土地が必要などネックとなる部分が多く、他に良質な火力の多いパウパーでは長い間それほど多用されるカードではなかったが、[[ストンピィ#パウパー|ストンピィ]]の台頭により登場した[[フェアリー (デッキ)#パウパー|青赤氷雪フェアリー]]の除去として見出された。[[モダンホライゾン]]や[[カルドハイム]]で氷雪関連のカードが多数追加されて以降はさらに評価が上がっており、特に[[アーカムの天測儀/Arcum's Astrolabe]]との相性は凶悪であった。
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もちろん[[リミテッド]]でも優秀。[[構築]]と違って[[基本氷雪土地]]は[[ピック]]したぶんしか使えないので無条件に高威力とはいかないが、それでも普通に進めていれば氷雪パーマネントは複数集まるため、ほぼ例外なく1マナ火力にしては十分な威力となる。
  
 
*「雪崩」で「なだれ」と読まれるが、このカードの読みは「ゆきくずし」である。
 
*「雪崩」で「なだれ」と読まれるが、このカードの読みは「ゆきくずし」である。

2024年10月24日 (木) 14:50時点における最新版


Skred / 雪崩し (赤)
インスタント

クリーチャー1体を対象とする。雪崩しはそれに、あなたがコントロールする氷雪パーマネントの数に等しい点数のダメージを与える。


氷雪システムを利用した対クリーチャー火力

一見すると威力が不安定に見えるが、氷雪土地を利用すれば氷雪パーマネント数はいくらでも水増しできるため、威力不足に悩むことはあまりない。これ自身が1マナ軽いためショック/Shock程度の威力でもコスト相応であるのに、実質的には大地の飛礫/Spitting Earth以上の高威力になりやすい。かといって終盤特化というわけでもなく、初手を冠雪の山/Snow-Covered Mountainから入れば1ターン目から1点火力として機能もしてくれる。序盤から終盤まで、ウィニーマナ・クリーチャーから大型クリーチャーまで、隙なく活躍する強力な除去である。

スタンダードでの時のらせん参入後は、青赤氷雪コントロールで軽量除去として活用されている。また、1マナでカメレオンの巨像/Chameleon Colossus霧縛りの徒党/Mistbind Cliqueに対処できるという利点から、同時期の赤単スライにも採用される。対戦相手焼くことができない火力が敬遠されやすいビートダウンにも優先して採用されているという点からもこのカードの威力が理解できるだろう。

モダンでは赤単氷雪コントロールで追加の除去として採用されている。また、同デッキは雪崩しの英語名とかけてSkred Red又はSk-Redと呼ばれる場合がある。(参考

コモンなのでパウパーでも使用可能。対戦相手にダメージが入らず、氷雪土地が必要などネックとなる部分が多く、他に良質な火力の多いパウパーでは長い間それほど多用されるカードではなかったが、ストンピィの台頭により登場した青赤氷雪フェアリーの除去として見出された。モダンホライゾンカルドハイムで氷雪関連のカードが多数追加されて以降はさらに評価が上がっており、特にアーカムの天測儀/Arcum's Astrolabeとの相性は凶悪であった。

もちろんリミテッドでも優秀。構築と違って基本氷雪土地ピックしたぶんしか使えないので無条件に高威力とはいかないが、それでも普通に進めていれば氷雪パーマネントは複数集まるため、ほぼ例外なく1マナ火力にしては十分な威力となる。

  • 「雪崩」で「なだれ」と読まれるが、このカードの読みは「ゆきくずし」である。

[編集] 参考

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