合体した非道、ウラレック/Ulalek, Fused Atrocity
提供:MTG Wiki
Aerugo aeruginosa (トーク | 投稿記録) |
|||
(3人の利用者による、間の6版が非表示) | |||
8行: | 8行: | ||
}} | }} | ||
''カードテキストは仮のものです。Whisper更新時に置き換えをお願いします。''<!--{{#card:Ulalek, Fused Atrocity}}--> | ''カードテキストは仮のものです。Whisper更新時に置き換えをお願いします。''<!--{{#card:Ulalek, Fused Atrocity}}--> | ||
− | + | ||
+ | [[エルドラージ侵攻/Eldrazi Incursion]]のメイン[[統率者]]。[[欠色]]を持ち、エルドラージ・[[呪文]]に反応し呪文と他の[[起動型能力]]・[[誘発型能力]]を[[コピー]]できる初の[[5色]]の[[伝説の]][[エルドラージ]]。 | ||
+ | |||
+ | [[キャスト]][[誘発]]を持つエルドラージをその能力ごとコピーできる。また[[誘発条件]]はエルドラージだがコピーするのはエルドラージ由来の呪文や能力に限らないため、[[ヴェリズ・ヴェルの盾/Shields of Velis Vel]]などの[[同族]][[インスタント]]を使うことで何でもコピーできる。 | ||
+ | |||
+ | [[永遠のこだま/Echoes of Eternity]]があればコピー能力が追加で誘発するので、[[無色マナ]]が続く限りコピー可能。キャスト誘発で(◇)(◇)を工面できる[[真実を溺れさせるもの/Drowner of Truth]]なら[[無限ループ]]で真実を溺れさせるものの[[無限トークン]]。 | ||
+ | |||
+ | *誘発型能力の基本的な[[ルール]]は[[コピー#4|スタックの呪文や能力をコピーする効果]]、[[コピー可能な値]]を参照。 | ||
+ | *初の[[無色マナ]]と[[色マナ]]の組み合わせの[[混成マナ・シンボル]]を持つ[[カード]]。だが[[モダンホライゾン3]]発売に伴う[[総合ルール]]更新では[[マナ・シンボル]]のリストである{{CR|107.4}}にそれらは追加されなかった。またその影響か、[[モダンホライゾン3統率者デッキ]]のカードが[[Gatherer]]に登録される中で合体した非道、ウラレックのみページが存在しない状態となっている。 | ||
+ | *非[[トーナメント]][[リーガル]]のカードだが、5色エルドラージの先例として[[Slivdrazi Monstrosity (playtest)]]が存在する。 | ||
{{未評価|モダンホライゾン3}} | {{未評価|モダンホライゾン3}} | ||
+ | |||
+ | ==関連カード== | ||
+ | ===サイクル=== | ||
+ | {{テンプレート:サイクル/モダンホライゾン3統率者デッキのメイン統率者}} | ||
==ストーリー== | ==ストーリー== | ||
− | [[モダンホライゾン3統率者デッキ]]に付属する説明<ref>[https://www.reddit.com/r/mtgvorthos/comments/1db8sx7/lore_from_the_m3c_face_commanders_omo_satya/ Reddit](英語、有志による書き起こし)</ref>によれば、'''ウラレック'''/''Ulalek''は遥か昔の、すでに枯れ果て名前も忘れられたとある[[次元/Plane]]でたった一度だけ出現した存在。[[ウラモグ/Ulamog]]と[[コジレック/Kozilek]]が同時に次元へ侵入したことで生まれ、両者の血族であるその存在はウラモグの[[落とし子]]たちの物理特性を歪める性質・コジレックの落とし子たちの現実を歪める性質を増幅させたという。ウラレック自身が次元に与える影響は常に変化しており、さながらウラレックという存在自体が絶えず変化しているかのようである。 | + | [[モダンホライゾン3統率者デッキ]]に付属する説明<ref>[https://www.reddit.com/r/mtgvorthos/comments/1db8sx7/lore_from_the_m3c_face_commanders_omo_satya/ Reddit](英語、有志による書き起こし)</ref>によれば、'''ウラレック'''/''Ulalek''は遥か昔の、すでに枯れ果て名前も忘れられたとある[[次元/Plane]]でたった一度だけ出現した存在。 |
+ | |||
+ | [[ウラモグ/Ulamog]]と[[コジレック/Kozilek]]が同時に次元へ侵入したことで生まれ、両者の血族であるその存在はウラモグの[[落とし子]]たちの物理特性を歪める性質・コジレックの落とし子たちの現実を歪める性質を増幅させたという。ウラレック自身が次元に与える影響は常に変化しており、さながらウラレックという存在自体が絶えず変化しているかのようである。 | ||
+ | |||
ウラレックがまだ存在しているのか、それともウラモグとコジレックが[[久遠の闇/Blind Eternities]]に戻る際に消滅したのかは定かでない。 | ウラレックがまだ存在しているのか、それともウラモグとコジレックが[[久遠の闇/Blind Eternities]]に戻る際に消滅したのかは定かでない。 | ||
19行: | 35行: | ||
*[[Jay Annelli]]の解釈では、(純粋な無色でない)欠色持ちの[[エルドラージ/Eldrazi]]は我々の現実を食らうことで生まれたもの・我々の現実により近いものであり、ウラレックが低級の落とし子たちのように欠色を持つことはそれ自身も落とし子であることを示している<ref>[https://vorthosjay.tumblr.com/post/751317467484307456/so-i-understand-the-eldrazi-to-be-colorless Ask Jay](2024年5月24日)</ref>。 | *[[Jay Annelli]]の解釈では、(純粋な無色でない)欠色持ちの[[エルドラージ/Eldrazi]]は我々の現実を食らうことで生まれたもの・我々の現実により近いものであり、ウラレックが低級の落とし子たちのように欠色を持つことはそれ自身も落とし子であることを示している<ref>[https://vorthosjay.tumblr.com/post/751317467484307456/so-i-understand-the-eldrazi-to-be-colorless Ask Jay](2024年5月24日)</ref>。 | ||
− | **Jay Annelliはあくまで[[ウィザーズ・オブ・ザ・コースト]] | + | **Jay Annelliはあくまで[[ウィザーズ・オブ・ザ・コースト]]の外部コンサルタントという立ち位置であり、公式見解としての発言ではない<ref>[https://twitter.com/jay13x/status/1049675495753814018 @jay13x](X/Twitter [[2018年]]10月9日)</ref>ことに留意。 |
− | == | + | ==脚注== |
<references /> | <references /> | ||
+ | |||
+ | ==参考== | ||
+ | *[[5色カード]] | ||
+ | *[[コピーカード]] | ||
*[[カード個別評価:モダンホライゾン3統率者デッキ]] - [[神話レア]] | *[[カード個別評価:モダンホライゾン3統率者デッキ]] - [[神話レア]] | ||
+ | __NOTOC__ |
2024年6月22日 (土) 22:55時点における版
*
Ulalek, Fused Atrocity / 合体した非道、ウラレック (◇/白)(◇/青)(◇/黒)(◇/赤)(◇/緑)伝説のクリーチャー ─ エルドラージ(Eldrazi)
欠色(このカードは無色である。)
あなたがエルドラージ(Eldrazi)・呪文1つを唱えるたび、(◇)(◇)を支払ってもよい。そうしたなら、あなたがコントロールしているすべての呪文をコピーする。その後、あなたがコントロールしていて起動型や誘発型でありこの能力でないすべての能力をコピーする。それらのコピーの新しい対象を選んでもよい。(マナ能力はコピーできない。)
カードテキストは仮のものです。Whisper更新時に置き換えをお願いします。
エルドラージ侵攻/Eldrazi Incursionのメイン統率者。欠色を持ち、エルドラージ・呪文に反応し呪文と他の起動型能力・誘発型能力をコピーできる初の5色の伝説のエルドラージ。
キャスト誘発を持つエルドラージをその能力ごとコピーできる。また誘発条件はエルドラージだがコピーするのはエルドラージ由来の呪文や能力に限らないため、ヴェリズ・ヴェルの盾/Shields of Velis Velなどの同族インスタントを使うことで何でもコピーできる。
永遠のこだま/Echoes of Eternityがあればコピー能力が追加で誘発するので、無色マナが続く限りコピー可能。キャスト誘発で(◇)(◇)を工面できる真実を溺れさせるもの/Drowner of Truthなら無限ループで真実を溺れさせるものの無限トークン。
- 誘発型能力の基本的なルールはスタックの呪文や能力をコピーする効果、コピー可能な値を参照。
- 初の無色マナと色マナの組み合わせの混成マナ・シンボルを持つカード。だがモダンホライゾン3発売に伴う総合ルール更新ではマナ・シンボルのリストであるCR:107.4にそれらは追加されなかった。またその影響か、モダンホライゾン3統率者デッキのカードがGathererに登録される中で合体した非道、ウラレックのみページが存在しない状態となっている。
- 非トーナメントリーガルのカードだが、5色エルドラージの先例としてSlivdrazi Monstrosity (playtest)が存在する。
このカード「合体した非道、ウラレック/Ulalek, Fused Atrocity」はまだカード個別の評価が行われていません。評価の執筆をして下さる方を求めています。
|
関連カード
サイクル
モダンホライゾン3統率者デッキのメイン統率者サイクル。各構築済みデッキにフォイル仕様で封入されているほか、モダンホライゾン3のプレイ・ブースターからも出現する。稀少度は神話レア。
- 不休のディサ/Disa the Restless(黒赤緑)
- ヴェズーヴァの女王、オムオ/Omo, Queen of Vesuva(緑青)
- 霊気の俊英、サティア/Satya, Aetherflux Genius(青赤白)
- 合体した非道、ウラレック/Ulalek, Fused Atrocity(白青黒赤緑)
ストーリー
モダンホライゾン3統率者デッキに付属する説明[1]によれば、ウラレック/Ulalekは遥か昔の、すでに枯れ果て名前も忘れられたとある次元/Planeでたった一度だけ出現した存在。
ウラモグ/Ulamogとコジレック/Kozilekが同時に次元へ侵入したことで生まれ、両者の血族であるその存在はウラモグの落とし子たちの物理特性を歪める性質・コジレックの落とし子たちの現実を歪める性質を増幅させたという。ウラレック自身が次元に与える影響は常に変化しており、さながらウラレックという存在自体が絶えず変化しているかのようである。
ウラレックがまだ存在しているのか、それともウラモグとコジレックが久遠の闇/Blind Eternitiesに戻る際に消滅したのかは定かでない。
- マジックにはしばしば「歴史のif」を扱ったカードも登場するため、このカードの背景設定についても疑いをもたれることが多い。Mark Rosewaterいわくモダンホライゾン3のカードはすべて正史を扱っており[2]、ウラレックもストーリー中の多元宇宙/Multiverseに属する存在である[3]。
- Jay Annelliの解釈では、(純粋な無色でない)欠色持ちのエルドラージ/Eldraziは我々の現実を食らうことで生まれたもの・我々の現実により近いものであり、ウラレックが低級の落とし子たちのように欠色を持つことはそれ自身も落とし子であることを示している[4]。
- Jay Annelliはあくまでウィザーズ・オブ・ザ・コーストの外部コンサルタントという立ち位置であり、公式見解としての発言ではない[5]ことに留意。
脚注
- ↑ Reddit(英語、有志による書き起こし)
- ↑ Blogatog(2024年5月28日)
- ↑ Blogatog(2024年5月29日)
- ↑ Ask Jay(2024年5月24日)
- ↑ @jay13x(X/Twitter 2018年10月9日)