覇者、ジョー・カディーン/Jor Kadeen, the Prevailer

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[[新たなるファイレクシア]]唯一の[[多色カード]]である[[伝説のクリーチャー]]。[[先制攻撃]]に加え、[[金属術]]達成時には[[あなた|自分]]の全[[クリーチャー]]に+3/+0[[修整]]を与える。
 
[[新たなるファイレクシア]]唯一の[[多色カード]]である[[伝説のクリーチャー]]。[[先制攻撃]]に加え、[[金属術]]達成時には[[あなた|自分]]の全[[クリーチャー]]に+3/+0[[修整]]を与える。
  
[[対抗色]][[重い]][[マナ・コスト]]にも関わらず、金属術を達成しても[[回避能力]][[トランプル]]を得られるわけでもないので、クリーチャー数でこちらが優位に立っていない場合、[[チャンプブロック]]でしのがれがちである。相打ちによる無用な損害を出さないためにも、できれば事前に回避能力持ちを並べておきたい。
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[[構築]]基準で見ると中途半端な性能。[[全体強化]]は悪くはないのだが、クリーチャーを[[展開]]しつつ金属術も満たすのは手間がかかるうえ、得られるのは[[パワー]][[強化]]のみ。[[回避能力]]などを与えてくれるわけではないし、[[タフネス]]も増えないため相討ち[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]で凌がれてしまいやすい。これ自身の[[マナ・コスト]]が[[対抗色]]5[[マナ]]と[[重い]]うえ、[[除去耐性]]がないため[[環境]]に溢れる[[四肢切断/Dismember]]や[[喉首狙い/Go for the Throat]]で対処されやすいのも難点。主軸に据えるには安定性・確実性に欠けるため、[[鍛えられた鋼/Tempered Steel]]や[[刃砦の英雄/Hero of Bladehold]]の牙城を崩すには至らなかった。
しかし、そこまでお膳立てしたとしても[[環境]]に溢れる[[四肢切断/Dismember]]の前ではなす術もない。
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[[リミテッド]]では金属術を達成していなくてもまずまずの[[サイズ]]な上に、[[クリーチャー]]戦に強い能力は非常に頼もしく、初手クラスの強さ。白か赤を取れていれば[[タッチ]]してでも積極的に採用したい。
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その一方[[リミテッド]]では金属術を達成していなくても[[サイズ]]と先制攻撃で主力級の戦力になるうえに、いざ達成すれば大幅な有利を築くことができるため、初手クラスの強さ。白か赤を取れていれば[[タッチ]]してでも積極的に採用したい。また[[統率者戦]]では[[マナ・アーティファクト]]が多用されることから金属術を満たしやすくかつ重さを克服しやすいこと、自身の能力によって[[パワー]]8となり[[統率者ダメージ]][[勝利]]が狙いやすいこと、[[対戦相手]]の[[ライフ]]の合計が120(40点×3人)と多いことから[[全体強化]]がより有益であることなど、相対的に有利な条件が多く、(下記のネタ的人気との相乗効果も含めて)一定の人気がある。
  
*その微妙さからネット上を中心に、[[甲鱗のワーム/Scaled Wurm]]に通ずるコアな人気がある。ついには公式サイトでもネタにされる始末([http://mtg-jp.com/reading/gekijo/001565/ 参考]
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*[[赤]]も[[白]]も[[アーティファクト]]援護に長ける[[色]]である点は多少の追い風。[[ミラディン・ブロック]]や[[ゼンディカー・ブロック]]の[[装備品]][[シナジー]]や[[カラデシュ・ブロック]]の[[機体]]シナジーを意識して[[構築]]するとこれらの色に寄りやすいため、自然に共存できる。
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*その能力の微妙さやストーリー上の唐突な登場、公式サイトのコラムでの演説(の非公式意訳)からネット上を中心に、[[甲鱗のワーム/Scaled Wurm]]に通ずるコアな人気を獲得している。ついには公式サイトでもネタにされる始末([https://mtg-jp.com/reading/gekijo/0003656/ 参考])。
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==関連カード==
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{{同一の存在を表すカード/ジョー・カディーン}}
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==ストーリー==
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'''ジョー・カディーン'''/''Jor Kadeen''は、[[新ファイレクシア/New Phyrexia]]に立ち向かう[[ミラディン/Mirrodin|ミラディン人/Mirran]]の抵抗勢力の一人。ミラディンを取り戻す希望に燃えている。
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詳細は[[ジョー・カディーン/Jor Kadeen]]を参照。
  
 
==参考==
 
==参考==
*[http://mtg-jp.com/reading/gekijo/001565/ 第17回:伊藤敦のデッキ構築劇場・《覇者、ジョー・カディーン》] ([[WotC]])
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*[https://mtg-jp.com/reading/gekijo/0003656/ 第17回:伊藤敦のデッキ構築劇場・《覇者、ジョー・カディーン》] ([[WotC]])
 
*[[カード個別評価:新たなるファイレクシア]] / ミラディン陣営 - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:新たなるファイレクシア]] / ミラディン陣営 - [[レア]]

2023年2月8日 (水) 01:42時点における最新版


Jor Kadeen, the Prevailer / 覇者、ジョー・カディーン (3)(赤)(白)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 戦士(Warrior)

先制攻撃
金属術 ― あなたが3つ以上のアーティファクトをコントロールしているかぎり、あなたがコントロールするクリーチャーは+3/+0の修整を受ける。

5/4

新たなるファイレクシア唯一の多色カードである伝説のクリーチャー先制攻撃に加え、金属術達成時には自分の全クリーチャーに+3/+0修整を与える。

構築基準で見ると中途半端な性能。全体強化は悪くはないのだが、クリーチャーを展開しつつ金属術も満たすのは手間がかかるうえ、得られるのはパワー強化のみ。回避能力などを与えてくれるわけではないし、タフネスも増えないため相討ちブロックで凌がれてしまいやすい。これ自身のマナ・コスト対抗色5マナ重いうえ、除去耐性がないため環境に溢れる四肢切断/Dismember喉首狙い/Go for the Throatで対処されやすいのも難点。主軸に据えるには安定性・確実性に欠けるため、鍛えられた鋼/Tempered Steel刃砦の英雄/Hero of Bladeholdの牙城を崩すには至らなかった。

その一方リミテッドでは金属術を達成していなくてもサイズと先制攻撃で主力級の戦力になるうえに、いざ達成すれば大幅な有利を築くことができるため、初手クラスの強さ。白か赤を取れていればタッチしてでも積極的に採用したい。また統率者戦ではマナ・アーティファクトが多用されることから金属術を満たしやすくかつ重さを克服しやすいこと、自身の能力によってパワー8となり統率者ダメージ勝利が狙いやすいこと、対戦相手ライフの合計が120(40点×3人)と多いことから全体強化がより有益であることなど、相対的に有利な条件が多く、(下記のネタ的人気との相乗効果も含めて)一定の人気がある。

[編集] 関連カード

[編集] ストーリー

ジョー・カディーン/Jor Kadeenは、新ファイレクシア/New Phyrexiaに立ち向かうミラディン人/Mirranの抵抗勢力の一人。ミラディンを取り戻す希望に燃えている。

詳細はジョー・カディーン/Jor Kadeenを参照。

[編集] 参考

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