金線の打破者、アーミクス/Armix, Filigree Thrasher

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
(2人の利用者による、間の2版が非表示)
3行: 3行:
 
[[共闘]]を持ち、[[攻撃]]するたび[[手札]]を[[捨てる]]ことで[[クリーチャー]]1体に[[戦場]]と[[墓地]]の[[アーティファクト]]の総数に等しいマイナス[[修整]]を与える[[伝説の]][[有色アーティファクト]]・[[クリーチャー]]・[[ゴーレム]]。
 
[[共闘]]を持ち、[[攻撃]]するたび[[手札]]を[[捨てる]]ことで[[クリーチャー]]1体に[[戦場]]と[[墓地]]の[[アーティファクト]]の総数に等しいマイナス[[修整]]を与える[[伝説の]][[有色アーティファクト]]・[[クリーチャー]]・[[ゴーレム]]。
  
{{未評価|統率者レジェンズ}}
+
両方の[[領域]]のアーティファクトを数えてくれるので展開したアーティファクトが[[除去]]されようと使い捨てようと威力は維持され、[[ゲーム]]が長引くほど強化されていく。[[宝物]]などの[[トークン]]を大量展開しても高威力になるが、その場合は迂闊に[[生け贄]]にすると威力が下がっていく点に注意。自身がアーティファクトなのでそれだけで最低-1/-1、捨てたのがアーティファクトなら-2/-2となり、最序盤での威力もそこそこ。ただしその度の手札消耗が馬鹿にならないので、アーティファクトを[[回収]]できるカードを多用するのでなければ、非アーティファクトでも[[楕円競走の無謀者/Ovalchase Daredevil]]などの手札に戻しやすいカードを用いる方が息切れはしにくい。
 +
 
 +
繰り返し攻撃できてこそのクリーチャーの割に[[回避能力]]が無いので、対戦相手のクリーチャーを除去しに行ってそのまま返り討ちに遭いやすい。この難点を補わせる事を考えるなら、[[統率者レジェンズ]]の[[リミテッド]]で相応しい共闘相手は[[尊狼の使い魔、アナーラ/Anara, Wolvid Familiar]]になるか。ゴーレムである事を活かせる[[回収の接合者、イチ=テキク/Ich-Tekik, Salvage Splicer]]も旨味がある。
 +
==関連カード==
 +
===サイクル===
 +
{{サイクル/統率者レジェンズのアーティファクトに関する能力を持つ伝説のクリーチャー}}
 +
 
 +
==ストーリー==
 +
'''アーミクス'''/''Armix''は、[[アラーラ/Alara]]の[[ゴーレム]]({{Gatherer|id=499433}})。
 +
 
 +
[[衝合/Conflux]]によりアラーラの[[断片/Shard]]が一つの[[次元/Plane]]に統合されて以来、[[エスパー/Esper]]の新たな隣人は決して友好的ではなかった。新たな[[エーテリウム/Etherium]]を作る材料が枯渇してから何世紀も経ち、エスパーの住民は「気高き行い/The Noble Work」を続けるためのエーテリウム製造法を必死になって見つけようとしていた。その中の一人、[[人間]]の研究者[[エーテリウム造物師、ブレイヤ/Breya, Etherium Shaper#ストーリー|ブレイヤ/Breya]]は、[[ジャンド/Jund]]への遠征を率いてカルモット/Carmotという名の赤い石を持ち帰った。それはエスパーでは失われていた重要な原料だった。自らの仮説を確かめるため、彼女はアーミクスを作り上げた。全身が新たなエーテリウムでできている、ゴーレムの実験体だ。
 +
 
 +
ほとんどの指標において、アーミクスは大成功だった。だが時が経つと、アーミクスは暴力的で予測不能になってしまった。エスパーのエーテリウム供給が長い年月の間に洗練され減衰していったのに対し、新たなエーテリウムにはこれまでのエスパーでは見られなかった野生的な力が含まれていたのだ。アーミクスは依然として忠実であり命令にも従うが、野蛮で無謀なやり方で指示を実行に移していた。しかしながらブレイヤは結果に満足しており、自らの「気高き行い」を始める時が来たと判断した。
 +
 
 +
===登場作品・登場記事===
 +
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/card-preview/legendary-characters-commander-legends-part-2-2020-11-06 The Legendary Characters of Commander Legends, Part 2]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0034545/ 『統率者レジェンズ』の伝説たち その2](Card Preview [[2020年]]11月6日 [[Ari Zirulnik]] and [[Ethan Fleischer]]著)
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:統率者レジェンズ]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:統率者レジェンズ]] - [[アンコモン]]
 +
__NOTOC__

2023年1月19日 (木) 04:59時点における最新版


Armix, Filigree Thrasher / 金線の打破者、アーミクス (2)(黒)
伝説のアーティファクト クリーチャー — ゴーレム(Golem)

金線の打破者、アーミクスが攻撃するたび、あなたはカード1枚を捨ててもよい。そうしたとき、防御プレイヤーがコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは-X/-Xの修整を受ける。Xは、あなたがコントロールしているアーティファクトの総数に、あなたの墓地にあるアーティファクト・カードの枚数を足した値に等しい。
共闘(両方が共闘を持つなら、あなたは2体の統率者を使用できる。)

3/2

共闘を持ち、攻撃するたび手札捨てることでクリーチャー1体に戦場墓地アーティファクトの総数に等しいマイナス修整を与える伝説の有色アーティファクトクリーチャーゴーレム

両方の領域のアーティファクトを数えてくれるので展開したアーティファクトが除去されようと使い捨てようと威力は維持され、ゲームが長引くほど強化されていく。宝物などのトークンを大量展開しても高威力になるが、その場合は迂闊に生け贄にすると威力が下がっていく点に注意。自身がアーティファクトなのでそれだけで最低-1/-1、捨てたのがアーティファクトなら-2/-2となり、最序盤での威力もそこそこ。ただしその度の手札消耗が馬鹿にならないので、アーティファクトを回収できるカードを多用するのでなければ、非アーティファクトでも楕円競走の無謀者/Ovalchase Daredevilなどの手札に戻しやすいカードを用いる方が息切れはしにくい。

繰り返し攻撃できてこそのクリーチャーの割に回避能力が無いので、対戦相手のクリーチャーを除去しに行ってそのまま返り討ちに遭いやすい。この難点を補わせる事を考えるなら、統率者レジェンズリミテッドで相応しい共闘相手は尊狼の使い魔、アナーラ/Anara, Wolvid Familiarになるか。ゴーレムである事を活かせる回収の接合者、イチ=テキク/Ich-Tekik, Salvage Splicerも旨味がある。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

統率者レジェンズの、アーティファクトに関する能力を持つ伝説のクリーチャーサイクル。いずれも共闘を持つ。稀少度アンコモン

[編集] ストーリー

アーミクス/Armixは、アラーラ/Alaraゴーレムイラスト)。

衝合/Confluxによりアラーラの断片/Shardが一つの次元/Planeに統合されて以来、エスパー/Esperの新たな隣人は決して友好的ではなかった。新たなエーテリウム/Etheriumを作る材料が枯渇してから何世紀も経ち、エスパーの住民は「気高き行い/The Noble Work」を続けるためのエーテリウム製造法を必死になって見つけようとしていた。その中の一人、人間の研究者ブレイヤ/Breyaは、ジャンド/Jundへの遠征を率いてカルモット/Carmotという名の赤い石を持ち帰った。それはエスパーでは失われていた重要な原料だった。自らの仮説を確かめるため、彼女はアーミクスを作り上げた。全身が新たなエーテリウムでできている、ゴーレムの実験体だ。

ほとんどの指標において、アーミクスは大成功だった。だが時が経つと、アーミクスは暴力的で予測不能になってしまった。エスパーのエーテリウム供給が長い年月の間に洗練され減衰していったのに対し、新たなエーテリウムにはこれまでのエスパーでは見られなかった野生的な力が含まれていたのだ。アーミクスは依然として忠実であり命令にも従うが、野蛮で無謀なやり方で指示を実行に移していた。しかしながらブレイヤは結果に満足しており、自らの「気高き行い」を始める時が来たと判断した。

[編集] 登場作品・登場記事

[編集] 参考

QR Code.gif