The Cheese Stands Alone
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− | *危ういところで[[第8版]] | + | **[[黒枠]]では[[プロフェシー]]の[[天界の収斂/Celestial Convergence]]が初出である。 |
+ | *危ういところで[[第8版]]入りしなかったと言われる。第8版は「すべての[[エキスパンション]]から最低1枚は収録」という方針であったため、[[アングルード]]も例外なく収録された場合の候補であった。アングルードからの再録が行われなかったのは、「再録前と再録後のカードは[[エキスパンション・シンボル]]以外同じものとして扱う」と「[[銀枠]]カードはトーナメントで使用できない」という2つのルールが衝突したためとされる。 | ||
*これを若干調整したカードとして、[[不毛の栄光/Barren Glory]]が[[未来予知]]に収録されている。そちらは本家であるこれと違い、[[アップキープ]]の開始時にのみ勝利条件をチェックするため、条件を満たすのが厳しくなっている。 | *これを若干調整したカードとして、[[不毛の栄光/Barren Glory]]が[[未来予知]]に収録されている。そちらは本家であるこれと違い、[[アップキープ]]の開始時にのみ勝利条件をチェックするため、条件を満たすのが厳しくなっている。 | ||
− | *[[白金の天使/Platinum Angel]] | + | *対戦相手が[[白金の天使/Platinum Angel]]をコントロールして条件を満たした場合、選択可能でない[[無限ループ]]を起こして[[引き分け]]になる。不毛の栄光の勝利条件が制限されているのも、それを防ぐためだろう。 |
*元ネタはアメリカの童謡「[[Wikipedia:The Farmer in the Dell|The Farmer in the Dell]]」。 | *元ネタはアメリカの童謡「[[Wikipedia:The Farmer in the Dell|The Farmer in the Dell]]」。 | ||
− | *[[ | + | *印刷時はカードのみを参照していたので、[[トークン]]は[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]していてもよかったのだが、[[2017年]]12月の[[オラクル]]更新により不毛の栄光と同じパーマネント参照となった。 |
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*[[聖なる儀式/Sacred Rites]]で手札を1枚にして[[縁切り/Renounce]]→[[アカデミーの学長/Academy Rector]]含むその他のカード全部[[生け贄に捧げる|生け贄]]→勝利。白単色で組める。 | *[[聖なる儀式/Sacred Rites]]で手札を1枚にして[[縁切り/Renounce]]→[[アカデミーの学長/Academy Rector]]含むその他のカード全部[[生け贄に捧げる|生け贄]]→勝利。白単色で組める。 | ||
*[[次元の突破口/Dimensional Breach]]をスタックに積んでから、[[共鳴者]]や[[空虚自身/One with Nothing]]などで手札を空に。アップキープにこれを戻せば勝ち。 | *[[次元の突破口/Dimensional Breach]]をスタックに積んでから、[[共鳴者]]や[[空虚自身/One with Nothing]]などで手札を空に。アップキープにこれを戻せば勝ち。 | ||
+ | *[[一人より二人がいいさ/Better Than One]]で呼んできた[[チームメイト]]にこれ以外を全て渡す。逆にこれだけ渡せばチームメイトが勝ってくれる。 | ||
==フレイバー・テキスト== | ==フレイバー・テキスト== |
2022年12月23日 (金) 19:07時点における最新版
The Cheese Stands Alone (4)(白)(白)
エンチャント
エンチャント
あなたが戦場にThe Cheese Stands Alone以外のパーマネントをコントロールしておらず、あなたの手札にカードが無いとき、あなたはゲームに勝利する。
アングルードに存在する、勝利条件カードの1つ。手札とこれ以外のパーマネントを消し去り、チーズが独りぼっちになると勝利となる。
アン・カードカードなのでデッキの形にされることは非常に稀だが、効果は案外まともであり、また性能もそう悪くない。なかなか面白いカードである。
- 今見るとまともな効果に思えるが、当時は他に勝利条件カードがなかった(毒カウンターや敗北条件カードを除く)。あろうことか、これがマジック初の単体勝利条件カードなのである。
- 黒枠ではプロフェシーの天界の収斂/Celestial Convergenceが初出である。
- 危ういところで第8版入りしなかったと言われる。第8版は「すべてのエキスパンションから最低1枚は収録」という方針であったため、アングルードも例外なく収録された場合の候補であった。アングルードからの再録が行われなかったのは、「再録前と再録後のカードはエキスパンション・シンボル以外同じものとして扱う」と「銀枠カードはトーナメントで使用できない」という2つのルールが衝突したためとされる。
- これを若干調整したカードとして、不毛の栄光/Barren Gloryが未来予知に収録されている。そちらは本家であるこれと違い、アップキープの開始時にのみ勝利条件をチェックするため、条件を満たすのが厳しくなっている。
- 対戦相手が白金の天使/Platinum Angelをコントロールして条件を満たした場合、選択可能でない無限ループを起こして引き分けになる。不毛の栄光の勝利条件が制限されているのも、それを防ぐためだろう。
- 元ネタはアメリカの童謡「The Farmer in the Dell」。
- 印刷時はカードのみを参照していたので、トークンはコントロールしていてもよかったのだが、2017年12月のオラクル更新により不毛の栄光と同じパーマネント参照となった。
[編集] 勝利条件を満たす方法の例
- アカデミーの学長/Academy Rectorが戦場にいる、もしくはこれがスタック上にある状態でケアヴェクの悪意/Kaervek's Spite。
- 抹消/Obliterateかジョークルホープス/Jokulhaupsを、スタックに乗せてから無知の喜び/Ignorant Blissを唱える。または手札1枚の状態から直接唱える。
- 非土地パーマネントを使わないならハルマゲドン/Armageddonなどでもよい(だが、抹消なら共鳴者やマナ・アーティファクトなどを一緒に吹き飛ばせるという利点がある)。
- 滅殺の命令/Decree of Annihilation。上記の抹消やジョークルホープスに比べ重くなるが手札調整の必要が無く、これ1枚で完結する。
- 聖なる儀式/Sacred Ritesで手札を1枚にして縁切り/Renounce→アカデミーの学長/Academy Rector含むその他のカード全部生け贄→勝利。白単色で組める。
- 次元の突破口/Dimensional Breachをスタックに積んでから、共鳴者や空虚自身/One with Nothingなどで手札を空に。アップキープにこれを戻せば勝ち。
- 一人より二人がいいさ/Better Than Oneで呼んできたチームメイトにこれ以外を全て渡す。逆にこれだけ渡せばチームメイトが勝ってくれる。
[編集] フレイバー・テキスト
The meat, on the other hand, has frequent visitors.
その反面、肉のほうには訪問者が多い。