象の導き/Elephant Guide
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
細 |
|||
1行: | 1行: | ||
{{#card:Elephant Guide}} | {{#card:Elephant Guide}} | ||
− | おまけ付きの[[クリーチャー]][[強化]][[オーラ]]。[[エンチャント (キーワード能力)|エンチャント]]されているクリーチャーが[[死亡]]したときに[[象]] | + | おまけ付きの[[クリーチャー]][[強化]][[オーラ]]。[[エンチャント (キーワード能力)|エンチャント]]されているクリーチャーが[[死亡]]したときに[[象]][[トークン]]を[[生成]]する。 |
一般的にオーラは[[カード・アドバンテージ]]を失う可能性が高いためあまり使われないのだが、これは[[戦場に出る]]ことさえできればその弱点を補うことができる。しかも[[幻影のケンタウロス/Phantom Centaur]]という相性のよい[[カード]]が存在したため、当時の[[スタンダード]]で[[ステロイド/スタンダード/オデッセイ・ブロック期|ステロイド]]や[[白緑ビートダウン/スタンダード/オデッセイ・ブロック期|白緑ビートダウン]]、[[ビースト (デッキ)|ビーストデッキ]]などに使用された。 | 一般的にオーラは[[カード・アドバンテージ]]を失う可能性が高いためあまり使われないのだが、これは[[戦場に出る]]ことさえできればその弱点を補うことができる。しかも[[幻影のケンタウロス/Phantom Centaur]]という相性のよい[[カード]]が存在したため、当時の[[スタンダード]]で[[ステロイド/スタンダード/オデッセイ・ブロック期|ステロイド]]や[[白緑ビートダウン/スタンダード/オデッセイ・ブロック期|白緑ビートダウン]]、[[ビースト (デッキ)|ビーストデッキ]]などに使用された。 | ||
+ | *面倒だからといって、墓地に置かれたこのカードを象トークンとして使わないように。[[スレッショルド]]の数え間違いなどのトラブルが生じかねない。[[トーナメント]]でも違反となることがあるので注意。 | ||
+ | *[[コンピューターゲーム]]の[[Magic: The Gathering - Duels of the Planeswalkers 2012|Duels of the Planeswalkers 2012]]に収録された際、{{Gatherer|id=382678|新規イラスト}}が与えられた。後の[[コンスピラシー]]などに収録された際にもこのイラストが使用されている。 | ||
+ | *[[ジャッジメント]]初出時は[[アンコモン]]であったが、[[Vintage Masters]]では[[コモン]]で収録された。これに伴い、[[パウパー]]でも使用可能となった。[[ストンピィ#パウパー|ストンピィ]]や[[ステロイド#パウパー|ステロイド]]で採用されている。 | ||
+ | |||
+ | ==ルール== | ||
*「死亡」しなければならないため、[[追放]]や[[バウンス]]でクリーチャーに対処すれば[[誘発条件]]は満たされない。 | *「死亡」しなければならないため、[[追放]]や[[バウンス]]でクリーチャーに対処すれば[[誘発条件]]は満たされない。 | ||
**当時のスタンダードでは既に[[オデッセイ]]の[[獣群の呼び声/Call of the Herd]]のせいでかつてない程バウンスが溢れかえっていたことは、このカードにとって逆風だった。 | **当時のスタンダードでは既に[[オデッセイ]]の[[獣群の呼び声/Call of the Herd]]のせいでかつてない程バウンスが溢れかえっていたことは、このカードにとって逆風だった。 | ||
*象の導き自体が[[除去]]された場合、トークン生成[[能力]]は[[誘発]]しない。 | *象の導き自体が[[除去]]された場合、トークン生成[[能力]]は[[誘発]]しない。 | ||
**象の導きを[[唱える]]のに[[対応して]][[対象]]としていたクリーチャーが除去された場合は、そもそも[[立ち消え]]するため戦場に出ないので、やはりトークンは出ない。 | **象の導きを[[唱える]]のに[[対応して]][[対象]]としていたクリーチャーが除去された場合は、そもそも[[立ち消え]]するため戦場に出ないので、やはりトークンは出ない。 | ||
− | * | + | |
− | + | ==関連カード== | |
− | * | + | *[[グリフィンの導き/Griffin Guide]] - [[グリフィン]]版。+2/+2の修整と[[飛行]]を得て、同条件で2/2のグリフィン・トークンが生成される。([[時のらせん]]) |
− | + | *[[樫変化/Oakenform]] - トークン生成能力を持たない[[下位互換]]。([[基本セット2010]]) | |
− | + | また、カード・アドバンテージを失わないオーラとして[[腐れ蔦の外套/Moldervine Cloak]]と比較されることもある。 | |
==参考== | ==参考== |
2022年1月25日 (火) 16:09時点における版
Elephant Guide / 象の導き (2)(緑)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは+3/+3の修整を受ける。
エンチャントされているクリーチャーが死亡したとき、緑の3/3の象(Elephant)クリーチャー・トークンを1体生成する。
おまけ付きのクリーチャー強化オーラ。エンチャントされているクリーチャーが死亡したときに象トークンを生成する。
一般的にオーラはカード・アドバンテージを失う可能性が高いためあまり使われないのだが、これは戦場に出ることさえできればその弱点を補うことができる。しかも幻影のケンタウロス/Phantom Centaurという相性のよいカードが存在したため、当時のスタンダードでステロイドや白緑ビートダウン、ビーストデッキなどに使用された。
- 面倒だからといって、墓地に置かれたこのカードを象トークンとして使わないように。スレッショルドの数え間違いなどのトラブルが生じかねない。トーナメントでも違反となることがあるので注意。
- コンピューターゲームのDuels of the Planeswalkers 2012に収録された際、新規イラストが与えられた。後のコンスピラシーなどに収録された際にもこのイラストが使用されている。
- ジャッジメント初出時はアンコモンであったが、Vintage Mastersではコモンで収録された。これに伴い、パウパーでも使用可能となった。ストンピィやステロイドで採用されている。
ルール
- 「死亡」しなければならないため、追放やバウンスでクリーチャーに対処すれば誘発条件は満たされない。
- 当時のスタンダードでは既にオデッセイの獣群の呼び声/Call of the Herdのせいでかつてない程バウンスが溢れかえっていたことは、このカードにとって逆風だった。
- 象の導き自体が除去された場合、トークン生成能力は誘発しない。
関連カード
- グリフィンの導き/Griffin Guide - グリフィン版。+2/+2の修整と飛行を得て、同条件で2/2のグリフィン・トークンが生成される。(時のらせん)
- 樫変化/Oakenform - トークン生成能力を持たない下位互換。(基本セット2010)
また、カード・アドバンテージを失わないオーラとして腐れ蔦の外套/Moldervine Cloakと比較されることもある。
参考
- カード個別評価:ジャッジメント - アンコモン
- カード個別評価:コンスピラシー - アンコモン
- カード個別評価:エターナルマスターズ - コモン
- カード個別評価:Vintage Masters - コモン