非実体化/Unsubstantiate
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*呪文の[[対象]]にその呪文自身を選ぶことはできない。[[果敢]]を[[誘発]]させるなどのためにこれ自身を手札に戻して繰り返し[[唱える]]ということはできない。 | *呪文の[[対象]]にその呪文自身を選ぶことはできない。[[果敢]]を[[誘発]]させるなどのためにこれ自身を手札に戻して繰り返し[[唱える]]ということはできない。 |
2020年11月22日 (日) 00:54時点における版
呪文かクリーチャーをバウンスするカード。粗暴な排除/Brutal Expulsionの1つ目のモードを抜き出したもの。
打ち消しと考えると墓地に行かず手札に戻ってしまうことからアドバンテージを損しやすく、クリーチャーバウンスと考えると送還/Unsummonと同じ効果ながら2マナと少々重くテンポがよくないと、各効果を個別に見ると若干コスト・パフォーマンスが悪い。とはいえ狙う対象・タイミング次第で十分に強力な仕事ができ、使い分けで幅広く対処できることから腐りにくい、便利な呪文である。打ち消しではないため打ち消されない呪文に対処できるのも利点。
スタンダードやパイオニアでは、青単テンポに代表されるクロック・パーミッションで除去と打ち消しを兼ねる枠として採用される。モダンやレガシーでも同様にクロック・パーミッション系のデッキで使われる他、コンボデッキでスレイベンの守護者、サリア/Thalia, Guardian of Thrabenのようなコンボ妨害クリーチャーの排除手段とコンボが成立するかどうかの状況における打ち消し手段を兼ねるため採用されるケースがある。ストームデッキの場合、そこにさらにぶどう弾/Grapeshotなどのストーム呪文を手札に戻して再利用してフィニッシュを安定させる補助手段という3つ目の役目も加わる。
- 呪文の対象にその呪文自身を選ぶことはできない。果敢を誘発させるなどのためにこれ自身を手札に戻して繰り返し唱えるということはできない。
- 異界月のゲームデー参加賞として、イラスト違いのプロモーション・カードが配布された。
参考
- 『異界月』のトークンとプロモカード(Feature 2016年7月7日)
- The M-Files: Eldritch Moon, Part 1/Mファイル『異界月』編・パート1(Latest Developments 2016年7月22日 Sam Stoddard著)
- 確定カウンターカード
- カード個別評価:異界月 - アンコモン
- カード個別評価:基本セット2021 - アンコモン