最初に堕ちし者、ラヤミ/Rayami, First of the Fallen
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+ | この手のクリーチャーは、一度[[除去]]されると強化がやり直しになってしまう欠点がありがちであるが、これは別の[[オブジェクト]]になっても続けて参照できる特徴がある。[[統率者戦]]の[[統率者]]に適しているだけでなく、通常の[[2人対戦]]においても有用と言える。滅多にないことだろうが、[[永遠からの引き抜き/Pull from Eternity]]などでキーワード能力を不意に失ってしまう可能性に注意。 | ||
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+ | *初となる[[緑]]の吸血鬼。これの登場で吸血鬼は全色に存在する[[クリーチャー・タイプ]]となった。 | ||
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2020年10月11日 (日) 16:13時点における最新版
伝説のクリーチャー — 吸血鬼(Vampire)
トークンでないクリーチャーが死亡するなら、代わりにそのカードを血液(blood)カウンターを1個置いた状態で追放する。
追放されていて血液カウンターが置かれているクリーチャー・カードが飛行を持っている限り、最初に堕ちし者、ラヤミは飛行を持つ。先制攻撃、二段攻撃、接死、速攻、呪禁、破壊不能、絆魂、威迫、プロテクション、到達、トランプル、警戒についても同様である。
黒緑青の伝説の吸血鬼。死亡するクリーチャーを置換効果で追放する能力と、それの常磐木キーワード能力を得る能力を持つ。
逃亡した多相の戦士/Escaped Shapeshifterから続く「常盤木参照カード」の一種。キーワード能力満載の一騎当千クリーチャーに育てる戦略を狙いたくなるところだが、戦場で死亡させる必要があるため、以前に活躍した魂剥ぎ/Soulflayerよりも手間がかかる。除去なり戦闘なりでお互いにクリーチャーを死亡させる自然な動きの中で少しずつ強くなっていく運用が適しているだろう。幸い、4マナ5/4とそもそものマナレシオがよいため、いくつかの基本的なキーワード能力を持たせられれば十分に戦力になってくれる。また、ゲトの裏切り者、カリタス/Kalitas, Traitor of Ghetなどのように、死亡というイベント自体を置換して死亡誘発能力を防ぐ墓地対策カードの側面もある。
この手のクリーチャーは、一度除去されると強化がやり直しになってしまう欠点がありがちであるが、これは別のオブジェクトになっても続けて参照できる特徴がある。統率者戦の統率者に適しているだけでなく、通常の2人対戦においても有用と言える。滅多にないことだろうが、永遠からの引き抜き/Pull from Eternityなどでキーワード能力を不意に失ってしまう可能性に注意。
- 初となる緑の吸血鬼。これの登場で吸血鬼は全色に存在するクリーチャー・タイプとなった。
[編集] ルール
- 2番目の能力は、自身の1番目の能力で追放したものに限らず、追放領域にあって血液カウンターが置かれているクリーチャー・カードすべてを参照する。特に、他のプレイヤーのラヤミによって追放されたカードも参照する点に注意。
- 本来クリーチャーでないトークン以外のパーマネント(機体など)がクリーチャー化した状態で死亡するなら、ラヤミはそれを血液カウンターが置かれた状態で追放するが、2番目の能力で参照することはできない。
- 参照するカードがいずれかのキーワード能力の変種を持つなら、ラヤミはその変種を持つ。プロテクション([性質])や[性質]からの呪禁がこれに当たる。
- 参照するカードが特定の状況下でいずれかのキーワード能力を得る能力を持っていたとしても、ラヤミがそのキーワード能力を持つことはできない。
- ラヤミが戦場を離れるのと同時に、1体以上のトークンでないクリーチャーが死亡する場合でも、ラヤミはそれらを血液カウンターが置かれた状態で追放する。
- 死亡するクリーチャーの行き先を変更する複数の置換効果がある場合、クリーチャーのコントローラーがそれらから一つを選び、適用する。ラヤミの効果が適用されなかったなら、行き先が追放領域であったとしても、そのクリーチャーに血液カウンターが置かれることはない。
[編集] ストーリー
ラヤミ/Rayamiはゼンディカー/Zendikarの吸血鬼/Vampire。男性 (イラスト)。
エルドラージ/Eldraziがゼンディカーに封印されたとき、ラヤミのような一部のゼンディカー住民は、彼らを解き放とうとした。しかし、この宇宙的存在との近すぎる接触は、ラヤミを吸血鬼に変質させてしまった――彼は、吸血鬼という種族の始祖の一人になったのだ。ラヤミの中では、飽くなき血の渇きとエルドラージの狂気が入り混じり、一つの破壊衝動を形成している。