トンベリ/Tonberry
クリーチャー — サラマンダー(Salamander) ホラー(Horror)
このクリーチャーはタップ状態かつ麻痺(stun)カウンター1個が置かれた状態で戦場に出る。(これがアンタップ状態になるなら、代わりにこれの上から麻痺カウンター1個を取り除く。)
ほうちょう! ― あなたのターンの間、このクリーチャーは先制攻撃と接死を持つ。
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タップ状態かつ麻痺カウンター持ちで戦場に出るが自ターンは先制攻撃と接死を持つサラマンダー・ホラー。
初動は遅いが、先制攻撃と接死のキーワード能力の組み合わせは戦闘において非常に強力(詳細は接死#相互作用を参照)。ブロックして倒すのはアドバンテージの損失が大きく、多くの場合は現実的ではない。一方でブロッカーとしてはバニラになるため、実用上は擬似的な回避能力を有するクリーチャーとして運用することになる。
リミテッドではクロック要員として十分以上の性能であり、早いうちに出せれば相手のライフをかなり削ってくれることが期待できる。元が1マナのクリーチャーなので除去で対応されてもたいていの場合はテンポ・アドバンテージを取れるだろう。黒には奇襲的にパワーを上げられる「暗黒騎士」の両手剣/Dark Knight's Greatswordや直接ライフを攻める黒魔道士生成カードが存在し、後者を強く使える黒赤では低くない評価がつく。トークンの横並びができるカードがいくらか見られるため、土壇場で思ったより時間を稼がれることもあるかもしれないが、このカードがチャンプブロッカーを要求し始めた時点で有利な状況はほぼ固定できたと見ていいだろう。レアの「忍者」の双剣/Ninja's Bladesや青のアンコモンの「シーフ」のナイフ/Thief's Knifeなどサボタージュ能力を付与する装備品を確保できていれば軸をずらした活躍も可能。
動き出しの遅さは無視できないデメリットであり、緊急時のブロッカーにしたり即座にライフを詰めたりできない点はゲーム終盤にかなり響く。氷魔法/Ice Magicや緊急脱出/Ejectといった優秀なバウンス呪文の存在も向かい風であり、チャンプブロックの可能性も含め時間を稼がれやすい点には留意したい。
ストーリー
[編集]トンベリ/Tonberryは『FFV』初出の敵モンスター(イラスト)。後のファイナルファンタジーシリーズ作品でも頻繁に登場する。
必ず1体で出現し、異常に高い耐久力を持つものの、戦闘画面左から味方パーティーの方向へゆっくり近づいてくる事しかしないが、最も近づくと防御無視で大ダメージを与える「ほうちょう!」(以降の作品では「ほうちょう」「包丁」と表記)を繰り出す。その後再度左側に移動しこのパターンを繰り返す。以降の作品ではさらに「みんなのうらみ」というカウンター技を使うことが多い。
非常に独特なギミックと不気味だが愛嬌のある風貌、どことなく感じられるメッセージ性によって印象に残る一方、シリーズ全体を通じて基本的に「珍しい雑魚モンスター」でしかなくバックストーリーは皆無という、なんともアンバランスな名物モンスター。
- FFVの戦闘では敵モンスターの移動という概念は無く、トンベリの「移動」はトンベリが死亡する→少し右側の位置にリスポーンするという、ただの雑魚モンスターとは思えない手の込んだギミックになっている。
- カードでは一見すると性能のイメージからはかけ離れた小型クリーチャーだが、「現れてから動き出すまでが遅いが、正攻法では対処しづらく、クロックを刻んでいく」という形でこの特徴を表現している。