脱獄の企て/Jailbreak Scheme

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アンブロッカブルとタイム・デストラクションのモードを選び放題のソーサリー。

アンブロッカブルは密かな任務/Stealth Missionと比べても重くなった上で効果が下がっており、効率としては劣悪ながら、青かつオーラでないカードとしては珍しい恒久的な強化も付与。1ターン限りの回避能力としては相当に重いが、リミテッドではフィニッシャー級の打点を引き上げつついきなりアンブロッカブルにしてくれるため、事実上のエンドカードとして機能すると考えれば十分に許容範囲だろう。

タイム・デストラクションは時の引き潮/Time Ebbがアーティファクトも狙えるようになったが、ライブラリーの一番下に置くことで事実上の完全除去とする代わりにドローを止められずに済む選択肢を与える形。一長一短ながらやはりリミテッドではカード・アドバンテージを失わないバウンスという時点で悪くないし、1つ目のモードと組み合わせての汎用性の高さも評価点。例によってトークン相手は確実に完全除去となる。

いずれにせよ構築の基準では少々重さが気に掛かる。効果については使い所がありそうなものではあるが代替が効かないわけでもないので、優先して採用されることは基本的にあるまい。

• アーティファクトやクリーチャーをライブラリーの一番上から一番下に置くかは解決時にオーナーが選ぶ。
• 日本語版には「このターン、これはブロックされない。」となっている誤植がある^[1]。

[編集] 参考

1. ↑ 『サンダー・ジャンクションの無法者』一部カードにおけるテキスト訂正のお知らせとお詫び(マジック日本公式サイト 2024年4月10日)

• カード個別評価：サンダー・ジャンクションの無法者 - コモン