子守り大トカゲ/Brooding Saurian
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Brooding Saurian / 子守り大トカゲ (2)(緑)(緑)
クリーチャー — トカゲ(Lizard)
クリーチャー — トカゲ(Lizard)
各終了ステップの開始時に、各プレイヤーは自分がオーナーであるすべてのトークンでないパーマネントのコントロールを得る。
4/4毎ターン、トークン以外のパーマネントのコントロールを全て元に戻してしまうトカゲ・クリーチャー。これが戦場にいると、説得/Persuasionなどのコントロール奪取効果が1ターン限定でしか意味を成さなくなる。
コントロール変更カードはそれほど多くのデッキが使うわけではないので、4マナ4/4バニラ同然になることもしばしば。コントロール奪取を頻繁にしてくる対戦相手へのサイドボードか、空を飲み込むもの/Sky Swallowerなどのコントロールを与えてしまうデメリットを持つカードと組み合わせるのがよいだろう。
リミテッドでは色拘束はあるが4マナ4/4というだけで普通に使われる。構築でもローウィン参入後のエクステンデッドにおいて、ヴィダルケンの枷/Vedalken Shacklesを擁するNext Level Blue対策のサイドボード要員となりうる。
- この能力自体も永続的なコントロール変更効果を生み出すため、子守り大トカゲ自身が説得/Persuasionなどで奪取されていても、自分の能力で上書きして勝手に元に戻っていく。
- この能力は終了ステップの開始時に誘発する誘発型能力なので、クリンナップ・ステップに終わる「ターン終了時まで」の一時的なコントロール奪取効果が終わるよりも先にコントロールを移動する。些細な違いではあるが、命令の光/Ray of Command等でコントロールを奪っていた場合、「コントロールを失ったときタップする」タイミングがわずかにズレる。
- 「トークンではないパーマネント」に限定されているのは、基本セット2011より前のルールでできた狩り立てられたサイクルや禁忌の果樹園/Forbidden Orchardなどとのコンボを防ぐためであろう。
- 日本語訳は、実在する「コモドオオトカゲ」に似せた語感の良い訳である。
- 類似カードについては刻印/Brandを参照。