名誉に磨り減った笏/Honor-Worn Shaku
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Honor-Worn Shaku / 名誉に磨り減った笏 (3)
アーティファクト
アーティファクト
(T):(◇)を加える。
あなたがコントロールする、アンタップ状態の伝説のパーマネント1つをタップする:名誉に磨り減った笏をアンタップする。
アンタップ機能付きマナ・アーティファクト。自分がコントロールする全ての伝説のパーマネントに「(T):(◇)を加える。」というマナ能力を与えてしまうようなものである。
塵を飲み込むもの、放粉痢/Hokori, Dust Drinkerのようなマナ拘束と相性が良く、神河ブロック構築ではしばしばセットで用いられていた。そうでなくても伝説のカードの多い神河ブロックではマナ加速としても優秀であり、伍堂スペシャルなどでは山賊の頭、伍堂/Godo, Bandit Warlordとその能力で出てきた伝説の装備品(梅澤の十手/Umezawa's Jitteや龍の牙、辰正/Tatsumasa, the Dragon's Fang)を使ってマナ加速を行っていた(主にこれらの装備品をすばやく装備するのに使用する)。同じく神河ブロック構築のDeck-Xは、デッキの大半を伝説のカードで固めて特化してあるため、絶大なコスト・パフォーマンスを発揮する。
- 召喚酔い状態の伝説のクリーチャーをタップしてもよい。(→タップ・アウトレット)
- 厳密にはマナ能力を与えるわけではないことに注意。アンタップする能力は押しつぶし/Squelchなどで打ち消せるし、真髄の針/Pithing Needleで名誉に磨り減った笏を指定されると起動できなくなるので、想定していた量のマナが出せないということが起こりうる。
- 祭殿のような伝説のエンチャントやほとんどのプレインズウォーカーはタップ状態でも何の支障も無いので、これのコストに充てるには最適である。一部のタップ能力を持たない伝説のアーティファクトとも好相性。
- すべてを護るもの、母聖樹/Boseiju, Who Shelters Allや暗黒の深部/Dark Depthsのように、マナを出せなかったりマナ能力にペナルティが伴っていたりする伝説の土地から普通のマナを捻出することもできる。
- 団結のドミナリアでは類似カードとして伝説の秘宝/Relic of Legendsが登場した。そちらは伝説のクリーチャーしかタップできないが、好きな色マナを生み出せる。また、自身をアンタップさせるのではなく直接マナを生み出すという相違点もある。