予期せぬ不在/Unexpectedly Absent
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破門/Excommunicateや失脚/Oustの流れを汲む、ライブラリーへのバウンス呪文。
X=0で撃てば、同系統のバウンス呪文と比べてもかなりコスト・パフォーマンスの高い呪文になる。中盤以降に引いた場合は、Xを十分大きな値にしてやることで、その時点での戦場の一番の脅威をライブラリーのほぼ無視できる位置まで押しこむこともできる。またインスタントであるため、フェッチランドなどのライブラリーシャッフル手段を対戦相手が使用したところに対応して撃つことで引き戻される確率を大きく下げるといったことも可能。
統率者戦のルール変更により、統率者がライブラリーに移動する場合も統率領域に戻せるようになったので、残念ながら統率者への対策としては単なる除去と変わらなくなってしまった。
レガシーでは師範の占い独楽/Sensei's Divining Top禁止後の青白奇跡コントロールに採用されている。X=0で唱えた後に予報/Predictで墓地に送りつつ2枚ドローしたり、先触れ/Portentでライブラリーの中に押し込んでしまう事もできる。特に今まで苦手にしていたプレインズウォーカーへの対処が楽になったのは大きな利点。
- ミシュラランドを戻せないなどの差異はあるが、消失の命令/Banishment Decreeに比べるとずいぶん性能が上がっている。
[編集] ルール
- ライブラリーの上からX枚目に置くのではなく、上からX枚のカードの真下、すなわちX+1枚目に置く。
- X=0で唱えてもよい。そうした場合、対象のパーマネントはライブラリーの一番上に置かれる。
- Xの値がライブラリーの枚数を上回る場合、対象のパーマネントはライブラリーの一番下に置かれる。
[編集] 参考
- Developing for Eternal Formats/エターナル・フォーマットのデベロップ(Daily MTG、Latest Developments、文:Sam Stoddard、訳:Takuya Masuyama)
- カード個別評価:統率者2013 - レア
- カード個別評価:エターナルマスターズ - レア