先触れ/Portent

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ライブラリー操作のキャントリップ。3枚先読み＆並び替え、かつ気に入らなければ切り直しまでできる。

同時期に作られた渦まく知識/Brainstormと似て異なる、一長一短の呪文。スロートリップですぐに手札が増えないことや、手札をライブラリーに戻せない点は、渦まく知識よりも不利。逆にライブラリーの切り直しも選択できるのは有利、といったところだろうか。とはいえ、ソーサリーであることは大きなマイナスで、特にパーミッションにおいては対戦相手のターンに残せるマナが少なくなり、採用されづらい。もっとも、ゼロックス型のデッキでは低コストでカードが引けるのでほとんど問答無用で採用されるのだが。

対戦相手を対象にすることで、妨害・情報収集として使えるのも利点で、予兆/Foreshadowやブービートラップ/Booby Trapとセットで使われた。

レガシーでは、師範の占い独楽/Sensei's Divining Topの禁止カード指定後の青白奇跡コントロールに抜擢されることとなる。スロートリップによって次の自分のターンを待たずに奇跡を唱えることができる。また対戦相手のライブラリートップを見れるのも重要で、予報/Predictと組み合わせることでカードを引きながら相手のドローを操作することもできる。これは思案/Ponderにない利点である。

• アンリミテッド時代まで緑にあったNatural Selectionを、青くしてキャントリップをつけたような呪文でもある。
• スロートリップを逆手にとって、黙示録/Apocalypseと一緒に使うのも手。
• リメイク版は思案/Ponder。

[編集] 参考

• カード個別評価：アイスエイジ - コモン
• カード個別評価：第５版 - コモン
• カード個別評価：Masters Edition 2 - コモン