久遠の歌の咆哮/Roar of Endless Song

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Roar of Endless Song / 久遠の歌の咆哮 (2)(緑)(青)(赤)
エンチャント — 英雄譚(Saga)

(この英雄譚(Saga)が出た際とあなたのドロー・ステップの後に、伝承(lore)カウンター1個を加える。IIIの後に、生け贄に捧げる。)
I,II ― 緑の5/5の象(Elephant)クリーチャー・トークン1体を生成する。
III ― ターン終了時まで、あなたがコントロールしている各クリーチャーのパワーとタフネスをそれぞれ2倍にする。


ティムール/The Temurの信仰するエネルギー、久遠の歌/The Endless Songにまつわる英雄譚

I,II-
トークン生成
バニラではあるものの、合計サイズは10/10と大きい。
マナマンモスの咆哮/Mammoth Bellowと比べると、追加のトークンを生成するのにマナを要求しない代わりにタイムラグが発生する格好。
III-
自分の全クリーチャーパワー/タフネス倍にする
I,II章で生成した象だけでも合計パワーは20となり、2人対戦ならば致死量の打点となる。
もちろん、他にクリーチャーを並べていればさらに効果は上昇する。

パンプアップしかできないカードと比べトークン生成がある分腐りにくく、単独でゲームエンド級の打点を供給できるのが持ち味。しかし英雄譚特有のタイムラグと、回避能力を与えられない点が合わさり評価を落とす。具体的にはIII章に向けて準備している間に対戦相手にブロッカー展開されると、チャンプブロックによりIII章の持ち味を活かしづらくなる。もちろん、III章までの間にクリーチャーを除去される恐れもある。

クリーチャー軸のデッキにおけるエンドカードとしての役割に期待するならば、踏み荒らし/Overrunカードの方が奇襲性・速効性の面でも、回避能力を付与できるという面でも優れている。このカードを活かすならば、サイズ倍化と相性が良いトランプル持ち大型クリーチャーと併用したい。そのほか、ガラクの蜂起/Garruk's Uprisingはトランプル付与で弱点を補えるうえ、I,II章で計2枚ドローできるので相性が良い。

リミテッドにおいて

構築ではピーキーさからあまり振るわない一方、リミテッドではトップクラスに強力なレアであり、戦場にクリーチャーが並びやすいフォーマットゆえにIII章の威力も期待しやすい。バウンスに弱いトークンとはいえ5/5のサイズは多くの除去に耐えるサイズであり、III章まで戦闘に参加しなければ骨性の吐息/Osseous Exhaleも受け付けない。タルキール:龍嵐録において、タフネスに依存しない全体除去神話レア生を産む死/Death Begets Lifeスペシャルゲスト破滅の根本原理/Ruinous Ultimatumのみであり、III章を目前に更地にされるということもまずない。

タルキール:龍嵐録緑青赤回避能力持ちの多い色の組み合わせではないが、トランプル持ちかつ墓地からトランプルを相続させられるドゥサンの勇者/Champion of Dusanコモンにおり、重ねてP/Tを倍加させつつブロッカーを排除できる龍爪撃/Dragonclaw Strikeアンコモンにあるのも嬉しい。マナ基盤が許すなら青赤白黒緑青でもタッチ運用したい。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

タルキール:龍嵐録英雄譚サイクル。各氏族/Clanを象徴し3色に各1枚存在する。稀少度レアで英雄譚としては初めてボーダーレス版のブースター・ファンが存在する。

[編集] 参考

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