貪食

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'''それが貪食した'''/''It devoured''は、「それが戦場に出るに際し、それの貪食能力の結果によって生け贄に捧げられた」を意味する。
 
'''それが貪食した'''/''It devoured''は、「それが戦場に出るに際し、それの貪食能力の結果によって生け贄に捧げられた」を意味する。
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'''<nowiki>[タイプ]</nowiki>の貪食'''/''Devour <nowiki>[Type]</nowiki>''は貪食の亜種である。[タイプ]の貪食は、「このパーマネントが戦場に出るに際し、その[[コントローラー]]は好きな数の[タイプ]の[[パーマネント]]を[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げ]]てもよい。そうした場合このパーマネントは、この方法で生け贄に捧げたクリーチャー1体につき、[[+1/+1カウンター]]がN個置かれた状態で戦場に出る。
  
 
==解説==
 
==解説==
 
戦場に出る際に望む数のクリーチャーを生け贄に捧げる([[食べる]])ことで、その生け贄1つにつき、貪食の値の+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出る能力である。パーマネントが貪食したクリーチャーの数を参照する[[能力]]も存在する。
 
戦場に出る際に望む数のクリーチャーを生け贄に捧げる([[食べる]])ことで、その生け贄1つにつき、貪食の値の+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出る能力である。パーマネントが貪食したクリーチャーの数を参照する[[能力]]も存在する。
  
弱肉強食の世界、[[ジャンド/Jund]]に割り振られた能力で、貪食を持つのは[[黒]][[赤]][[緑]]の組み合わせの[[カード]]のみである。
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[[アラーラの断片ブロック]]では弱肉強食の世界、[[ジャンド/Jund]]に割り振られた能力で、貪食を持つのは[[黒]][[赤]][[緑]]の組み合わせの[[カード]]のみである。
  
[[アラーラの断片ブロック]]のほか、[[プレインチェイス2012]]、[[統率者2015]]、[[モダンホライゾン]]、[[統率者2020]][[モダンホライゾン2]]で再登場し、新規カードが作られている。
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アラーラの断片ブロックのほか、[[プレインチェイス2012]]、[[統率者2015]]、[[モダンホライゾン]]、[[統率者2020]]で再登場し、新規カードが作られている。[[モダンホライゾン2]]では亜種として[[白]]に「[[アーティファクト]]の貪食」を持つ[[金属山羊/Caprichrome]]が登場した。
  
 
===ルール===
 
===ルール===
*もちろん、クリーチャーを1体も生け贄に捧げないことを選んでもよい。
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*もちろん、パーマネントを1つも生け贄に捧げないことを選んでもよい。
 
*貪食を持つパーマネントが戦場に出る方法に関係なく、貪食能力を適用することができる。それが[[手札]]から[[唱える|唱え]]られている必要はない。
 
*貪食を持つパーマネントが戦場に出る方法に関係なく、貪食能力を適用することができる。それが[[手札]]から[[唱える|唱え]]られている必要はない。
 
*貪食を持つパーマネントが[[呪文]]としてプレイされた場合、クリーチャーを貪食するかどうか選ぶのは戦場に出る際、すなわち、その呪文の解決中である。その段階に入ったら、もうその呪文を[[打ち消す]]ことはできない。
 
*貪食を持つパーマネントが[[呪文]]としてプレイされた場合、クリーチャーを貪食するかどうか選ぶのは戦場に出る際、すなわち、その呪文の解決中である。その段階に入ったら、もうその呪文を[[打ち消す]]ことはできない。
*貪食で生け贄に捧げることができるのは、すでに戦場に出ているクリーチャーのみである。貪食を持つパーマネント自身やそれと同時に戦場に出るクリーチャーを生け贄に捧げることはできない。
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*貪食で生け贄に捧げることができるのは、すでに戦場に出ているパーマネントのみである。貪食を持つパーマネント自身やそれと同時に戦場に出るパーマネントを生け贄に捧げることはできない。
*貪食を持つパーマネントが複数同時に戦場に出る場合、それぞれの貪食を適用することができるが、1つの貪食能力で生け贄に捧げたクリーチャーは、当然、他の貪食能力では生け贄には捧げられない。
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*貪食を持つパーマネントが複数同時に戦場に出る場合、それぞれの貪食を適用することができるが、1つの貪食能力で生け贄に捧げたパーマネントは、当然、他の貪食能力では生け贄には捧げられない。
*1つのパーマネントが複数の貪食を持っている場合、それぞれの貪食は個別に機能する。どの貪食能力でどのクリーチャーを生け贄に捧げるかを明確にする必要がある。
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*1つのパーマネントが複数の貪食を持っている場合、それぞれの貪食は個別に機能する。どの貪食能力でどのパーマネントを生け贄に捧げるかを明確にする必要がある。
  
 
===その他===
 
===その他===

2021年6月19日 (土) 21:53時点における版

貪食/Devour
種別 常在型能力
登場セット 多数
CR CR:702.82

貪食(どんしょく)/Devourは、アラーラの断片ブロックで初登場したキーワード能力。これを持つパーマネント戦場に出る際に機能する常在型能力置換効果)である。


Thunder-Thrash Elder / 雷団の古老 (2)(赤)
クリーチャー — ヴィーアシーノ(Viashino) 戦士(Warrior)

貪食3(これが戦場に出るに際し、あなたは望む数のクリーチャーを生け贄に捧げてもよい。このクリーチャーはその数の3倍に等しい+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出る。)

1/1


Thromok the Insatiable / 強欲なるスロモック (3)(赤)(緑)
伝説のクリーチャー — ヘリオン(Hellion)

貪食X、Xはこれにより貪食したクリーチャーの数に等しい(これが戦場に出るに際し、あなたは望む数のクリーチャーを生け贄に捧げてもよい。このクリーチャーは、それらのクリーチャー1体につきX個の+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出る。)

0/0

定義

貪食 N/Devour Nは、「このパーマネントが戦場に出るに際し、そのコントローラーは好きな数のクリーチャー生け贄に捧げてもよい。そうした場合このパーマネントは、この方法で生け贄に捧げたクリーチャー1体につき、+1/+1カウンターがN個置かれた状態で戦場に出る。

それが貪食した/It devouredは、「それが戦場に出るに際し、それの貪食能力の結果によって生け贄に捧げられた」を意味する。

[タイプ]の貪食/Devour [Type]は貪食の亜種である。[タイプ]の貪食は、「このパーマネントが戦場に出るに際し、そのコントローラーは好きな数の[タイプ]のパーマネント生け贄に捧げてもよい。そうした場合このパーマネントは、この方法で生け贄に捧げたクリーチャー1体につき、+1/+1カウンターがN個置かれた状態で戦場に出る。

解説

戦場に出る際に望む数のクリーチャーを生け贄に捧げる(食べる)ことで、その生け贄1つにつき、貪食の値の+1/+1カウンターが置かれた状態で戦場に出る能力である。パーマネントが貪食したクリーチャーの数を参照する能力も存在する。

アラーラの断片ブロックでは弱肉強食の世界、ジャンド/Jundに割り振られた能力で、貪食を持つのはの組み合わせのカードのみである。

アラーラの断片ブロックのほか、プレインチェイス2012統率者2015モダンホライゾン統率者2020で再登場し、新規カードが作られている。モダンホライゾン2では亜種としてに「アーティファクトの貪食」を持つ金属山羊/Caprichromeが登場した。

ルール

  • もちろん、パーマネントを1つも生け贄に捧げないことを選んでもよい。
  • 貪食を持つパーマネントが戦場に出る方法に関係なく、貪食能力を適用することができる。それが手札から唱えられている必要はない。
  • 貪食を持つパーマネントが呪文としてプレイされた場合、クリーチャーを貪食するかどうか選ぶのは戦場に出る際、すなわち、その呪文の解決中である。その段階に入ったら、もうその呪文を打ち消すことはできない。
  • 貪食で生け贄に捧げることができるのは、すでに戦場に出ているパーマネントのみである。貪食を持つパーマネント自身やそれと同時に戦場に出るパーマネントを生け贄に捧げることはできない。
  • 貪食を持つパーマネントが複数同時に戦場に出る場合、それぞれの貪食を適用することができるが、1つの貪食能力で生け贄に捧げたパーマネントは、当然、他の貪食能力では生け贄には捧げられない。
  • 1つのパーマネントが複数の貪食を持っている場合、それぞれの貪食は個別に機能する。どの貪食能力でどのパーマネントを生け贄に捧げるかを明確にする必要がある。

その他

参考

引用:総合ルール 20231117.0

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