巨大な鋤/Colossal Plow

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Colossal Plow / 巨大な鋤 (2)
アーティファクト — 機体(Vehicle)

巨大な鋤が攻撃するたび、(白)(白)(白)を加える。あなたは3点のライフを得る。ターン終了時まで、このマナはステップやフェイズの終了に際して無くならない。
搭乗6(あなたがコントロールしている望む数のクリーチャーを、パワーの合計が6以上になるように選んでタップする:ターン終了時まで、この機体(Vehicle)はアーティファクト・クリーチャーになる。)

6/3

攻撃すると地面を耕して白マナ3つとライフ3点の恵みをもたらす機体

2マナ6/3と驚きのマナレシオを誇るが、代わりに搭乗コストは6とカルドハイム時点で領事府の弩級艦/Consulate Dreadnoughtと一位タイ。機体のパワーと搭乗コストが等しいため一見利用するメリットに乏しいが、カルドハイムではデザイナーズ・コンボとしてタフネス6を搭乗に使える巨大雄牛/Giant Oxが同時収録されている。パワーとマナ加速は強力だがタフネスは並で戦闘で打ち取られやすいため、練達のスカルド/Master Skald回収して再び牛に牽かせて対戦相手を苦しめたい。

生み出されるマナに関しては這い回るやせ地/Crawling Barrensを採用しておくと無駄なく使い切る事ができる。(偶然にも「鋤が土地を育てる」という道具本来の使い方と合致する)。また、2ターン目にこれ⇒3ターン目に巨大雄牛やパワー6で搭乗させてから戦闘後に高貴なる行いの書/The Book of Exalted Deedsの流れも強力で、即座に天使を産みだせる。

ペナルティ能力がある代わりにマナレシオがよいクリーチャーと相性が良く、特に登場当時スタンダードで使えた死の飢えのタイタン、クロクサ/Kroxa, Titan of Death's Hungerは、たった2マナで、生け贄に捧げられる前に、対応してこれに搭乗することができた。マナカーブに沿って展開できる死の神、イーガン/Egon, God of Deathとも相性は良好。これらの組み合わせを用いて高速で巨大な鋤を動かすデッキ、マルドゥ鋤が少数ながら存在した[1]

ローテーション後、しばらくは相性の良いカードが少なかったが、神河:輝ける世界において多くの機体サポートが登場。乗り手の生まれ/Born to Drive駆動メカ/Mobilizer Mechメカ格納庫/Mech Hangarなどで多角的にクリーチャー化を支援できるようになり、その高パワーと展開加速力を機体デッキにおいて活用しやすくなった。機体デッキで使用する際には、得たマナを勢団の銀行破り/Reckoner Bankbusterドローに変えるのも有用だろう。

[編集] 脚注

  1. 今週のCool Deck:マルドゥ・プラウ[鋤](スタンダード) 岩SHOWの「デイリー・デッキ」 2021年2月26日 岩SHOW
  2. Twitter(David Humpherys)
  3. Twitter(Chris Mooney)

[編集] 参考

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