ゴブリン爆弾/Goblin Bomb

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出してから使うことができるようになるまで最低5[[ターン]]かかる気の長い[[エンチャント]]。しかも5ターン後に使える確率は3%程度である。そのうえ[[コイン投げ]]に負けたら[[カウンター (目印)|カウンター]]が減ってしまうし、[[破壊]]されたら終わってしまうので、[[起動]]できただけで奇跡に近い。[[クラークの親指/Krark's Thumb]]や[[Giant Fan]]をフル投入すればなんとか起動までこぎつける事ができるかも知れないが、そうすると[[デッキ]]の大半をこの[[カード]]の為に費やすことになるので、妨害に弱くなってしまう。
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なんと2[[マナ]]でありながらマナ不要の[[起動型能力]][[起動]]すると20点というとんでもない[[ダメージ]]を与えられる[[エンチャント]]。しかし起動にはこの上に乗っている[[導火線カウンター]]を5個取り除くことが条件であり、その導火線カウンターを増やす方法は[[コイン投げ]]、という不安定極まりない[[カード]]
  
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単独では出してから使うことができるようになるまで最低5[[ターン]]かかるという気の長いエンチャント。そのうえコイン投げに負けたら[[カウンター (目印)|カウンター]]が減ってしまうので、運よく5ターン後に使える確率は3%程度である。カウンターの増減を繰り返している間に[[ゲーム]]そのものが終わってしまう可能性の方が圧倒的に高く、起動できただけで奇跡に近い。[[クラークの親指/Krark's Thumb]]や導火線カウンターを増やせるカードをフル投入すればなんとか起動までこぎつける事ができるかもしれないが、そうすると[[デッキ]]の大半をこのカードの為に費やすことになるので、エンチャント[[破壊]]や[[打ち消す|打ち消し]]などの妨害に弱くなってしまう。
  
このカードを真に使いこなそうと思ったら6枚[[コンボ]]とかになりそうである。それでも夢を見る人は、挑戦してみてもいいかもしれない。
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また20点ダメージは通常のゲームでは確かにそのまま勝負を決める程の威力なのだが、直接[[勝利]]したり[[敗北]]させたりするような[[効果]]ではなく、あくまでただのダメージなので、[[もみ消し/Stifle]]はおろか、[[赤の防御円/Circle of Protection: Red]]や[[虹色の断片/Prismatic Strands]]などにすら封殺されてしまう。またこれのために追加の[[火力]]すら入れられないよう構成になっているとたった1点の[[ライフ]][[回復]]の前に[[投了]]する事になりかねない。[[名誉の道行き/Honorable Passage]]や[[経路変更/Reroute]]等で対応されたら逆に自分が即死である。
  
*[[プレイヤー]]に固定ダメージを与える効果としては全てのカード中でも跳び抜けて1位である。次点は銀枠を含めると[[Letter Bomb]]の19{1/2}点。黒枠限定ならば10点で、数種類存在する。
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このカードを真に使いこなそうと思ったら6枚[[コンボ]]とかになりそうである。とはいえ[[Timmy, Johnny, and Spike|ジョニー]]の心を揺さぶるようなロマン溢れるカードであることは間違いないので、夢を見る人は挑戦してみてもいいかもしれない。
*[[倍増の季節/Doubling Season]]を(できれば複数枚)用意できれば、乗せる個数だけが倍になるため、起動できる可能性はかなり高まる。3つ用意できればコイン投げに1回勝つだけで5個(以上)溜まるので即勝利である。
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*[[時計回し/Clockspinning]]を使えば、1度[[コイン投げ]]に勝てば後は[[マナ]]を支払うだけで[[導火線カウンター]]を乗せていける。それでも13[[マナ]]かかってしまうが。
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*[[プレイヤー]]に固定ダメージを与える効果としては全てのカード中でも跳び抜けて1位である。次点は[[銀枠]]を含めると[[Letter Bomb]]の19{1/2}点。[[黒枠]]限定ならば10点で、数種類存在する。
*[[逆説のもや/Paradox Haze]]を付けてがんばってみよう。
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*コイン投げの勝率を増やすことに関してはほぼクラークの親指に頼るしかないが、導火線カウンターを増やすようなカードは[[倍増の季節/Doubling Season]][[時計回し/Clockspinning]][[増殖]]など黒枠でもそれなりに存在する。これらを併用すれば何とかなる…かもしれない。
*[[ミラディンの傷跡]]で[[増殖]]が出たのはこのカードにとって追い風…なのかもしれない…
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**どうしてもコイン投げの勝利によるカウンターだけで起動したい人は[[逆説のもや/Paradox Haze]]を付けて頑張ろう。
  
 
==関連カード==
 
==関連カード==

2015年1月10日 (土) 00:07時点における版


Goblin Bomb / ゴブリン爆弾 (1)(赤)
エンチャント

あなたのアップキープの開始時に、あなたはコインを1枚投げてもよい。あなたがコイン投げに勝ったなら、ゴブリン爆弾の上に導火線(fuse)カウンターを1個置く。あなたがコイン投げに負けたなら、ゴブリン爆弾から導火線カウンターを1個取り除く。
ゴブリン爆弾から導火線カウンターを5個取り除く,ゴブリン爆弾を生け贄に捧げる:プレイヤー1人かプレインズウォーカー1体を対象とする。これはそれに20点のダメージを与える。


なんと2マナでありながらマナ不要の起動型能力起動すると20点というとんでもないダメージを与えられるエンチャント。しかし起動にはこの上に乗っている導火線カウンターを5個取り除くことが条件であり、その導火線カウンターを増やす方法はコイン投げ、という不安定極まりないカード

単独では出してから使うことができるようになるまで最低5ターンかかるという気の長いエンチャント。そのうえコイン投げに負けたらカウンターが減ってしまうので、運よく5ターン後に使える確率は3%程度である。カウンターの増減を繰り返している間にゲームそのものが終わってしまう可能性の方が圧倒的に高く、起動できただけで奇跡に近い。クラークの親指/Krark's Thumbや導火線カウンターを増やせるカードをフル投入すればなんとか起動までこぎつける事ができるかもしれないが、そうするとデッキの大半をこのカードの為に費やすことになるので、エンチャント破壊打ち消しなどの妨害に弱くなってしまう。

また20点ダメージは通常のゲームでは確かにそのまま勝負を決める程の威力なのだが、直接勝利したり敗北させたりするような効果ではなく、あくまでただのダメージなので、もみ消し/Stifleはおろか、赤の防御円/Circle of Protection: Red虹色の断片/Prismatic Strandsなどにすら封殺されてしまう。またこれのために追加の火力すら入れられないよう構成になっているとたった1点のライフ回復の前に投了する事になりかねない。名誉の道行き/Honorable Passage経路変更/Reroute等で対応されたら逆に自分が即死である。

このカードを真に使いこなそうと思ったら6枚コンボとかになりそうである。とはいえジョニーの心を揺さぶるようなロマン溢れるカードであることは間違いないので、夢を見る人は挑戦してみてもいいかもしれない。

  • プレイヤーに固定ダメージを与える効果としては全てのカード中でも跳び抜けて1位である。次点は銀枠を含めるとLetter Bombの19{1/2}点。黒枠限定ならば10点で、数種類存在する。
  • コイン投げの勝率を増やすことに関してはほぼクラークの親指に頼るしかないが、導火線カウンターを増やすようなカードは倍増の季節/Doubling Season時計回し/Clockspinning増殖など黒枠でもそれなりに存在する。これらを併用すれば何とかなる…かもしれない。
    • どうしてもコイン投げの勝利によるカウンターだけで起動したい人は逆説のもや/Paradox Hazeを付けて頑張ろう。

関連カード

参考

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