エズーリの捕食/Ezuri's Predation

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対戦相手のクリーチャーに対しての4点[[全体火力]]のようなものであり、さらに相手のクリーチャーの[[パワー]]が3以下ならばトークンを残すこともできる。大きな[[ボード・アドバンテージ]]に繋がる可能性を持つが、その分[[マナ・コスト]]は[[トリプルシンボル]]で8[[マナ]]とかなり[[重い]]。[[緑]]は[[マナ加速]]を得意としているとは言え、どうしても[[唱える]]のが遅くなることは意識しておく必要がある。
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タフネス4以下の相手クリーチャーを軒並み咎めつつ、さらに相手のクリーチャーの[[パワー]]が3以下ならばトークンを残すこともできる。大きな[[ボード・アドバンテージ]]に繋がる可能性を持つが、その分[[マナ・コスト]]は[[トリプルシンボル]]で8[[マナ]]とかなり[[重い]]。[[緑]]は[[マナ加速]]を得意としているとは言え、どうしても[[唱える]]のが遅くなることは意識しておく必要がある。
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*[[2021年]]6月の[[オラクル]]変更で[[トークン]]の[[タイプ]]に[[ファイレクシアン]]が追加された。
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*格闘という緑らしい手段を経由するものの、実際上の挙動としては4点[[全体火力]]に近い。[[色の協議会]]で緑を担当する[[Megan Smith]]はのちにこのカードを「緑のカードではない<ref>[https://twitter.com/PhaedaMTG/status/1632433668252909568 Twitter]([[2023年]]3月6日)</ref>」「[[黒赤緑]]がふさわしい<ref>[https://twitter.com/PhaedaMTG/status/1632437787772461057 Twitter](2023年3月6日)</ref>」と評している。
  
 
==ルール==
 
==ルール==
*クリーチャー・トークンを戦場に出してから格闘を行うまでが一連の[[効果]]であり、その間に[[プレイヤー]]が[[優先権]]を得ることはない。
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*クリーチャー・トークンを生成してから格闘を行うまでが一連の[[効果]]であり、その間に[[プレイヤー]]が[[優先権]]を得ることはない。
**トークンが戦場に出ることによって何らかの[[誘発型能力]]が[[誘発]]したとしても、それが[[スタック]]に置かれるのはエズーリの捕食の[[解決]]後である。
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**トークンが[[戦場に出る]]ことによって何らかの[[誘発型能力]]が[[誘発]]したとしても、それが[[スタック]]に置かれるのはエズーリの捕食の[[解決]]後である。
 
*格闘はすべて同時に行われる。
 
*格闘はすべて同時に行われる。
*[[倍増の季節/Doubling Season]]などによって、対戦相手が[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]しているクリーチャーの数よりも戦場に出したトークンの数の方が多くなる状況が起こりうる。その場合、過剰なトークンはどのクリーチャーとも格闘を行わない。
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*生成されたトークンのどれが、対戦相手が[[コントロール]]しているクリーチャーのどれと格闘するかは、あなたが決める。
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**[[倍増の季節/Doubling Season]]などによって、対戦相手がコントロールしているクリーチャーの数よりも生成したトークンの数の方が多くなる状況が起こりうる。その場合、過剰なトークンはどのクリーチャーとも格闘を行わない。
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**[[標本集め/Gather Specimens]]などでトークンが対戦相手のコントロール下で戦場に出た場合でも、格闘するペアはあなたが決める。トークン同士や自分自身で格闘を行わせることもでき、その場合は対戦相手のクリーチャーで過剰な分は格闘を行わない。
  
 
==参考==
 
==参考==
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<references />
 
*[[トリプルシンボルカード]]
 
*[[トリプルシンボルカード]]
 
*[[エズーリ/Ezuri]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[エズーリ/Ezuri]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[カード個別評価:統率者2015]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:統率者2015]] - [[レア]]
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*[[カード個別評価:統率者マスターズ]] - [[レア]]

2024年1月29日 (月) 14:46時点における最新版


Ezuri's Predation / エズーリの捕食 (5)(緑)(緑)(緑)
ソーサリー

あなたの対戦相手がコントロールするクリーチャー1体につき、緑の4/4のファイレクシアン(Phyrexian)・ビースト(Beast)・クリーチャー・トークン1体を生成する。それらの各トークンはそれぞれ、対戦相手のコントロールするクリーチャーのうち別々のものと格闘を行う。


4/4のビーストトークン生成して対戦相手の各クリーチャー格闘させる呪文

タフネス4以下の相手クリーチャーを軒並み咎めつつ、さらに相手のクリーチャーのパワーが3以下ならばトークンを残すこともできる。大きなボード・アドバンテージに繋がる可能性を持つが、その分マナ・コストトリプルシンボルで8マナとかなり重いマナ加速を得意としているとは言え、どうしても唱えるのが遅くなることは意識しておく必要がある。

  • 格闘という緑らしい手段を経由するものの、実際上の挙動としては4点全体火力に近い。色の協議会で緑を担当するMegan Smithはのちにこのカードを「緑のカードではない[1]」「黒赤緑がふさわしい[2]」と評している。

[編集] ルール

  • クリーチャー・トークンを生成してから格闘を行うまでが一連の効果であり、その間にプレイヤー優先権を得ることはない。
  • 格闘はすべて同時に行われる。
  • 生成されたトークンのどれが、対戦相手がコントロールしているクリーチャーのどれと格闘するかは、あなたが決める。
    • 倍増の季節/Doubling Seasonなどによって、対戦相手がコントロールしているクリーチャーの数よりも生成したトークンの数の方が多くなる状況が起こりうる。その場合、過剰なトークンはどのクリーチャーとも格闘を行わない。
    • 標本集め/Gather Specimensなどでトークンが対戦相手のコントロール下で戦場に出た場合でも、格闘するペアはあなたが決める。トークン同士や自分自身で格闘を行わせることもでき、その場合は対戦相手のクリーチャーで過剰な分は格闘を行わない。

[編集] 参考

  1. Twitter(2023年3月6日)
  2. Twitter(2023年3月6日)
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