燭台の大魔術師/Magus of the Candelabra

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Magus of the Candelabra / 燭台の大魔術師 (緑)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)

(X),(T):土地X個を対象とし、それをアンタップする。

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大魔術師Candelabra of Tawnos

土地を起こして様々な事ができる。自身も1マナ1/2のクリーチャーであり、その上メリット能力付きでコスト・パフォーマンスも悪くない。

登場時のスタンダードでも、隣接するラヴニカ・ブロックショックランドがあるので、デュアルランドのあった本家の時代と同様に色マナの調節ができる。また、2マナ以上を生み出せる土地だとマナが増える。スタンダードだとバウンスランド魔力の篭手/Gauntlet of Power等が相方候補か。

そのほか、土地が持つタップ能力を1ターン内に複数回起動することもできるが、大量のマナが必要になる。アカデミーの廃墟/Academy Ruinsのような、複数枚出すことができない伝説の土地との相性は良いだろう。

  • 大魔術師はクリーチャーになったデメリットが取りざたされやすいが、このカードに関しては緑の太陽の頂点/Green Sun's Zenithをはじめとした緑特有の様々なクリーチャー限定サーチに対応するのでデメリットとも言い切れない。実際モダン12postが使用できた時期には、緑の太陽の頂点によるサーチを前提に1~2枚挿しされていた。
  • 解き放たれた繁栄/Unbound Flourishingとの相性は抜群。自身の能力が単純に倍になる上、生み出した大量のマナの使い道にX呪文をあてがえばさらに倍。単純計算でX呪文に使用できるマナが4倍になる。

[編集] フレイバー・テキスト

和訳製品版フレイバー・テキストは2つの問題を抱えている。

そこらの魔道士がウルザの名前に噛み付く一方で、その弟子の仕事には賞賛を送っていると知ったら、彼は何を思うのかしら。
テフェリーからジョイラへ

第一の問題は「the nature mages」を「そこらの魔導士」と訳している不自然さ。このカード自体がウィザードであり、Candelabra of Tawnosの変形版であることから、「the nature mages」はごく普通に「自然の魔導士」と捉えて読むとメカニズムとフレイバーが以下のように無理なくピタリと収まる。すなわち「自然の魔導士(緑のウィザード)がウルザ/Urzaの名前に噛み付く一方で、その弟子(タウノス/Tawnos)の仕事(Candelabra)には賞賛を送っていると知ったら、彼は何を思うのだろうか。」となる。

第二の問題は登場人物の口調。「テフェリーからジョイラへ」なのに「~何を思うのかしら。」と翻訳されており、誤訳の可能性がある。男性が語尾に「かしら」と付けること自体は間違いではないがやや古風であり、他のフレイバー・テキストでのテフェリーの発言とも合致しない。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

時のらせん大魔術師サイクル。過去の強力なアーティファクトと同じ効果能力マナ総量を持つ。括弧内は元になったカード

[編集] 参考

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