刃の翼ヴェリックス/Verix Bladewing
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伝説のクリーチャー — ドラゴン(Dragon)
キッカー(3)(あなたはこの呪文を唱えるに際し、追加で(3)を支払ってもよい。)
飛行
刃の翼ヴェリックスが戦場に出たとき、これがキッカーされていた場合、《刃の翼カロックス/Karox Bladewing》という名前で飛行を持つ赤の4/4の伝説のドラゴン(Dragon)・クリーチャー・トークンを1体生成する。
キッカーで若き群れのドラゴン/Broodmate Dragonのように自身と同性能のトークンを生成する伝説のドラゴン。
キッカーした際の性能は7マナ8/8飛行相当と強力。若き群れのドラゴンと比べると、1マナ重い代わりに単色になった形なのでコスト・パフォーマンスとしては妥当か。ただし本体・トークン共に伝説になっている上にキッカーしないとトークンが出ないため、コピーや明滅などでトークンを増殖させるといった挙動は出来なくなっている。それでもキッカーすれば単体除去ではアドバンテージを失わず、またドラゴンであるため栄光をもたらすもの/Glorybringerに焼かれず、伝説であるため喪心/Cast Downが効かないなど少々の除去耐性は備えている。
ただ何といってもこちらの長所は、中盤に4マナで唱えることも、終盤に7マナで唱えることも出来るという柔軟性にある。キッカーなしでも赤としては4マナ4/4飛行は優れたマナレシオと言えるため、単体でもそれなりに脅威となる。とはいえ伝説であることを加味すれば少々物足りない性能であるため、キッカーするほどマナが伸びる構成でなければ真価は発揮できない。
リミテッドにおいてはキッカーの有無に関わらず優れたマナレシオを誇る初手級のエンドカード。もちろんキッカーできれば圧倒的。構築においては、アグロよりミッドレンジ以降の速度域に寄った性能であるため、特に再燃するフェニックス/Rekindling Phoenixが最大のライバル。キッカーなしだとタフネスが1高いことの他にはやや分が悪いので、やはりキッカーできることを前提とした構築にしたい。その場合、単純な打点に加えて軽量火力2枚やヴラスカの侮辱/Vraska's Contemptなどでは対処し辛い点で勝る。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
- 黎明をもたらす者ライラ/Lyra Dawnbringer
- 練達の魔術師、ナル・メハ/Naru Meha, Master Wizard
- 悪魔王ベルゼンロック/Demonlord Belzenlok
- 刃の翼ヴェリックス/Verix Bladewing
- ヤヴィマヤの化身、ムルタニ/Multani, Yavimaya's Avatar
[編集] ストーリー
ヴェリックス/Verix(雌)とカロックス/Karox(雄)は、ロリックス/Rorixの血を引く刃の翼/Bladewingの血族を率いるドラゴンの夫婦。タロックス/Taroxの両親でもある。