ROP
提供:MTG Wiki
ROP(Replenish Opalescence Pandemonium)は、テンペスト・ブロック~ウルザ・ブロック期に存在した補充デッキの元祖であるコンボデッキ。デッキ名は、キーカードの補充/Replenish・オパール色の輝き/Opalescence・伏魔殿/Pandemoniumそれぞれの頭文字から。
Opalescence / オパール色の輝き (2)(白)(白)
エンチャント
エンチャント
他のすべてのオーラ(Aura)でないエンチャントは、それの他のタイプに加えて、基本のパワーとタフネスがそれぞれそのマナ総量に等しいクリーチャーである。
Pandemonium / 伏魔殿 (3)(赤)
エンチャント
エンチャント
クリーチャーが1体戦場に出るたび、そのクリーチャーのコントローラーが選んだクリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは「このクリーチャーは、それに自身のパワーに等しい点数のダメージを与える」ことを選んでもよい。
- 直観/Intuition、調律/Attunement、大あわての捜索/Frantic Searchを用いてライブラリーから大量のエンチャントを墓地に落とす。
- オパール色の輝きと伏魔殿を含む充分な量のエンチャントが墓地にたまったら、補充でそれらを戦場に戻す(オパール色の輝きと伏魔殿はあらかじめ素出ししておいてもよい)。
- オパール色の輝きでクリーチャー化したエンチャントによって、伏魔殿で致死量のダメージを与える。
このデッキの抱える問題点として、コンボ構成要素が多すぎるということが挙げられる。ダメージ量がエンチャントのマナ総量を参照することになる都合上、勝利するための20ダメージを確保するためには伏魔殿を含めて最低5枚は"補充"しないとならず、2~3種のコンボパーツを揃えれば完成できる他のコンボデッキに比べると手間がかかってしまう。またこの事情から、デッキにそれだけ多くのエンチャントを入れる必要があり、その分妨害・防御用のカードを入れるスペースがないという問題点もあった。
これらの事情により、コンボパーツであると同時に妨害もできるエンチャントに恵まれたパララクス補充、構成要素の少ないパンデバーストほどは流行らず、メタゲームの主流とまではいかなかった。
サンプルレシピ
- 備考
- ヨーロッパ選手権99 ベスト8
- 使用者:Holger Meinecke
- フォーマット
メインデッキ (60) | サイドボード | ||
---|---|---|---|
クリーチャー (0) | 3 | スランの鋳造所/Thran Foundry | |
呪文 (37) | 4 | 防御の光網/Defense Grid | |
4 | プロパガンダ/Propaganda | 3 | エネルギー・フィールド/Energy Field |
4 | 調律/Attunement | 3 | 解呪/Disenchant |
4 | 伏魔殿/Pandemonium | 1 | 冬眠/Hibernation |
4 | オパール色の輝き/Opalescence | 1 | 魔力消沈/Power Sink |
4 | 補充/Replenish | ||
3 | 神秘の教示者/Mystical Tutor | ||
4 | 対抗呪文/Counterspell | ||
4 | 直観/Intuition | ||
4 | 大あわての捜索/Frantic Search | ||
2 | 魔力消沈/Power Sink | ||
土地 (23) | |||
8 | 島/Island | ||
4 | 真鍮の都/City of Brass | ||
4 | アダーカー荒原/Adarkar Wastes | ||
2 | サラカスの低地/Thalakos Lowlands | ||
1 | 古えの墳墓/Ancient Tomb | ||
4 | 裏切り者の都/City of Traitors |