悪運尽きた征服者、トバイアス/Tobias, Doomed Conqueror
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伝説のクリーチャー — 人間(Human) 兵士(Soldier)
瞬速
悪運尽きた征服者、トバイアスが死亡したとき、あなたがコントロールしていてトークンでなくこのターンに死亡したクリーチャー1体につき1体の、黒の2/2のゾンビ(Zombie)・クリーチャー・トークンを生成する。
トバイアス・アンドリオン/Tobias Andrionのリメイク。ストーリーでの彼の死に様を再現したトークン生成の能力を持つ。
死亡誘発で、そのターンに死亡したトークンでないあなたのクリーチャーの数だけゾンビ・クリーチャー・トークンを生成できる。これ自身もカウントしてくれるので最低1体。瞬速を持つため、全体除去に対応して唱えることでクリーチャーを(トークンを除けば)減らさずに凌ぐことが可能。ブロッカーとして死亡しても問題無いので、ビートダウンデッキへも一定の耐性を得られる点もありがたい。
ゾンビのタイプ的デッキに採用するとロード的存在などの恩恵を共有、盤面のリカバリー性能も上昇。最もゾンビの多い黒とは固有色が噛み合わないが、青は黒に次いでゾンビの数が多く、統率者戦の100枚で構成されたデッキも組める程度には存在。不満があるならリッチの女王、ヴァリーナ/Varina, Lich Queenやアーボーグの暴君、ネビニラル/Nevinyrral, Urborg Tyrantなどを統率者にして、こちらは前述した全体除去やビートダウンへの対策として採用すればよい。タイプ的シナジーを絡める場合、戦力としては青や黒にも集中させておき、白には全体強化の役割を担わせるとデッキ全体のバランスを崩さずに組めるだろう。
本人を統率者に指定しておくと、統率者は公開情報であるため、前述した全体除去、ビートダウンへの奇襲性能は失われる。逆に言えばそれらに対する牽制として機能するので、マナを浮かせるプレイングを併用することで、本来ウィニー系のデッキが苦手とする全体除去に強い耐性を得ることが可能。
- 全体的な骨格や役割は鉤爪の統率者/Caller of the Clawに良く似ている。こちらには先置きできるという長所はあるが、自身が死亡する必要がある点やマナ・コストの重さを鑑みると総合的には一歩劣る印象。デッキカラーが許すなら鉤爪の統率者を優先させたい。
関連カード
- トバイアス・アンドリオン/Tobias Andrion
- 悪運尽きた征服者、トバイアス/Tobias, Doomed Conqueror
サイクル
団結のドミナリア統率者デッキの、「語り継がれる伝説/Legends Retold」のサイクル。レジェンドの伝説のクリーチャーのリメイクカードで、いずれも友好色2色か弧3色の多色。ドラゴン使い、シヴィトリ/Sivitri, Dragon Masterのみプレインズウォーカー、他は伝説のクリーチャー。
- 武具師、アーイシャ・タナカ/Ayesha Tanaka, Armorer
- 傭兵、ジェディット・オジャネン/Jedit Ojanen, Mercenary
- 夢語り、ラスプーチン/Rasputin, the Oneiromancer
- 悪運尽きた征服者、トバイアス/Tobias, Doomed Conqueror
- 略奪者、ラミレス・ディピエトロ/Ramirez DePietro, Pillager
- 暗殺卿、ラムセス/Ramses, Assassin Lord
- ドラゴン使い、シヴィトリ/Sivitri, Dragon Master
- 包囲の悪魔、オルカ/Orca, Siege Demon
- カー砦の首領、ロフガフフ/Rohgahh, Kher Keep Overlord
- 若かりしトー・ウォーキ/Tor Wauki the Younger
- 七のジャスミン・ボリアル/Jasmine Boreal of the Seven
- オハビ・カレリア/Ohabi Caleria
- ベナリアの建国者、トルステン/Torsten, Founder of Benalia
白青が1枚多く緑白青が存在しないため色配分が不均衡に見えるが、固有色で見れば傭兵、ジェディット・オジャネン/Jedit Ojanen, Mercenaryは緑白青なので均等になる。
ストーリー
詳細はトバイアス・アンドリオン/Tobias Andrion (ストーリー)を参照。