ミシュラの戦争機械/Mishra's War Machine
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Mishra's War Machine / ミシュラの戦争機械 (7)
アーティファクト クリーチャー — 巨大戦車(Juggernaut)
アーティファクト クリーチャー — 巨大戦車(Juggernaut)
バンド
あなたのアップキープの開始時に、あなたがカードを1枚捨てないかぎり、ミシュラの戦争機械はあなたに3点のダメージを与える。ミシュラの戦争機械がこれによりあなたにダメージを与えた場合、それをタップする。
アップキープ・コストとして手札1枚を要求する、バンド持ち大型アーティファクト・クリーチャー。
除去されにくいバンド持ちは敵に回すとやっかいなことが多く、その意味でタフネス5+バンドのこれも、そこそこ悪くない。ダメージによる除去には強いと言える。
だが、重い。マナ・コストはまだしも、毎ターンの手札消費は痛すぎる。バンド自体がどちらかというと遅い持久戦向きの能力なので、継続的なコストを要求されるのはその強みを帳消しにしてしまうことになる。その意味でこのアップキープ・コストは、能力とかみあっていなくて使いづらい。
- 第5版では「弱過ぎる。収録する枠が足りない」という理由で収録されなかった[1]。
- どうしても使いたい場合はゴブリンの太守スクイー/Squee, Goblin Nabobなどでコストを帳消しにするか、毎ターンダメージを3点軽減する手段を用意したい。
- マスティコア/Masticoreは、このカードから着想を得て誕生した[2][3]。マスティコア/Masticore#開発秘話も参照。
オラクルの変遷
アンティキティー初出時のルール・テキストは「タップし、あなたに3点のダメージを与える」と常に連続して実行するようになっていた。リバイズド・エディションでもこれを踏襲していた。
第4版でダメージを与えた場合にのみタップするような記述に変更された。しかし、1995年6月に当時NetRepのTom Wylieによって「ダメージを軽減すればタップ状態にならないように読めるが、ダメージの結果にかかわらずタップする」という裁定が出されていた。
1998年7月頃のオラクル更新で先述の裁定に合わせて、リバイズド以前の挙動に変更されていたが、2012年7月のオラクル更新で、第4版の挙動に戻された。
- 初出時はクリーチャー・タイプがなかったが、2007年9月サブタイプ変更で巨大戦車が追加された。
ストーリー
兄弟戦争/Brothers' Warでミシュラ/Mishraが利用した戦争機械のカード化(イラスト)。
脚注
- ↑ Taming the Flames(Duelist誌17号の記事)
- ↑ Card of the Day - 14 January, 2004 - Wayback Machine(2008年1月8日アーカイブ分)Daily MTG
- ↑ 上記の非公式訳 - Wayback Machine(2023年3月7日アーカイブ分)