神聖の発動/Invoke the Divine
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ライフを得る効果付きの解呪/Disenchantの亜種。
マナ・コストこそやや重めだが、解呪+聖なる蜜/Sacred Nectarと言ったところで、コスト・パフォーマンスはなかなかのもの。後述する通り複数のカードの上位互換となっており、地味ながらも高性能な一枚。
ドミナリア登場時のスタンダードでは、例によってサイドボード向けカード。アーティファクト/エンチャント対策とライフ回復を兼ねるため、キランの真意号/Heart of Kiranやベナリア史/History of Benaliaを併用してくるアグロデッキなどに対しては有力なサイドボードとなる。アグロ相手以外でも腐り辛い俗物の放棄/Forsake the Worldlyがサイドボードの枠を争う競合相手となる。ローテーション後はジェスカイ・コントロールを始めとする緑を含まない白絡みのデッキでサイドボードに採用されることがある。
リミテッドでも、基本的にはサイドボード要員。ただし、ドミナリアを用いたリミテッドではメインデッキからの採用も十分有効。新メカニズムの英雄譚をはじめ、歴史的を参照するカード群の存在からアーティファクトの採用率も高く、馬上槍/Jousting Lanceやセラからの翼/On Serra's Wingsといったアンコモン以下の強力な装備品やオーラも多数存在していることから、役に立つ機会が特に多い環境なのがその理由。白をやるなら確保しておきたいコモン。
- 真面目な捧げ物/Solemn Offeringや稼働停止/Decommission、解消の光/Ray of Dissolutionの上位互換。
- 緑版と言える自然な最期/Natural Endが存在するが、そちらよりも回復量が1点多い。
ストーリー
ドミナリア版のフレイバー・テキストには、セラ/Serraの万物の歌/Song of Allの詩の一節が記されている。休止/Cessationの段階で第918篇が綴られ、2006年の公式回答[1]では全1000篇とされていたが、このカードで1000を超えてしまっている。これはドミナリアでの設定拡張によるものである(詳細は万物の歌/Song of All参照)。
「そなたを害する一切を退けよ。重荷を闇に投げ捨て、誠実な人々のために光の家を築け。」― 「万物の歌」、詩編一〇〇八
脚注
- ↑ Ask Wizards - November 29, 2006 (Feature 2006年11月1日)