消し去りの才覚/Banishing Knack
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クリーチャーに分散/Disperse相当のバウンス能力を付加するインスタント。これ自体が条件付きのバウンス呪文とも言える。
単純にバウンス呪文として見ると、1マナとしては戻せる対象が広いものの、召喚酔いしていないクリーチャーが必要という制限が厄介。
しかし、クリーチャーをアンタップする手段さえあれば2つ以上のパーマネントをバウンスすることができる。シャドウムーアには、ピリ=パラ/Pili-Palaやバレントンの衛生兵/Barrenton Medicなどの自力でアンタップできるクリーチャーが多いので是非狙いたい。いずれもコモンなのでリミテッドで成立しやすく、決まれば盤面をかなり有利に運べる強力なコンボ。
- 親和エルフに採用されることもある。真髄の針/Pithing Needle やエーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonistといった厄介なパーマネントへの対処と、エルフの幻想家/Elvish Visionaryやヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shamanといった187クリーチャーの使い回しとで汎用性が高いからである。
- その場合、能力を付与する先はイラクサの歩哨/Nettle Sentinelがベスト。
- 虚空の杯/Chalice of the Voidが使える環境では、サイドボーディングの際にそれを割れる呪文やクリーチャーと交換される。
- 神々の軍勢で同型再版の撤回のらせん/Retraction Helixが登場した。