憤怒焚きの巨人/Furystoke Giant
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クリーチャー — 巨人(Giant) 戦士(Warrior)
憤怒焚きの巨人が戦場に出たとき、ターン終了時まであなたがコントロールする他のクリーチャーは「(T):クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。このクリーチャーは、それに2点のダメージを与える。」を得る。
頑強(このクリーチャーが死亡したとき、その上に-1/-1カウンターが置かれていなかった場合、それを-1/-1カウンターが1個置かれた状態でオーナーのコントロール下で戦場に戻す。)
WHISPERのルール文章は最新のオラクルに未対応です。「クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする」は「1つを対象とする」に読み替えてください。
ETBで1ターンのみ、自身のコントロールする他のクリーチャーにティム能力を与えるクリーチャー。
与えられるダメージが2点というのはかなり大きい。他にクリーチャーが3体いれば6点ダメージを生産できるため、5マナ火力として十分な威力を達成しやすい。ローウィン・ブロックにはトークンを生産するカードが豊富に存在するので、それらを組み合わせるとよいだろう。黒赤トークンではエンドカードとして採用されている。
頑強を持つため、生け贄に捧げる手段があればティム能力の付与を2ターン連続で行うことができる。大いなるガルガドン/Greater Gargadonやナントゥーコの鞘虫/Nantuko Huskなどで生け贄に捧げるとよい。
- 茨森の模範/Bramblewood Paragonをコントロールしていれば、倒されても頑強の-1/-1カウンターが+1/+1カウンターと相殺するため、何らかの生け贄手段があればお手軽無限コンボ。コンボパーツが戦士で揃うため、戦士デッキで何かできるかもしれない。
関連カード
サイクル
シャドウムーアの、レアの頑強とETB能力を持つクリーチャーのサイクル。
- 黄昏の番人/Twilight Shepherd
- 川のケルピー/River Kelpie
- くぐつ師の徒党/Puppeteer Clique
- 憤怒焚きの巨人/Furystoke Giant
- 森滅ぼしの最長老/Woodfall Primus
色の役割上、青と赤は基本的に頑強などのクリーチャーを墓地から復活させる能力を扱わない色だが、「レアのサイクルの統一感を保つために色の役割を崩すこともある」という好例として、公式コラムでこのサイクルが取り上げられている(Eight Trials: Color Pie in the Courtroom, Part 1)。
- ただし、青と赤が頑強を扱うことについてはこのサイクルのみの特例というわけではなく、続くイーブンタイドにて、青にはエレンドラ谷の大魔導師/Glen Elendra Archmageが、赤には雷叫び/Thunderblustが追加されている。