硫黄の渦/Sulfuric Vortex
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Sulfuric Vortex / 硫黄の渦 (1)(赤)(赤)
エンチャント
エンチャント
各プレイヤーのアップキープの開始時に、硫黄の渦はそのプレイヤーに2点のダメージを与える。
プレイヤーがライフを得る場合、そのプレイヤーは代わりに1点のライフも得ない。
絶望の荒野よりも各ターンに減らすライフ量が大きいため、普通に使っても効果が大きいが、主にコントロールデッキ対策として使われることが多い。
賛美されし天使/Exalted Angelや貪欲なるベイロス/Ravenous Balothによる大量のライフ回復を阻止するため、ゴブリンデッキがよく使っていた。
卓絶/Transcendenceとのコンボは有名。逆にこのカードの対策のために卓絶をサイドに入れるデッキも多く存在した。
- 2つ目の能力はライフを得ることに対する置換効果であり、絶望の荒野とは若干機能が異なる。
- 例えば、硫黄の渦が戦場に出ていても極悪な死/Nefarious Lichによってドローに置換することを選択できるが、絶望の荒野が出ている場合はできない。また、硫黄の渦が戦場に出ていても激励/Invigorateの代替コストを支払えるが、絶望の荒野が出ている場合は支払えない。
- 絶望の荒野と違いライフロスではないため、崇拝/Worship対策にはならない。
- 一見するとライフ回復対策としてサイドボードから投入されそうなカードではあるが、ダメージは出したターンの次の対戦相手のアップキープから入るため、ダメージ効率は「3マナ、パワー2、速攻とアンブロッカブル持ちのクリーチャー」と同等であり、ライフ回復を考慮せずともメインから投入できるくらい強力。無論自分にもダメージは入るわけではあるが、バーンや速攻型のビートダウンならばさほど大きなデメリットではない。
- 相手に赤の防御円/Circle of Protection: Redを出されると通常以上に悶絶する。