ケルドの後継者、ラーダ/Radha, Heir to Keld
提供:MTG Wiki
Radha, Heir to Keld / ケルドの後継者、ラーダ (赤)(緑)
伝説のクリーチャー — エルフ(Elf) 戦士(Warrior)
伝説のクリーチャー — エルフ(Elf) 戦士(Warrior)
ケルドの後継者、ラーダが攻撃するたび、(赤)(赤)を加えてもよい。
(T):(緑)を加える。
緑のマナ・ソースであり、攻撃後にのみ赤の2マナを加速できる能力を持つクリーチャー。
伝説のクリーチャーなので一見1〜2枚程度しか採用できないように思えるが、除去の優秀な現環境でこのサイズのクリーチャーが残り続けることはまずないので、意外と3〜4枚の採用も可能。むしろマナ加速としての働きを期待するなら、フル投入してしまったほうがいいだろう。そういった意味では、かつてのラノワールの使者ロフェロス/Rofellos, Llanowar Emissaryを彷彿とさせる部分がある。
緑マナの加速としてはもっと安定した手段があるし、戦闘中のみでの赤マナ加速は使い道が大きく限られるため、どのデッキにも居場所はないと思われていたが、最近では彼女を主軸に据えたグルール・ビートが存在する。2つの赤マナを、
- 巻物の大魔術師/Magus of the Scrollやグルールのギルド魔道士/Gruul Guildmageの能力起動
- 黒焦げ/Charや岩石樹の祈り/Stonewood Invocationのプレイ
- 硫黄の精霊/Sulfur Elementalの召喚
- 3ターン目に裏向きで出した憤怒の天使アクローマ/Akroma, Angel of Furyを4ターン目に表にする
などに使うことができるので、かなりのスピードで相手にダメージを与えることができるためだ。また、それら自体が環境にマッチしている高性能なカードである点も追い風である。デッキの主軸とならずとも、単純なマナ加速としてビッグ・マナなどで使われている。
- 赤マナを出す能力はマナ能力ではない。
- 基本セット2010発売に伴うルール変更で、使い勝手が大きく変わったカード。生み出したマナは攻撃クリーチャー指定ステップの終了時に空になるため、コンバット・トリック用のマナとして使うことは難しくなった。