鼓舞する呼び声/Inspiring Call

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緑にたまにある、クリーチャーと関連したドロー呪文。同時にクリーチャーに破壊不能を与える効果も持つが、どちらも+1/+1カウンターが乗せられているクリーチャーのみを参照する。

+1/+1カウンターを置くカードを多用するビートダウンデッキならば息切れ防止兼クリーチャー保護として採用できる。リミテッドでも大変異持ちなど、+1/+1カウンターを置けるカードを多く取っていればドロー付のコンバット・トリックとして使える。

タルキール龍紀伝登場時のスタンダードでは硬化した鱗のサイドボードに採用されることがある。

ファウンデーションズで再録。こちらのリミテッドでは白緑に+1/+1カウンターのアーキタイプが割り当てられており、マナフラッド受けが少ないぶんドローソースの価値も高いのだが、補填つきとはいえ対象を自由に選べず3マナと重いあたりクリーチャーを守るのは難しく、総合的な取り回しでは神聖なる反発/Divine Resilienceに劣る。緑のクリーチャーの質が低めなカードプールなので長期戦向けのカードとしてファッティを採用しづらく、吉兆の一角獣/Good-Fortune Unicorn‎や樹上の罠紡ぎ/Treetop Snarespinnerと噛み合えばゲーム終盤で大量ドローも望めなくないが、適当なクリーチャーや無難なコンバット・トリックより優先してこのカードを採用するかは疑問の余地が大きいところ。

• これが解決される際にカウンターが置かれているクリーチャーのみが破壊不能を得る。解決後に新たにカウンターを置いても破壊不能を得る事はないし、逆にカウンターが取り除かれても破壊不能を失う事はない。
• 日本語版のカード名には鼓舞という単語が使われているが、キーワード処理の鼓舞を行うカードではない。
  • 「鼓舞を行う」は+1/+1カウンターを置く効果なので、+1/+1カウンターを参照するこのカードとの相性は良い。
• カラデシュでこれのドロー効果をETBに持つ鎧作りの審判者/Armorcraft Judgeが登場した。

[編集] 参考

• カード個別評価：タルキール龍紀伝 - アンコモン
• カード個別評価：ファウンデーションズ - アンコモン
• カード個別評価：Jumpstart - アンコモン
• カード個別評価：アイコニックマスターズ - アンコモン
• カード個別評価：Jumpstart: Historic Horizons - アンコモン