熟慮/Think Twice

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Think Twice / 熟慮 (1)(青)
インスタント

カードを1枚引く。
フラッシュバック(2)(青)(あなたはあなたの墓地にあるこのカードを、そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する。)


フラッシュバックを備えたシンプルなインスタントドロー呪文。単に唱えるだけではやや重いデッキ圧縮にとどまるが、フラッシュバック込みで1枚のハンド・アドバンテージを獲得できる。

登場時点では2枚引くインスタントの相場は4マナ霊感/Inspiration基準で設定されており、これが5マナの分割払いになったと思えば悪くない性能。対戦相手終了ステップなどに細かくマナを払うことでフルタップの隙を抑えられる点はパーミッション戦略向きであり、マナスクリュー時にも土地を探しに行ける点も融通が利く。

墓地から唱えた際にアドバンテージを得る仕様上手札破壊ライブラリー破壊で墓地に落ちてもアドバンテージ源として機能し、むしろ素引きしたものを2マナで唱える手間が省けるぶんテンポを稼げているともとれる。マナ・コストとフラッシュバック・コストが共に軽めで、かつ使うタイミングをあまり問わない効果であるため、「呪文を唱える」こと自体に関連する能力とも相性がよい。このように単なる手札補充手段にとどまらず細かいシナジーに恵まれている点も大きな特徴と言える。

過去のスタンダードでは様々な系デッキで採用された。ファウンデーションズでの再録時は速足の学び/Quick Study推理/Deduceといったコスト・パフォーマンスの高いカードの後塵を拝するが、墓地利用デッキでコツコツアドバンテージを取れるのは独自の強みであり、カードパワーが向上する中でも一応の差別化がなされている。

イニストラードリミテッドでは軽量インスタントとして狼男変身を制御するのに便利。ファウンデーションズのリミテッドでは博学の魔術師/Erudite Wizardのようなセカンドドローが小テーマとして存在するので、小分けでドローできる利点が増している。

パウパーでもコモンでは貴重なアドバンテージ源として青系のコントロールデッキで採用されていた。

[編集] 参考

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