溌剌とした探検家、おたから/Loot, Exuberant Explorer
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伝説のクリーチャー — ビースト(Beast) 貴族(Noble)
あなたの各ターンに、追加の土地1つをプレイしてもよい。
(4)(緑)(緑),(T):あなたのライブラリーの一番上にあるカード6枚を見る。「その中から、マナ総量があなたがコントロールしている土地の数以下であるクリーチャー・カード1枚を公開し、戦場に出す。」を選んでもよい。残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
土地のプレイ権を増やす伝説のビースト・貴族。起動型能力でマナ総量が土地の数以下のクリーチャー・カードをライブラリーから戦場に出すことも出来る。
クリーチャーとしての性能は緑というのを抜きにしても貧弱なので、能力を前提に採用することになる。土地のプレイ権は増えても土地を手札に引き込んだりドローを増やす訳では無いので、通常のデッキではこれが出る頃にはせいぜい1・2回マナ加速に繋がる程度だろう。起動型能力を有効活用するにも土地は必要なので、ドローやサーチと併用して可能な限りプレイの権利を余らせないように組んでおきたい。この手のカードの常として、未来予知/Future Sight系のカードと組むとライブラリーの一番上をリフレッシュ出来るようになるのでかなり扱いやすくなる。登場時のスタンダードの範囲では密室の温室の事件/Case of the Locked Hothouseと災厄の占い師、グラルブ/Glarb, Calamity's Augurは色が噛み合う(後者は多色カードだが)ので組み合わせやすい。墓地から土地をプレイできるようにする収納室/Walk-In Closetなどと寓話の小道/Fabled Passageの組み合わせも効果的だが、ライブラリーの基本土地が早々に底を突かないような構築を求められる。
起動型能力も強力ながら起動コストが6マナと重いのが難点。濾過形式なので捲れたカードによってはテンポ面では損をする可能性もあるが、こちらについてはインスタント・タイミングで起動出来ることも含めると気になる程のディスアドバンテージとはなりづらい。基本的にはミッドレンジ以上の大型クリーチャーを一定数採用しつつ、前述の通り土地のプレイ権の増加を無駄にしない工夫を合わせられるデッキに投入しておくことになるだろう。最も相性が良いのは大量のファッティを自然と投入できるランプ系のデッキ。
リミテッドでは土地を補充する手段を自由に採用できないので、起動型能力の方を目当てにピックすることになる。繰り返し起動できる盤面を整えれば、クリーチャーが軸となるフォーマットの都合も相まって強烈なので、出来るだけ長期戦を想定したピックに寄せておきたい。とりあえず序盤の攻勢程度なら凌げるタフネスも時には役に立つ。
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ストーリー
おたから/Lootはサンダー・ジャンクション/Thunder Junctionに眠っていた謎の生き物。
詳細はおたから/Lootを参照。