荊景学院の戦闘魔道士/Thornscape Battlemage
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Thornscape Battlemage / 荊景学院の戦闘魔道士 (2)(緑)
クリーチャー — エルフ(Elf) ウィザード(Wizard)
クリーチャー — エルフ(Elf) ウィザード(Wizard)
キッカー(赤)/(白)(あなたがこの呪文を唱えるに際し、あなたは追加の(赤)か(白)またはその両方を支払ってもよい。)
荊景学院の戦闘魔道士が戦場に出たとき、それが(赤)でキッカーされていたなら、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。荊景学院の戦闘魔道士はそれに2点のダメージを与える。
荊景学院の戦闘魔道士が戦場に出たとき、それが(白)でキッカーされていたなら、アーティファクト1つを対象とし、それを破壊する。
WHISPERのルール文章は最新のオラクルに未対応です。「クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする」は「1つを対象とする」に読み替えてください。
緑の戦闘魔道士。キッカーはショック/Shock相当の火力とアーティファクト除去。
どちらのキッカー・コストも軽いため、このサイクルの中では人気が高い。と言っても、使われるのは赤のキッカーだけのことが多かった。白のキッカーは、初登場時ならせいぜいキマイラ像/Chimeric Idolかサーボの網/Tsabo's Webを破壊する機会があればラッキー、という程度。
プロテクション(赤)のクリーチャーも焼けるのも利点の1つ。インベイジョン・ブロック構築においては、ソリューションのクリーチャーに対して絶大な力を発揮した。
- 時のらせんでタイムシフトカードとしてサイクル唯一の再録。これに際してエルフのクリーチャー・タイプを獲得。タイプ的シナジーやクリーチャー・タイプへの対策カードの影響を受けやすくなっている。また、周辺環境で暴れているヴェクの聖騎士/Paladin en-Vecやサルタリーの僧侶/Soltari Priestを除去できる点も魅力。
- 時のらせんブロック構築の初期によく使われた1枚である。当時、コントロールデッキの中心は硫黄破/Sulfurous Blastを擁する青赤コントロールであった。当然赤の除去に強いサルタリーの僧侶が多く使われることになる。サルタリーの僧侶を除去でき、かつ環境を支える重要なマナ・アーティファクトである虹色のレンズ/Prismatic Lensの対策も兼ねるこのカードは、両者の能力を使うにはマナ基盤に不安が残るものの、大変理にかなった選択であった。土地破壊ベースの赤緑コントロールにタッチ白という形で使われた。
関連カード
サイクル
プレーンシフトの戦闘魔道士サイクル。友好色のダブル・キッカーを持つ。
- 陽景学院の戦闘魔道士/Sunscape Battlemage
- 嵐景学院の戦闘魔道士/Stormscape Battlemage
- 夜景学院の戦闘魔道士/Nightscape Battlemage
- 雷景学院の戦闘魔道士/Thunderscape Battlemage
- 荊景学院の戦闘魔道士/Thornscape Battlemage
また、次元の混乱で対抗色版のアナの戦闘魔道士/Ana Battlemageが登場した。モダンホライゾン3でも荒景学院の戦闘魔道士/Wastescape Battlemageが登場した。
参考
- Behind the Canvas: Matt Cavotta(Internet Archive)(2002年3月27日 Toby Wachter著)
- カード個別評価:時のらせんタイムシフト
- カード個別評価:プレーンシフト - アンコモン
- カード個別評価:モダンマスターズ2017 - アンコモン