Thunder Spirit
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2024年6月14日 (金) 22:59時点におけるAerugo aeruginosa (トーク | 投稿記録)による版
飛行と先制攻撃を持ったクリーチャー。非常に基本的なキーワード能力のみのいわゆるフレンチ・バニラだが、ふたつを同時に持っているためコスト・パフォーマンスは高い。
現代基準で見てもなかなかの性能であり、まして全般にクリーチャーの性能が控えめで3マナで2/2バニラすら珍しくないレジェンド当時においては折り紙付きのカードパワーだった。同エキスパンションのMoatを越えられるのも大きい。
少々色拘束は厳しいものの、白が濃いデッキで使えば欠点にはならない。当時の白ウィニーで活躍した。
- シンプルな性能の良カードであるが、再録禁止カードであるため、再録や同型再版ができない。そのため若干の変更を加えたリメイク版や調整版ともとれる亜種が多く存在する。
- 再録禁止カードリストの効力がないMagic OnlineのMasters Editionでは再録された。その際にエレメンタルのクリーチャー・タイプを取得している。
- 20年後のモダンホライゾン3でついに上位互換となる白蘭の幻影/White Orchid Phantomが登場した。こちらは1マナ軽くなったうえ基本でない土地対策も備えている。
[編集] 関連カード
- 空のスピリット/Sky Spirit - (1)(白)(青)の多色カードだが同じ性能。(テンペスト)
- 空狩人の散兵/Skyhunter Skirmisher - 先制攻撃が二段攻撃になったがP/Tが1/1に縮んだ。(フィフス・ドーン)
- 雷のトーテム像/Thunder Totem - 再録禁止カードに変化するトーテム像。後にThunder Spiritがエレメンタルになったため、性能に若干ズレが生じている。(時のらせん)
- らせん樹の滑空獣/Helica Glider - シングルシンボルだが飛行と先制攻撃の片方しか選べない。キーワード・カウンターを用いる仕様。(イコリア:巨獣の棲処)
[編集] 上位種・下位種
飛行と先制攻撃を持つ白のフレンチ・バニラ。
- イーカンドゥー・グリフィン/Ekundu Griffin - シングルシンボル4マナ2/2。(ミラージュ)
- カミソリ足のグリフィン/Razorfoot Griffin - イーカンドゥー・グリフィンの同型再版。(インベイジョン)
- 突撃ペガサス/Pegasus Charger - シングルシンボル3マナ2/1。(ウルザズ・サーガ)
- 声無き霊魂/Voiceless Spirit - 突撃ペガサスの同型再版。(イニストラード)
- 天罰の天使/Angel of Retribution - 7マナ5/5。(トーメント)
- 空狩人の巡回兵/Skyhunter Patrol - ダブルシンボル4マナ2/3。(ミラディン)
- 雲の十字軍/Cloud Crusader - 空狩人の巡回兵の同型再版。(基本セット2011)
- チドリの騎士/Plover Knights - ダブルシンボル5マナ3/3。(ローウィン)
- ホブゴブリンの竜騎兵/Hobgoblin Dragoon - 赤白の混成カード。3マナ1/2。(イーブンタイド)
- 流浪のグリフィン/Peregrine Griffin - 5マナ2/4。(基本セット2012)
- 銀爪のグリフィン/Silverclaw Griffin - ダブルシンボル5マナ3/2。(闇の隆盛)
- 尖塔のロック鳥/Steeple Roc - 5マナ3/1。(ドラゴンの迷路)
- 戦場の猛禽/Battlefield Raptor - 1マナ1/2。(カルドハイム)