龍王コラガン/Dragonlord Kolaghan
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伝説のクリーチャー — エルダー(Elder) ドラゴン(Dragon)
飛行、速攻
あなたがコントロールする他のクリーチャーは速攻を持つ。
対戦相手が、自分の墓地にあるいずれかのカードと同じ名前を持つ、クリーチャー呪文かプレインズウォーカー呪文を1つ唱えるたび、そのプレイヤーは10点のライフを失う。
黒赤の龍王/Dragonlord(伝説のエルダー・ドラゴン)。自軍全体に速攻を付与する能力に加え、対戦相手がクリーチャー呪文やプレインズウォーカー呪文を唱えることを牽制する能力を持つ。
6マナ6/5飛行・速攻という前のめりなクリーチャー。さらに熱情/Fervorを内蔵しているのだが、6マナの速攻付与は流石に重く、有って困る能力ではないが頼りにするのは難しい。大量リアニメイトとの相性は良いため、コンボデッキなら出番は有るか。
誘発型能力は相手にプレッシャーをかける事が出来るのだが、1枚目の登場は許してしまうし、1枚挿しのカードに対しては何の抑止にもならない。呪文全般を封じるわけではないため除去耐性にもならず、見た目以上に何も効果を発揮しない場面が多い。
基本性能自体は高いのだが、いかんせん能力が心もとなく、スタンダード環境ではほとんど姿を見せずにその生涯を閉じた。そもそものカードパワーに加え、龍王アタルカ/Dragonlord Atarkaや世界を壊すもの/World Breakerなどが跳梁する環境も向かい風だった。反面、レガシーやヴィンテージでは炎の血族の盲信者/Flame-Kin Zealotと同様、他クリーチャーへの速攻付与目当てにドレッジで採用されることがある。炎の血族の盲信者に比べ、+1/+1修整がなく、このカード自体が除去されると速攻も消えてしまう点で劣るが、速攻がもみ消されない、このカードの後に出たクリーチャーにも速攻が付与される、このカード自体の基本性能が高い、また黒のクリーチャーなのでイチョリッド/Ichoridの餌になるといったところで有利で、一長一短といえる。
パイオニアやレガシーのジャイルーダ・コンボでは、大量に並べたクリーチャーに速攻を付与する手段として採用された。
- 6マナ6/5飛行・速攻という点から、刃の翼ロリックス/Rorix Bladewingと対比されることがある。色拘束自体は薄くなり2つの能力まで得たが、それだけでは現代では厳しかった。
[編集] ルール
- クリーチャー呪文かプレインズウォーカー呪文を唱えた際にしか誘発しない。それ以外のカード・タイプには誘発しないし、唱える以外の方法でクリーチャーなどを戦場に出した際にも誘発しない。
- 墓地に同名のカードがあるかどうかは、誘発時にしかチェックされず、解決時にチェックされることはない。
- 対戦相手が探査を持つクリーチャー呪文を唱えるに際して、墓地にある同名のカードをコストとしてすべて追放した場合、龍王コラガンの能力は誘発しない。この能力が誘発するよりも、コストの支払いのほうが先である。
[編集] 関連カード
- 嵐の憤怒、コラガン/Kolaghan, the Storm's Fury
- 龍王コラガン/Dragonlord Kolaghan
[編集] サイクル
タルキール龍紀伝の龍王/Dragonlordのサイクル。各氏族/Clanに1枚ずつ存在する伝説のエルダー・ドラゴン。
- 龍王オジュタイ/Dragonlord Ojutai
- 龍王シルムガル/Dragonlord Silumgar
- 龍王コラガン/Dragonlord Kolaghan
- 龍王アタルカ/Dragonlord Atarka
- 龍王ドロモカ/Dragonlord Dromoka
[編集] ストーリー
コラガン氏族/The Kolaghan clanの龍王/Dragonlord。
詳細はコラガン/Kolaghanを参照。