モックス・アンバー/Mox Amber

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Mox Amber / モックス・アンバー (0)
伝説のアーティファクト

(T):あなたがコントロールしている伝説のクリーチャーとプレインズウォーカーの中の好きな色1色のマナ1点を加える。


オパールのモックス/Mox Opal以来となるMox戦場にいる伝説のクリーチャープレインズウォーカーを参照してマナを出す。

モックス・ダイアモンド/Mox Diamond金属モックス/Chrome Moxのように戦場に出す際に制限があるわけでなく、オパールのモックスのようにマナ能力起動に制限があるわけでもない。しかし事前に有色の伝説のクリーチャーやプレインズウォーカーを出しておく必要があるため、実質的な制限はこれらの比ではない。最序盤のマナ加速にはほぼ使えず、多色デッキでの色事故軽減にもなりにくいため、過去のMoxが持っていた強みがほぼ失われている。

制限の性質はオパールのモックスに近いが、アーティファクトと異なり0マナで条件を満たせるカードは極めて限られており(後述)、より厳しい。またオパールのモックス同様これ自体も伝説であり、デッキへの複数枚投入も難しくなっている。

とはいえ、中盤以降であればマナ加速は可能。伝説のクリーチャーやプレインズウォーカーを展開したターンに+1マナの動きができるようになるため、それを有効活用する構築ができれば採用の可能性も考えられるか。ドミナリアに伝説のクリーチャーが多いのは追い風。

参入時のスタンダードでは青単ストームで採用された。逆説的な結果/Paradoxical Outcomeのための0マナのパーマネントであれば何でもよく、初期型では色マナがまったく出ない構成になっていた。その後、練達飛行機械職人、サイ/Sai, Master Thopteristがデッキに加わったが、同様にマナ能力はほとんどアテにされなかった。

ローテーション後、灯争大戦で大量の軽量プレインズウォーカーが参入するとようやくマナ能力が生かしやすくなり、アゾリウス・フレンズのマナ加速として活用された。時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Ravelerのバウンスを使ってさらなる加速、手札でダブった場合は謎めいた指導者、カズミナ/Kasmina, Enigmatic Mentorで別のカードに交換と、無駄なく活用できる構成になっている。

基本セット2020参入後は、ケシス・コンボコンボパーツにもなった。

パイオニアでもかつてはケシス・コンボのコンボパーツとして使用されていた。同デッキが禁止改訂で消滅した後は、ローナ・コンボのコンボパーツとなっている。

[編集] ルール

  • これのマナ能力では、自分がコントロールしている伝説のクリーチャーやプレインズウォーカーののうち、選んだ色のマナ1点を加える。それらの色1色につきその色のマナそれぞれ1点を加えるわけではない。
  • 自分が伝説のクリーチャーやプレインズウォーカーをコントロールしていない場合もこれのマナ能力を起動することはできるが、それによりマナを加えることはない。
  • 自分がコントロールしている伝説のクリーチャーやプレインズウォーカーがすべて無色であるなら、これのマナ能力を起動することはできるが、それによりマナを加えることはない。無色は色ではない。
  • 参照するのは「伝説のクリーチャー」と「伝説のプレインズウォーカー」である。灯の分身/Spark Doubleなどによって伝説でないプレインズウォーカーのみをコントロールしている場合、モックス・アンバーはマナを加えない。

[編集] 参考

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