パワーがN以上
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パワーが4以上かどうかは、マジックにおいてしばしば参照される。
解説
古くは1996年のアライアンス初出の復仇/Reprisalのような除去に端を発する「パワー4以上のクリーチャー対策」が、主に白という色の役割として収録されていたのが始まり。
メリット能力としては2000年のインベイジョンではカヴーの巣/Kavu Lairが、2007年の未来予知では血まなこの練習生/Bloodshot Traineeが参照するなど非常に少ない事例であった。
しかし翌2008年のアラーラの断片にて、ナヤ/Naya(赤緑白)のテーマとして「パワーが5以上」を参照するカード群を収録。2014年のタルキール覇王譚ではティムール境/The Temur Frontier(緑青赤)のテーマとして「パワーが4以上」を参照する獰猛という能力語が登場した。これに倣って、獰猛という語が文章欄に書かれていなくとも「獰猛に相当する条件」などと言うことがある。
以後、メカニズムとして扱わずとも不屈の神ロナス/Rhonas the Indomitableのようにそういったカードが1枚のみ収録されるケースもあれば、ラヴニカの献身のように小テーマとして扱うセットもある。
リミテッドの各2色の組み合わせにアーキタイプを想定する「アーキタイプ・ドラフト」を開発部も意識したデザイン体制になってからは、上記のナヤにもティムールにも共通して含まれる赤緑がアーキタイプやサブテーマとしてたびたび使用している。以下、括弧内は該当する指針アンコモン。
- 灯争大戦
- テーロス還魂記(繋がれた者の番人/Warden of the Chained)
- 基本セット2021(枝葉族の報復者/Leafkin Avenger)
- エルドレインの森(勇敢な追跡者、ルビー/Ruby, Daring Tracker)
ほかにもキーワード能力としては搭乗4、犠牲4も、パワー4以上のクリーチャーを要求していると言えるだろう。
参考
- 「パワーが4以上」でテキスト検索
- 復仇/Reprisal#関連カード(パワーがN以上のクリーチャーを除去するカードの一覧)
- パワー