森林の墓地/Woodland Cemetery
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Woodland Cemetery / 森林の墓地
土地
土地
森林の墓地は、あなたが沼(Swamp)か森(Forest)をコントロールしていないかぎり、タップ状態で戦場に出る。
(T):(黒)か(緑)を加える。
対抗色版チェックランドの黒緑。沼か森をコントロールしていないとタップインする。
対抗色の色マナを出せる基本でない土地は初登場時には貴重だった。2色デッキでは数少ない2色のマナ源であると同時に、必然的に土地のほとんどが基本土地になるため高い確率でアンタップインできる。緑は土地のサーチに長ける色であるためなおさらアンタップ状態で出しやすく、使いやすい2色土地である。
基本セットの友好色チェックランド、直前のファストランドに続いて、優秀な2色土地として安定した活躍を見せる。また直後のラヴニカへの回帰ブロックで再録されたショックランドとは極めて相性がよく、スタンダードにしては異例なほどに充実したマナ基盤を形成できる。エクステンデッドやモダンでも実績がある優秀な土地。
黒緑は直前のミラディンの傷跡ブロックではファイレクシア/Phyrexia陣営の色であり、感染デッキを組む場合には軸となる。またモダンではジャンドコントロールがメタゲーム上に存在しており、まさにその一員として活躍している。
- トーメントに沼をコントロールしていると黒マナと他の色マナが出せる汚れた土地サイクルがあったが、その中でも汚れた森/Tainted Woodがこのカードに似ている。
関連カード
サイクル
イニストラード初出の対抗色チェックランドサイクル。対応する基本土地タイプを持った土地をコントロールしていないとタップインになる。
- 孤立した礼拝堂/Isolated Chapel(白黒)
- 硫黄の滝/Sulfur Falls(青赤)
- 森林の墓地/Woodland Cemetery(黒緑)
- 断崖の避難所/Clifftop Retreat(赤白)
- 内陸の湾港/Hinterland Harbor(緑青)
基本セット2010初出の友好色チェックランドサイクル。対応する基本土地タイプを持った土地をコントロールしていないとタップインになる。
- 氷河の城砦/Glacial Fortress(白青)
- 水没した地下墓地/Drowned Catacomb(青黒)
- 竜髑髏の山頂/Dragonskull Summit(黒赤)
- 根縛りの岩山/Rootbound Crag(赤緑)
- 陽花弁の木立ち/Sunpetal Grove(緑白)
ストーリー
- イニストラード
- イニストラード/Innistradのどこかにある、生い茂る木々に飲み込まれつつある墓地(イラスト)。墓石や霊廟は蔓に絡みつかれ、地面へと引きずり倒されている[1]。
農夫は木々を切り、死者を埋葬する。死者は目覚め農夫を殺す。木々は死者を絡め取り成長する。
- ドミナリア
- かつては「カリゴの森/Caligo Forest」と呼ばれていたカリゴの沼地/Caligo Morassの墓地(イラスト)。約200年前にこの地で暮らしていたヴェス/Vess家の末裔、ジョス・ヴェス/Josu Vessとリリアナ/Lilianaの亡骸はそこにはない。
「結局、若きジョスの死体は見つからなかった。人殺しの妹もだ。」― 「ヴェス家の没落」
脚注
- ↑ Postcards from Innistrad: The Nonbasics/イニストラードからの絵葉書 基本でない土地編(Savor the Flavor 2011年9月21日 Doug Beyer著)